ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
師も走る大晦日が仕事納めでございました
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    午前6時起床。晴れ。

    さて、ようやくピンちゃんも今日が仕事納めである。毎年年末年始にやってる某工場の巡回パトロールである。取りあえずコンビニでお弁当などを買ってから会社へ。今回は1日2交代の12時間勤務。ピンちゃんと相棒Rさんは、7:00〜19:00である。

    Rさんと会社で落ち合い、ピンちゃんが現場まで誘導。Rさんはこの仕事は初めてなのだ。朝一に簡単にレクチャーしてから1回目の巡回パトロールを始めたのだけど、このRさんが困った人だった。巡回は基本的に二人一組だから、ピンちゃんの後ろをついてきてほしいのに、5メートルも10メートルも遅れてついてくる。幾らなんでも離れすぎである。

    まずは工場の周りのチェックポイントを、40個所くらい歩きながら確認しないといけないのである。それを覚えてもらわないと困るからチェックしながら説明することがあるのに、Rさんはわざととしか思えないくらいゆっくりついてくる。

    ときどき立ち止まりRさんが追い付くのを待ってから、また歩き出すということを何度かやってから、幾らなんでも酷いのでピンちゃんは言った。

    「Rさん、もう少し早く歩いてください」
    「・・・」

    もうね、最初から意味が分からない。ひょっとして、足腰が弱くてついてこれないのかと思いゆっくり歩くとRさんはもっとゆっくり歩く。なんなんだよ、このおじいちゃん。せっかくの仕事納めに訳の分からんおじいちゃんを配置しやがって。これが普通の道路工事現場なら初日でお払い箱なんだけど、この1号現場はそういう訳にはいかない。

    警備業務にもいろいろな種類があって、ピンちゃんの専門は交通誘導警備と雑踏警備で、これは2号業務と言います。例外的に今回みたいな工場の巡回パトロールとかもやるんだけど、これは1号業務といいます。交通誘導とかはすんごい適当なんだけど、1号警備の場合、警備員の名前や携帯番号を登録したりしていろいろ大変なので、簡単に別の人に変えられないのです。

    それにしてもRさん、何が気に入らなくてわざとゆっくり歩いたり、訳の分からない行動をとるのかなと考えたのだけど、ひょっとすると巡回パトロールなら自分のほうがベテランなのに、ピンちゃんみたいな若造の部下みたいに後ろをついて歩くのが嫌だったのかもしれない。Rさんは港湾関係の1号業務が専門なのだ。

    まあ、専門といったって大したことをしてる訳じゃなし、素直にピンちゃんの言うことを聞いてくれればいいのに(そもそもこの現場は初めてだろうが)、ほんと困ったことだ。あーあ、めんどくさいおじいちゃんを押し付けられたものだと、ピンちゃんは内心不機嫌になったよ。

    一応、ピンちゃんだって大人だから、なるべくRさんには気を使って、2013年最後の仕事はつつがなく終了したのだった。

    ・・・

    帰宅したのが午後7時半くらい。おー、紅白がもう始まっている。お酒をちびちび飲みながら2013年が過ぎて行きました。昨年の紅白は、三輪明宏さんの「よいとまけの唄」が凄い破壊力だったけど、今年は大したことなかったな。

    ──というようなことで、皆様、今年1年お世話になりました。

    来年もよろしくお願いいたします。
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    大晦日イブ
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      ということで、昨日から今日にかけて『八日目の蝉』を観ている。この手の辛気臭い映画は苦手なんだけど、前に見たときはかなり酔っていて細部がよく分からなかったので、じっくり見ました。

      病院の取り違えで人生の明暗が分かれるみたいな事件が実際にあって驚いたばかりだけど、明らかな犯罪で数年も逃げられるなんて凄いなあ。多分、事実に基づいた話ではないんだろうけど、血がつながってなくても、愛情をこめて子供を育てることはできるんだろうとは思う。

      何にしろ辛気臭い映画でした。

      ・・・

      昼前に起きだしてまたテレビ鑑賞。どれだけ暇なんだよと自分でも思うけど、暇だし年末だしゆるしてたもれ。ちゅうことで「たかじん委員会」。年末だけに総集編みたいな内容。ふーん、やはりたかじんがやつれてる。

      安倍総理の靖国参拝でネットでは騒いでるけど、この話題はパス。めんどくさい。年末だし、ウヨサヨ言い合ってもしょうがない。
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      テレビとインターネットだけでも生きていけそうだ
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        午前中の起きだして、ボーっとテレビを眺めていた。天候不明。

        昨日の深夜というか今朝がた、『ブリット』という映画を観ていたのだけど、途中で寝てしまったんだな。スティーブ・マックイーンが出ている古い映画だったことだけ憶えてる。

        で、昼は『英国王のスピーチ』鑑賞。こっちはきっちり鑑賞。なかなか面白かった。夜は夜で『八月の蝉』鑑賞。暇な時間とタイミングが合えばいつも映画観てるピンちゃんなのである。

        ちゅうことで、年の瀬の日曜も映画三昧で過ぎてゆく。
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        逃げ切れると思ったら大間違いだよ、朝日新聞
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          午前だったと思うけど。。。天候は不明。天気予報は外れたらしい。

          いやほんと、雪が降らなかったから朝方帰ってきて、当然飲みだして、その後潰れたのである。で、目が覚めてからまた飲みだしてへらへらしている。お酒に関しては30年近く同じような状況であるので、今更他人に何か言われたって変えるつもりはない。ピンちゃんのアル中度に関してはピンちゃんが一番詳しいのだ。

          少なくとも、ピンちゃんの赤貧日記が更新している間はまだ大丈夫だし、別にピンちゃんが他人を殺したりもしない。する訳がない。アルコール依存症のひとを私はたくさん見てきたのです、的な人もいるだろうけど、だからどうしたのかなあと。

          もちろん、ピンちゃんの赤貧日記を読んでくれて、いつもいつも飲んでるって話ばかり書いてるから、あまり飲まない人は幾らなんでもと心配してくれる人がいるんだろうし、それはありがたいです。ピンちゃんも、自分の体のことを考えて、ある程度セーブはしてます。

          ・・・
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          冬道は危険がいっぱい
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            午後1時過ぎ起床。まだ晴れていた。

            何中華本中華、自分では何を言ったのか分からないままだけど、社内で専務に対して舌禍事件を起こしてしまったらしいピンちゃんなのだけど、忘年会来、未だに専務とは顔を合わせていない。何しろ何を言ったのか分からないから不安は募るばかりなのだけど、今日が年内最大のピンチなのである。

            今日は夜勤で、午後3時に会社集合だから、専務がいる確率が高い。顔を合わせれば謝罪せずにはいられないけど、まだ心の整理がついていないのだ。みんなピンちゃんに気を使っているのか、その晩のことをきちんと教えてくれない。

            というか、特別大騒ぎになった訳でもないようで、はっきり何がどうなったか知ってる人がいない。いるとすれば専務その人だけである(素面だったそうな)。ピンちゃんだってキチガイじゃないから、何かしら話の流れとかあったはずなんだけど。。。

            しかし、専務に事の成り行きを聞いてから、改めてどう謝るか考えるなんてことはできない。ピンちゃんが若かった頃はそこそこ酒癖は悪く、暴言を吐くどころか喧嘩になっていたので、今回のことくらいは自分のアル中度としてはなんとも思ってないけど、何しろ相手が悪い。

            そこでもう一度気になるのは、具体的には何で暴言を吐いたのか、その内容は何だったのかってことだけど、それは未だに分からないのである。

            恐る恐る会社に行ってみると、うれしや専務の車はない。もう年の瀬だから、会社には出てこないのかもしれない。とにかく助かった。ピンちゃん如きがわざわざ専務個人の携帯番号を聞き出してまで謝罪するのは逆に不自然だから、今年は何とか逃げ切れたと安堵したピンちゃんなのだった。

            いや、顔を合わす機会があったら謝罪します。それどころか、読んでないとは思うけど、ここで謝っておきます。すんませんでした。来年もよろしくおねがいします。

            ・・・

            はあ、なんだか冴えない年末なんだけど、今日は某峠道で泊まり込みである。天気予報によれば、今晩から明日にかけて吹雪になるかもしれないとしきりにテレビでやっていた。仕事の内容は峠道の維持管理。ピンちゃんが某峠とか書いてるときは、大抵ここです。

            ここの峠道は通年で契約していて、ピンちゃんの警備会社の人が毎日のように来ているので、作業員さん達ともツーカーで働きやすい。ほとんど残業がないから大して稼ぎにはならないのだけど、お得意さんだから、仕事が出来る警備員を送り込んでる現場です。

            ピンちゃんはこの現場の常連ではないのだけど、ウソかホントか切れまくった専務が「社有車に乗ってるんだから、ピンちゃんを働かせなさい!」と号令を下した由。ほんとかなあ。まあ、ほんとなんだろうなあ(笑)。

            ちゅーことで、午後5時から明日の朝8時までの予定で現場まで到着したピンちゃんなのだった。

            ・・・

            15時間だから長丁場なんだけど、実際はどうなるか分からない。要は雪が降るかどうかである。昼の部は警備員3名で夜の部は4名なんだけど、ピンちゃんたちがついてからほどなくして昼の部の人たちは帰って行った。さて、どうなるかなあとピンちゃんたち4名は除雪センターで待機である。

            こんなに詳しく書くのは、事前の天気予報によると今晩はかなりの吹雪になるかもしれないということで緊張していたのである。吹雪になれば当然ピンちゃんたちが忙しくなるのは当然として、事故の可能性だって高まる。なにしろ峠道なのだ。

            ・・・

            何年前だったかなあ、同じ峠道でピンちゃんとH山さんが年末年始に泊まり込んでいたことがある。それも数日間。除雪センターにあるテレビで、大晦日の夜にTBSの格闘技番組を見たりしていた。そろそろ巡回パトロールにでも行くかいということになり、H山さんとトヨタ製の四輪駆動のパトロールカーで出発したのだけど、凄い吹雪であった。

            そして案の定、パトロールの途中で事故った車を発見した。あーあ、とか思ったけど、こっちも仕事であるから無視するわけにはいかない。車を降りて状況を確認してみると、車の前部がかなりの衝撃を受けている。自走できるか微妙である。

            さて、運転していた人はと車の中を覗き込むと、何故か後部座席にちょこんと若い男の子が座っている。第一印象としては10代後半である。ピンちゃんは、もう一人運転している人がいて、携帯電話が通じるところまで移動してるのかなと思った。

            それにしたって凄く吹雪いているから、こんな状態でのんびりしている訳にはいかない。

            「あの、どうしました?」
            「・・・」
            「どうしました?」
            「いや、あの。。。」
            「他に誰かいますか?」
            「・・・」
            「この車には、あなた以外に誰か乗ってましたか?」
            「いえ」
            「乗ってなかった?あなた一人?」
            「・・・」
            「あなた一人なの?」
            「はい」
            「じゃあ、JAFとか警察には連絡しましたか?」
            「・・・」
            「誰にも電話はしてないんですか?」
            「・・・」
            「してないの?はっきり答えて!」
            「はい」
            「連絡はしてないんだね?」
            「・・・はい」

            これだけ聞き出すだけでも大変だった(笑)。車を試してみると、自走できないことがすぐに分かった。

            もうね、時あたかも年末も年末、吹雪の中、それなりに大型車とか通るのを片側交互通行しながら、警察やらJAFに連絡して、更にバカ野郎の車を取りあえず安全なところまでけん引するために地元の道路維持の作業員さんを呼んだりして大騒ぎ。本式の牽引車がくるまで何時間かかるか分からないし。

            その間中、当の事故った若者は、何をどうしていいのか全く分からないらしく、近場でピンちゃんたちを眺めておりました。というか、何かを手伝うつもりも無いように見えたな。周りの人が何かしてくれるのをおろおろしながらも見ていた感じ。

            お前な、ピンちゃんとH山がパトロールして見つけなかったらどうするつもりだったんだと。こんな吹雪の中、事故った車の後部座席でちんまり座っていて、大型車に突っ込まれたら死んでしまうんだぞ。死にたくなかったら、少しは自分で考えて動けよ。

            ピンちゃんたちには道路維持をする義務はあるけど、馬鹿の尻拭いする義務まではないんだぞ。本来は、お前が自分で警察なりJAFに連絡して、自分でどうにかしないといけなかったんだぞ。

            ・・・

            上の話は4、5年前だったと思うけど、兎に角、その時は事なきを得てよかったんだけど、それにしてもなあ。あのバカ野郎は少しは大人になってるんだろうか。車の運転が下手なのはしょうがないけど、ピンちゃんたちが維持管理してる峠は通るな。今度は助けないぞ、バカ野郎め!
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            日本語大好き
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              午前5時半起床。くもり。少しだけ小雪。

              今日は警備員8名の大仕事である。いつもの峠道なんだけど、かなり前に車がぶつかって、歪んでしまった橋の欄干の交換。支柱部分は橋のコンクリに埋め込んであるから、こんなもんどうやって交換するのかなあと不思議に思っていたのだけど、どうやらコア抜きの機械で取るらしい。

              コア抜きというのは、舗装した後の品質を見るために直径7、8cmの円筒形に舗装をくり抜くのです。高さは、普通は10cm前後かなあ。今日1日で終わらなかったらどうしようとか内心心配していたんだけど、予想以上に作業はさくさく進み、午後3時には終わってしまった。あー、よかった。

              ・・・

              それはそれでよかったのだけど、仕事が早く終わったことで新たな問題が生じてしまった。何かというと、今から戻ると午後5時過ぎくらいには会社についてしまう。専務がいるかもしれないのだ。だとすると、忘年会ではすいませんでしたと謝ろうと思っているのだけど、まだ心の整理がつかないというか、顔を合わす勇気がない。

              なもんだから、なるべくゆっくり戻ったのだけど、会社の裏にある駐車場に車を乗り入れると、ちょうど専務の車が出ていくところだった。ああ、助かった。1、2分早かったらばったり顔を合わすところだった。あーあ、年末になんだかなあ。

              ・・・
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              メリー・クルシミマス
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                午前5時半起床。天気はそこそこよかった。

                昨日がクリスマス・イブで、今日がクリスマス本番ですか。欧米のクリスチャンな方たちは、聖なる夜を家族と祝ってるんでしょうね。ピンちゃんはどうかといえば、子供の頃は楽しみだったクリスマスだけど、いまや特に何も感じません。世間ではクリスマスだからどうのこうのいってるなあ、みたいな感じ。

                バブルの頃なら、クリスマスは一大イベントで、かなり大騒ぎしていたような記憶があるんだけど、早いものでバブル崩壊から20年。今や、テレビでもひっそりとしたものです。昨晩は深夜に明石家サンタの最初だけ見たけど、幾らなんでも時間が遅すぎるので途中で寝てしまいました。

                土曜の忘年会以来ピンちゃんの精神状態が低調な理由は分かったのだけど、だから何かがどうなるものでもない。お酒を飲んで記憶が亡くなったことがないひとには説明しがたいのだけど、恐らく途中までは憶えているのです。泥酔して酔いつぶれ、次の日に目が覚めると何も覚えていない。

                けれど、何となく前の日に不味いことがあったという記憶のポインタみたいなものだけはあって、だから何となく気分的に低調だったのでしょう。なんか、コメント欄で治療を進められてしまったのだけど、こんなことは20代の頃から数百回はありました。最近は年を取ってきて、酔っても暴れたり喧嘩したりすることは無くなっていたんだけど、何がきっかけで暴言を吐いたのかなあ。

                ・・・

                仕事に関しては特に何も言うことはない。凄い暇だった。というか、やることないから、無理やり暇つぶししたりしていた。そもそも警備員は3人もいらない。何だかなあと思うのだけど、この事態も忘年会での失態が関係しているらしい。どうやら、専務の指令でピンちゃんを休ませないで、がんがん働かせろということになっているそうな。

                うーむ、確かにピンちゃんは年末だしあまり働く気はないのだけど、仕事に出ればその分のお金は稼げるわけで、これが忘年会での失態に対する「おしおき」になるとは思えない。よほど体調が悪いとか、親類の誰かが亡くなったとかいう事情がなければ仕事は断れない。

                なので、言われりゃ働くけど、どういうつもりでピンちゃんに仕事をさせろと専務が言ったのか、意図がよく分からない。まあ、そのうち会社で顔を合わせるだろうから、その時は謝罪しないといけないなと思ってるんだけど、まだ心の整理がついていない。いったい、どんな暴言だったのかが未だによくわからないのだ。

                あー、なんか怖いよー。
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