2013.12.31 Tuesday
師も走る大晦日が仕事納めでございました
午前6時起床。晴れ。
さて、ようやくピンちゃんも今日が仕事納めである。毎年年末年始にやってる某工場の巡回パトロールである。取りあえずコンビニでお弁当などを買ってから会社へ。今回は1日2交代の12時間勤務。ピンちゃんと相棒Rさんは、7:00〜19:00である。
Rさんと会社で落ち合い、ピンちゃんが現場まで誘導。Rさんはこの仕事は初めてなのだ。朝一に簡単にレクチャーしてから1回目の巡回パトロールを始めたのだけど、このRさんが困った人だった。巡回は基本的に二人一組だから、ピンちゃんの後ろをついてきてほしいのに、5メートルも10メートルも遅れてついてくる。幾らなんでも離れすぎである。
まずは工場の周りのチェックポイントを、40個所くらい歩きながら確認しないといけないのである。それを覚えてもらわないと困るからチェックしながら説明することがあるのに、Rさんはわざととしか思えないくらいゆっくりついてくる。
ときどき立ち止まりRさんが追い付くのを待ってから、また歩き出すということを何度かやってから、幾らなんでも酷いのでピンちゃんは言った。
「Rさん、もう少し早く歩いてください」
「・・・」
もうね、最初から意味が分からない。ひょっとして、足腰が弱くてついてこれないのかと思いゆっくり歩くとRさんはもっとゆっくり歩く。なんなんだよ、このおじいちゃん。せっかくの仕事納めに訳の分からんおじいちゃんを配置しやがって。これが普通の道路工事現場なら初日でお払い箱なんだけど、この1号現場はそういう訳にはいかない。
警備業務にもいろいろな種類があって、ピンちゃんの専門は交通誘導警備と雑踏警備で、これは2号業務と言います。例外的に今回みたいな工場の巡回パトロールとかもやるんだけど、これは1号業務といいます。交通誘導とかはすんごい適当なんだけど、1号警備の場合、警備員の名前や携帯番号を登録したりしていろいろ大変なので、簡単に別の人に変えられないのです。
それにしてもRさん、何が気に入らなくてわざとゆっくり歩いたり、訳の分からない行動をとるのかなと考えたのだけど、ひょっとすると巡回パトロールなら自分のほうがベテランなのに、ピンちゃんみたいな若造の部下みたいに後ろをついて歩くのが嫌だったのかもしれない。Rさんは港湾関係の1号業務が専門なのだ。
まあ、専門といったって大したことをしてる訳じゃなし、素直にピンちゃんの言うことを聞いてくれればいいのに(そもそもこの現場は初めてだろうが)、ほんと困ったことだ。あーあ、めんどくさいおじいちゃんを押し付けられたものだと、ピンちゃんは内心不機嫌になったよ。
一応、ピンちゃんだって大人だから、なるべくRさんには気を使って、2013年最後の仕事はつつがなく終了したのだった。
・・・
帰宅したのが午後7時半くらい。おー、紅白がもう始まっている。お酒をちびちび飲みながら2013年が過ぎて行きました。昨年の紅白は、三輪明宏さんの「よいとまけの唄」が凄い破壊力だったけど、今年は大したことなかったな。
──というようなことで、皆様、今年1年お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
さて、ようやくピンちゃんも今日が仕事納めである。毎年年末年始にやってる某工場の巡回パトロールである。取りあえずコンビニでお弁当などを買ってから会社へ。今回は1日2交代の12時間勤務。ピンちゃんと相棒Rさんは、7:00〜19:00である。
Rさんと会社で落ち合い、ピンちゃんが現場まで誘導。Rさんはこの仕事は初めてなのだ。朝一に簡単にレクチャーしてから1回目の巡回パトロールを始めたのだけど、このRさんが困った人だった。巡回は基本的に二人一組だから、ピンちゃんの後ろをついてきてほしいのに、5メートルも10メートルも遅れてついてくる。幾らなんでも離れすぎである。
まずは工場の周りのチェックポイントを、40個所くらい歩きながら確認しないといけないのである。それを覚えてもらわないと困るからチェックしながら説明することがあるのに、Rさんはわざととしか思えないくらいゆっくりついてくる。
ときどき立ち止まりRさんが追い付くのを待ってから、また歩き出すということを何度かやってから、幾らなんでも酷いのでピンちゃんは言った。
「Rさん、もう少し早く歩いてください」
「・・・」
もうね、最初から意味が分からない。ひょっとして、足腰が弱くてついてこれないのかと思いゆっくり歩くとRさんはもっとゆっくり歩く。なんなんだよ、このおじいちゃん。せっかくの仕事納めに訳の分からんおじいちゃんを配置しやがって。これが普通の道路工事現場なら初日でお払い箱なんだけど、この1号現場はそういう訳にはいかない。
警備業務にもいろいろな種類があって、ピンちゃんの専門は交通誘導警備と雑踏警備で、これは2号業務と言います。例外的に今回みたいな工場の巡回パトロールとかもやるんだけど、これは1号業務といいます。交通誘導とかはすんごい適当なんだけど、1号警備の場合、警備員の名前や携帯番号を登録したりしていろいろ大変なので、簡単に別の人に変えられないのです。
それにしてもRさん、何が気に入らなくてわざとゆっくり歩いたり、訳の分からない行動をとるのかなと考えたのだけど、ひょっとすると巡回パトロールなら自分のほうがベテランなのに、ピンちゃんみたいな若造の部下みたいに後ろをついて歩くのが嫌だったのかもしれない。Rさんは港湾関係の1号業務が専門なのだ。
まあ、専門といったって大したことをしてる訳じゃなし、素直にピンちゃんの言うことを聞いてくれればいいのに(そもそもこの現場は初めてだろうが)、ほんと困ったことだ。あーあ、めんどくさいおじいちゃんを押し付けられたものだと、ピンちゃんは内心不機嫌になったよ。
一応、ピンちゃんだって大人だから、なるべくRさんには気を使って、2013年最後の仕事はつつがなく終了したのだった。
・・・
帰宅したのが午後7時半くらい。おー、紅白がもう始まっている。お酒をちびちび飲みながら2013年が過ぎて行きました。昨年の紅白は、三輪明宏さんの「よいとまけの唄」が凄い破壊力だったけど、今年は大したことなかったな。
──というようなことで、皆様、今年1年お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。