ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
2014年1月の業務報告
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    新年になったのかと思えば、あっという間に1月が終わってしまいました。小学生の頃の6年間なんて永遠に続くんじゃないかと思っていたのに、最近は1年が一瞬で過ぎて行くので驚いています。人生の体感速度というものがあるとすれば、どんどん加速していくもののようです。

    さて、新年の記念すべき1月には何があったでしょうか。何やら訃報が多かったような印象があります。そこそこ有名な方の訃報を今からネットで検索するのは手間がかかるし面倒だから具体的には書かないけれど、とにかく、有名人の訃報が多かった月だなあと。

    あと、個人的な話だけど、10年以上続けてきたピンちゃんの赤貧日記で、こんなに長い間赤貧日記を更新しなかったことはなかった。ご心配をかけたかたには、申し訳ありませんでしたと言うしかありません。

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    今月のトータルPV(ページヴュー)は、23359。上でも書いた通り、10日以上音無しの構えを続けていたら(自分としては少し思うところもあったけど)、かなりPVが減りました。まあ、これくらいが数年前から読んでいてくれてる人なのかなと思えば、ピンちゃん如きにはもったいないのかもしれません。

    さて、1月の赤貧日記の人気エントリトップ5はといえば、

    1.あけおめ、ことよろ!in 2014
    2.羆嵐 吉村昭著
    3.12月の旅人
    4.汗を拭いて明日を想う
    5.戦士の休息

    1.は当然でしょうね。何しろ清く正しい元日エントリですし。2.は、ピンちゃんとしては工夫して書いた半分書評みたいな文章です。読みに来てくれる人が意外に多くて嬉しいです。3.は、コメント欄で反省したしました。大したことを書いてないせいだからだと思うけど、普段は大してコメントないのに(涙)。4.は、何故今更こんな昔のエントリがと不審に思っています。ピンちゃんには分からない何かがあるんでしょうかね。5.が最も謎です。最近映画のことを書くことが多いから、映画好きな人が検索して読んだりしてくれてるのかしら?

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    1月の最終日に言うのも変だけど、みなさま、今後ともピンちゃんの赤貧日記をご贔屓に願います。大して面白いことはかけませんが。
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    寒い季節の自我像
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      午前5時55分起床。局地的に猛吹雪。

      うむ、記念すべき2014年第1回目の寝坊である。本来は午前6時に今日の相棒のS井さんを迎えに行く予定だったのだ。っていうか、そのS井さんからの電話で起こされる始末。一人現場だったら何時まで爆睡していたか分からんかった。危ない危ない。

      20分遅れでS井さんを拾いいざ鎌倉へ。いや違った、いざ現場へである。現場は室蘭某所で、この時期なら2時間はかかる。ピンちゃんの寝坊のおかげで微妙な感じである。なので、是が非でも間に合わす必要がある。

      ここで、ピンちゃん必殺の雪道ドライビングテクニックの出番である。と言いたいところだけど、路面が凶悪なつるつる状態になっていて、下手にスピードを出せば事故りかねない感じである。事故るくらいなら遅れる方がいいので、慎重かつ出せるスピードぎりぎりで車を走らせるピンちゃんなのである。

      で、なんとかぎりぎり現場に着いたらば、既に業者さんが作業を始めていた。大慌てでS井さんと片交を始めたのだけど、生粋の道産子であるピンちゃんが泣きたくなるくらいの吹雪。視界は50メートルないし。真冬の仕事用にがっちり防寒服を着込んでいたのだけど、もうね、顔が凍りつきそうで痛かった。

      吹雪は限定的かつ小一時間で収まったのだけど、それにしても凄かったな。S井さんなんて自分で気づかずに鼻水垂らしながら仕事をしていた。50歳のおばさんだけど、彼女も一応は女性なので、さすがに気の毒で指摘できなかったな。

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      帰宅してからの行動に最近は少しだけ変化があった。いつもはすぐに車庫へ車を入れ、荷物を持って部屋に入るという何の変哲もないものだったのだけど、まずは車を路上駐車して荷物を部屋に運び込んでから車庫入れする。

      何故かというと、夏場なら車を出すときに車庫のシャッターを開け、そのまま出動するのだけど、この時期にシャッターを開けたままにしておくと水道管が凍る可能性がある。なので、いちいち閉めてから仕事に行くのである。ということは、論理的帰結として、帰宅したときシャッターは閉まっているのである。

      この状況で最短で晩酌を始められる手順を考え、少し行動が変わったという訳である。さすがピンちゃん、頭いいなあ。で、実際にどうしているかというと、まずは路上駐車して荷物を部屋に運び(地元スーパーで買い物をするから、結構多いのだ)、ついでにお風呂にお湯を溜める(今日は無事にガスが使えた。後述)。

      その後、車を車庫に入れ適当にこまごまやっているとお風呂が準備完了になるのである。

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      ところで、昨夜ガスが使えずお風呂に入れなかった問題の原因が分かった。仕事中にガス屋さんから連絡があったのである。昨夜、ガスが使えないけどどうなってるんじゃボケ、という意味のことを、もっと丁寧な言葉で留守録に入れておいたのだ。

      「もしもし」
      「あの、〇〇ガスです」
      「はい、どうも」
      「あのですね、調べてみたら、長時間ガスを使いすぎて自動的に止まっていたようです」
      「はあ、そうですか。あの、もう使えるんですよね」
      「はい、使える筈です」
      「ありがとうございます」

      このやりとりで、ピンちゃんの鋭い頭脳がフル回転し、すぐに事態を全て把握してしまった。我ながらさすがである。しかーし、みなさんがまだ事の原因に思い至らないのはしょうがない。なぜなら、ピンちゃんだけが犯人しか知りえないある事実を知っているから、ことの事情を解明できたのである。

      ──時間は昨日の朝まで遡る。プチ寝坊をしてしまったピンちゃんは大急ぎで起きだし、まずはトイレに行ったのだけど、その時、トイレの真正面にある浴室のドアが開いていた。そして、浴槽には水があふれ蛇口からは水が流れ続けていた。。。orz

      急いでいたし飲みすぎで頭がもうろうとしていたから、深くは考えてなかったんだけど、これが原因だったのである。つまりつまり、一昨日の晩、酩酊していたピンちゃんは何故かは分からないけどお風呂に入ろうとし(仕事から戻ってすぐに入っていたのに!)、しかし酔いつぶれ、そのまま朝までお湯を流し続けたのである。

      そして、正式名は知らないけど、マイコン制御のガス使用量検知ボックスみたいなのが長時間ガスを使いすぎているからと強制的にガス供給を停止してしまったのだ。わはは、分かってみれば簡単な話だったなあ。いや、ほんと、何事もなくてよかったよ。

      後は、首を洗って来月のガス料金と水道料金の請求書を待つだけです。。。orz

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      ところで、今日は地上波でやっていた『プレデターズ』鑑賞。
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      煙突の煙が美しいから冬はやってくる
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        午前8時起床。あまり寒くなかった。少し雨。

        プチ寝坊でござる。昨晩飲みすぎたからなあ。まあ、コンビニ弁当を買って現場へ行くなら全然問題ないのだけど、ピンちゃんは1月に本格的に社会復帰してから、1日も欠かさずお手製弁当を持参しているのだ。

        一義的には食費の節約ってことだけど、よく考えてみるとお弁当だけでは大した節約にはならない。話を単純化するためお弁当のことだけを考えると、例えばピンちゃんは398円のコンビニ弁当を買うことが多い。一方で、自分で作る場合の材料費はどれくらいか。その差額が節約した金額になるはずだ。

        これはお弁当のおかずによって日により金額が違ってくる。だいたい、卵焼き、ウインナー、ミートボールみたいな感じである。卵は1個15円くらいだから安いけど、ウインナーとかミートボールは意外に高い。おかずだけで100円以上はかかってしまう。
        ご飯は1合ちょっとだから100円くらいかな。

        なので、ピンちゃんのお手製弁当は、光熱費なども入れてだいたい250円くらいかかっていると思う。すると差額は150円で、月に20日お弁当を持参したとしても3千円しか節約にならない。実際は、コンビニでお弁当を買うと、ついでに朝食用に惣菜パンとジュースなども買ってしまい700円くらい使うことが多い。

        家でお弁当を作る場合は、時間があれば納豆卵ごはんを食べたりすることもあるので、実際は1日500円くらいの節約になる場合も少なくない。しかも、お弁当を作る時間的余裕があるということは仕事に遅れることもないわけで、規則正しく生活することのメリットも大きい。

        つまり、お弁当を作って持参できるのは、大変よろしい状況なのである。

        いきなりピンちゃん以外には誰も興味のない話を長々と書いてしまったけど、今日も大急ぎでお弁当を作り無事仕事に向かったピンちゃんなのだった。

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        作業はマンホールの中に埋設した(埋設でいいのだろうか?)光ケーブルの接続。高所作業車などは道路上には出ず、歩道上で作業していたからピンちゃんとOKさんは楽であった。これで街中で学校が近くにあったりすると子供たちの歩行者が多くて大変なのだけど(歩行者誘導も警備員の大切な職務である)、今の現場は歩行者なんてほとんどいないところなのだ。

        ということで、作業は18時半までかかってしまったけど、仕事的には楽な1日でございました。30分残業で、7500円の稼ぎ。今月は労働日数が少ないので(今日で12日目だ)、来月の給料が少ないことは確定だけど、まあ、なんとかなるさ。

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        帰宅して、いつものようにお風呂にお湯を溜めようとしたらば、いつまで経っても冷水のママである。何じゃこれはとガスコンロで確かめてみると、こっちもガスが出てこない。原因不明である。ああ、帰宅してすぐに湯船につかるのがピンちゃんの贅沢だというのに、どうなっておるのだ。

        ガス会社に電話してみたけど、留守録状態になっている。一応住所とアパート名、ピンちゃんの名前とガスが使えませんと録音しておいたけど、対応してくれるのは明日になるのだろう。嗚呼、今日はお風呂に入れないよお。オロローン、オロローン。

        まあ、何故ガスが使えなくなったかに関しては、明日の赤貧日記で明らかになるであろう。

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        夜はひかりTVで映画『人間の証明』鑑賞。非常に面白かった。やはり、まっとうな俳優がたくさん出演していて、それぞれが自分の役柄を一生懸命演じていれば、自ずと映画も面白くなる。やはり、角川春樹さんのカリスマ性もあるんだろうけど、ピンちゃんは一時期の角川映画が好きなのである。

        1月も終わりになって間抜けな話なんだけど、ピンちゃんの今年の目標は毎日1本は映画を観るってことにしようかなと思っている。まあ、努力目標程度の思い付きだけど、せっかく毎月4千円近いお金を払っているのだから(ひかりTVの映画見放題コース)、有効利用しないともったいないし。


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        春よ来い、早く来い
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          午前7時半起床。青空に雲がちらほら。

          寒かった。とにかく寒かった。責任者出てきやがれと叫びたいほど寒かった。警備の仕事自体は簡単だったのだけど、オーバパスの頂上付近の風が冷たい。体感温度は−10度以下だったけど、実際の気温はどれくらいだったんじゃろ。ナイスミドルで気品あふれるピンちゃんなのに、鼻水垂らしながら仕事してましたから。

          作業が意外にはまって9:00〜17:30。昼休憩一時間なので、残業なし。7000円の稼ぎにしかならんとは。。。orz

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          帰宅してすぐにお風呂。もうね、手足の先っちょが冷たくなってるし。いつもより長めに湯船につかって足の裏をもみほぐす。はー、極楽極楽。冬場の仕事は寒くてつらいけど、お風呂があれば生きていけるぜ。

          ちゅうことで、ホッと一息ついた後晩酌開始。夜9時からは映画『ファイア・ウォール』鑑賞。初めてかなと思いつつ観ていたら、途中で思い出した。前にも観たことがあるにもかかわらず、ストーリーはほとんど憶えていないので、初めて見るのと変わらない。この手の映画の常とはいえ、逃げ出そうとするも捕まってしまったりして、イライラする。

          まあ、結末は言わないでおきましょう。っていうか、あらすじすら書いてないけど。

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          その雪は、中世の、暗いお城の塀にも降り
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            午前7時半起床。晴れ。

            大急ぎで起きてお弁当の支度。鍋を火にかけてミートボールをボイルしている間に車庫へ。今のうちにエンジンをかけておけば、出発するとき車内が温まっているのだ。シャッターのある車庫に入れているから窓が凍ったりはしていないけど、やはり車内は激さむなのだ。

            で、7時45分にいきなり携帯が鳴った。何かなと思い画面を観るとOKさんからである。ひょっとして仕事が中止になったのかなと思いつつ出てみると(今日はOKさんが相棒の二人現場なのだ)──

            「もしもし」
            「もしもし、お早う!」← 朝から無駄に元気な60代である
            「はい。。。」
            「はいじゃないよ、はいじゃ。おはようって言ってるだろ」
            「お早うございます。。。」
            「・・・」
            「何ですか?」
            「何ですかってねえ、ピン君がいつも遅いから電話したんじゃないか」
            「えっ? O宮さんは9時からって言ってましたよ」
            (ひょっよして8時からだったのか?)
            「そうだよ、9時からだよ。でもねえ、僕はねえ、8時20分には行くつもりだけどね」
            (知るかボケ!)
            「はあ、そうなんですか」
            「僕はねえ、親切でわざわざ電話してやったんだよ。起きてたの?」← ほんとにこう言いやがった
            「起きてましたよ。弁当を作ってました」
            「じゃあ、分かった。遅れないで来てください」
            「はあ」

            もうね、本格的にOKさんの頭がおかしくなったんじゃないかと疑った。今日は昨日とはまた別の電気屋さんなんだけど、現場はピンちゃんのアパートから徒歩でも5分で着くくらいの超近場だから。それなのにわざわざ1時間以上前に電話してくる意味が分からない。

            9時ぎりぎりだとボケ老人がまたうるさいかと思い少し早目に行ってみたら、当のOKさんはまだ来てない。なんじゃそれ、8時20分じゃなかったのかよ。近衛文麿なら確実に「ボケ老人相手にせず」と言っただろう。5分ほど遅れて到着したOKさん、何やらばつが悪かったのか、いきなり言い訳を始めた。

            いやー、雪でさあ全然前に進まないんだ。ほんとさー、渋滞しちゃって。普段なら30分なのに45分もかかったよ。(だから知らないよ、そんなこと。集合時間が9時なんだから、9時前についとけば何でもいいだろ)

            その後も挙動不審でうろうろするOKさん、ほんとにボケたんじゃなかろうな。

            仕事は昼過ぎに終わり、なんと半日しか働いてないのに1日分の稼ぎである。といっても、近場だから運転手当も何もつかないから7千円だけど、3時間労働だからかなりの高時給である

            ・・・

            せっかくだから本でも買おうかとBOOKOFFへ。4冊購入。どこか落ち着くところでお弁当を食べてから車内で読書でもしようかと思ったのだけど、車を止めて落ち着ける場所が思いつかないので素直に帰宅することにした。ピンちゃんもOKさん同様挙動不審なんだけど、会社に顔を出して専務に合うのが嫌だったのだ。しかも、この時間だと社長までいるかもしれないから、余計にまずい。

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            夜になり面白い地上波の番組がないので、ひかりTVで映画を観ることに。迷った挙句に『リメインズ 美しき勇者たち』鑑賞。この映画はJAC創立20周年記念作品なんだそうで、最初は深作欣二に監督を依頼したそうなんだけど、せっかくだから自分で撮ればと言われ、結局千葉進一が監督した由。

            内容は「三毛別羆事件」を下敷きにしている。北海道で起きた最悪の羆による獣害事件なんだけど、wikipediaの解説は長が過ぎてちょっとなと思う方は、拙ブログの人気エントリ「羆嵐 吉村昭著」をお読みくだされ。手前味噌ですが、意外に人気のあるエントリです。

            ということで、あらすじはわかったとして、この映画の感想なんだけど、いかにもB級映画だったな。それなりに予算はかけていると思うのに、なんか安臭い。題材は悪くないのに、惜しいことをしたものである。深作欣二なら、もっとスリリングな映画を撮っただろうに。

            その後、お酒で勢いがついてしまい『野生の証明』も観てしまった。何しろひかりTVの映画見放題コースで毎月3600円だか支払っているのだ。『野生の証明』は1978年の映画らしく、ピンちゃんは観たことがあるつもりだったのだけど、どうやらはじめて観た。たぶん、テレビCMだけ記憶に残っていたのだ。

            こっちは面白かった。出演者が豪華だし、脚本もなかなかよい。ピンちゃんが思うに、角川映画には秀作が多い。

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            ところで、話はいきなり変わるのだけど、角川映画の『人間の証明』『野生の証明』は森村誠一さんの小説が原作だけど、森村さんといえば『悪魔の飽食』という作品がある。旧日本軍731部隊の恐るべき人体実験を告発した恐るべきノンフィクション作品である。同時代的にこの作品を読んだ人なら、731部隊の非人道性を疑う人はいないと思うのだけど、その後、さまざまな疑問が呈されている。

            一番大きな問題は、作品中に採用した写真が全くの偽物だと判明したことで、ここまではピンちゃんも同時代的に知っていた。その後の調査などで、『悪魔の飽食』ないに多くの矛盾した記述があることが見つかったらしく、2ちゃんねるなどでは(主に若い人だと思われるが)、まったくの偽書、反日小説であるという意見をときどき見かける。

            ピンちゃん個人としては、731部隊が非人道的な人体実験をしていたこと自体は事実なんだろうと思っているけど、もはや当事者はほとんど物故していて、日本では何となく曖昧なまま放置され(2ちゃんねるでは全くの嘘という意見が残り)、逆に中国では事実として語り継がれるに違いない。

            たかだか70年前の話が、何故ここまでおかしなことになるのだろうかと不思議だけど、南京大虐殺も似たような話だよなあと思わないではない。何故こんなことになるのかといえば、中国に問題が大きいのだろうと思う。何しろ彼らは平気で嘘をつくので、話がこんがらがってしまうのだ。

            中国人、というよりは中国共産党が平気で嘘をつくという話に関しては今後も書くことがあるだろうから、今日のところはこの辺にしておく。
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            自由の国の子守りの肌の色黒きこと
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              午前6時半起床。晴れ。

              今日も電気屋さんの仕事であるが、岩見沢とはまったく別の業者さんである。現場も市内の近場である。何をやるのかなあと思いつつ電気屋さんが来るのを待っていた。だいたい、どこの電気屋さんも朝集まるのは遅い場合が多い。理由は分からない。で、8時20分過ぎくらいに集まり始め、朝のミーティングである。

              これまた理由は不明だけど、どこの電気屋さんでも朝のミーティングにはかなり時間をかける。きちんと打ち合わせをしておかないでミスがあるとまずいからなのかもしれない。結局作業が始まったのは9時過ぎくらいだったろうか。まあ、ピンちゃんたちは朝8時からきちんとお金をもらうので、特に文句はないのだけど。

              作業はケーブル張りで、最初のうちは踏切と信号のある交差点が絡んでいて、しかもダンプや大型トレーラーなどが多くて大変だったのだけど、だんだん交差点から遠くの方へケーブルを張り出したので2時間ほどで楽になった。後はひたすら時間が過ぎてゆくのを待ちながら片交するだけである。

              結局仕事が終わったのは夜の6時で周りは真っ暗になっていた。残業1時間で8千円の稼ぎである。うむ、まあこんなものだろう。

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              実は目が覚めたのは深夜零時過ぎだった。昨日妙な時間に酔い潰れたので、妙な時間に目が覚めたのであろう。あれ、同じようなことを昨日も書いたかも。で、時間がもったいないから本でも読もうと有吉玉青著『ニューヨーク空間』を手に取った。エッセイというか、1年間のニューヨークでの留学体験を綴ったものである。

              BOOKOFFでたまたま目についたとき、ある種の勘が働き購入した一作である。玉青でたまおと読ませるのは珍しい名前だなと思いつつ、有吉という姓からして有吉佐和子の娘さんではないかと閃いたのだ。有吉佐和子さんに娘がいたことなど知らなかったのだけど、ピンちゃんの勘は当たっていた。

              背表紙の解説には、
              「自分をまるごと何とかしたくて」ぽんとやってきたNY。あらゆる人種を受容し躍動する街NYはしかし、「あなた次第よ(アップ・トゥ・ユー)」とすげない。ビレッジのアパートの15階の部屋を拠点に、大学院の演劇学科の授業に汗だくになり、習慣の違いに一々に首をひねり、ミュージカルに通いつめる日々。1992年のNYという空間で「私」の着地点をみつけようとした奮闘ぶりを、小気味よい文章で写した好エッセイ。

              ──と書いてある。まだ最初の80ページほどしか読んでいないけど、なかなかに個性的な文章ではある。

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              雪へ雪ふるしづけさにをる
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                午前3時過ぎ起床。雪が降ったらしい。

                昨日妙な時間に酔い潰れたらしく、妙な時間に目覚めてしまった。習慣とは恐ろしいもので、半分朦朧としながらも、日曜だしまずはお酒でも飲むかと思い、起き上がって急に思い出した。そういえば、『新宿鮫VIII 風化水脈』をまだ読み切ってなかった。危ない危ない、もう少しで連続飲酒になるところだってではないか。

                なにしろ新書版で上下2段組なのに480頁もある。月曜から本格的な仕事が始まったせいで、なかなか読み進めなかったのだ。もう一度寝床で横になり本を読んでいると表が騒がしい。ピンちゃんが住んでるアパートは、暗証番号のオートロックみたいなしゃれたものではなく、誰でも玄関先まで来れるのだけど、何やら酔っ払い男性二人組のようだ。

                一人はべろべろで、もう一人が介抱して連れてきたらしい。ということは、べろべろ君がこのアパートの住人かしらと思っていると、鍵はこれか、ちょっと貸せとか言ってる。しかも、ピンちゃんの玄関の前である。で、案の定、ピンちゃんのドアの鍵をがちゃがちゃやりだした。両隣のどっちかと間違っているのかなあとしばらく無視していたけど、二人とも酔ってるもんだから、他人の部屋だとはなかなか気づかない。

                どうやらピンちゃんの部屋は違うと悟ったらしく、そのうちいなくなったけど、いったい誰だったんだろうか。ひょっとすると上の部屋のひとかもしれない。はた迷惑なことである。

                とりあえず、そのまま『風化水脈』を読み続け、ようやく読了。これで新宿鮫シリーズ全十冊を再読である。IXとXは初読だったけど、他の8冊は再読である。改めて通しで読み返してみると、幾つも再発見があり面白かった。

                ・・・

                昼から「お宝鑑定団」→「和風総本家」(だったかな?)→『監獄島』。映画『監獄島』の内容は『バトルロワイヤル』に酷似している。まあ、最後はこうなるだろうなという結末で溜飲を下げました。にしても、ああなることは分かっただろうに、大富豪のプロデューサ、考えが甘すぎる。

                夜はチャーハンを作り、半分くらい食べてから酔いつぶれたらしい。

                ・・・

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