ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
なるほど、9月は終わる
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    最近は平日に一生懸命働いて、週末に連続飲酒というサイクルが続いている。ピンちゃんが言うところの連続飲酒というのは、まごうかたなき本物の連続飲酒で、このままでは体がもたないであろう。すぐに死なないにしろ、限界に近い。限界に近いから、そろそろ飲む量を減らさないといけないなと思ってる。

    何しろ、最近は、まだお酒はあるよおなと帰宅したら、お酒がほとんど無くなってることがしばしばある。普通、3リットルの紙パックの日本酒なら二日はもつはずなのに、何故か1日でほとんど無くなっていることがある。ひょっとして1日で一升以上飲んでいるのかと疑うんだけど、疑うまでもなく一升以上飲んでいるのである。

    ピンちゃんが一人で飲んでるんだから、無くなった分はピンちゃん一人で飲んでるに決まっているのである。うむ。こりゃ、やばいぞ。やばいよなあ。

    ・・・

    「ピンちゃんの赤貧日記」が英語に訳されたりすると、本物のアル中がどういう具合に死んでいくかのテキストになったりするのだろうか(笑)。自分では訳せないので、誰か日本語の分かる欧米人に訳して欲しいような気がするな。ドナルド・キーン先生とかに訳して欲しい(笑)。

    ・・・

    ところで、赤貧日記は2001年9月22日に始まりました。というか、始めました。当初はブログではなく「さるさる日記」というのを利用させてもらっていたのだけど、とにかく12年前くらいの話です。「皆様始めまして恥ずかしいけど赤裸々に赤裸々に」というのが、記念すべき初エントリなんだけど、本当にこれを書くまでまとまった文章を書いたことがなかったのです。

    自分に文章が書けるなんて思わなかったし(今は少し思ってる・笑)、人生真っ暗になって、ほんと一縷の望みみたいに赤貧日記を書き始めました。ピンちゃんは幾分ぼんやりした性格らしく、自殺したいと思ったことはないけど、何しろ福岡時代の後半は食べるのもぎりぎりで、どうしたらいいのか分からなくて発作的にさるさる日記で「ピンちゃんの赤貧日記」を始めたのです。

    あれから12年も経ったのかと自分でも驚いてしまうけど、実際12年も経ってるんですね。本来なら12年前の出来事を思い出し、何かしら教訓を得て当然なんだけど、実はなんの教訓も得ていない。ただただ酔って、気づいたら47歳になってました。素面のときには、こんなことではいけないなと思うんだけど、休みのときは朝から飲んじゃうからしょうがない。きっと、このまま阿呆のように酔っぱらってピンちゃんの一生は終わるに違いない。

    ・・・

    で、赤貧日記の赤貧日記たる所以は、貧乏なので日々の所持金を書くところにあった。なので、久しぶりに所持金などを記します。

    所持金:27306円
    口座残高:85470円
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    ちゅうことで、日曜日
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      明日はまた高速現場ってことになっているのだけど、天気が悪そうだ。うしし、高速道路の仕事は雨が降るとすぐに中止になるからなあ、などと期待しつつ泥酔。思うに、私はいつも泥酔している。自分で稼いだお金で飲んでるんだから、他人から文句を言われる筋合いはないのだけど、死期を早めているな、とは思う。多分、ピンちゃんは酒もたばこもやらなければ120歳くらいまで生きられたのであろう(笑)。

      しかし、ピンちゃんは泉重千代さんになりたい訳ではない。鯨飲しつつ生きてるのがピンちゃんの人生である。「ご自愛くだされ」みたいなコメントが時々あって、心配してもらっているのは嬉しいけれども、やはり急には生活習慣は変えられない。このまま行けるところまで行って、体がもたなくなってそのうちに死んじゃうんだろうなと思ってます。

      ・・・

      けれども、自分の体は自分でコントロールしているつもりなので、意外に長生きするかもしれないなとも思ってます。要するに、よく分からないのだけど、今日は大石英司さんの『米中激突』シリーズを読み返したことを思い出しました。ついでに『進撃の巨人』も読み返した気がする。夜に『踊る大捜査線』の映画版を観たような気もする。昨晩だったかな。

      何にしろ、映画やら漫画やらを見ていたのでございます。そんな1日。
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      世界は混沌と、私の記憶も混沌と
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        ちゅうことで土曜日です。最近は週末休みだから助かる。これで休みが日曜だけなら体がもたない。もちろん、何をしたんだか憶えていない。最近「犬の卒倒」ばかりで申し訳ないけど、ほんとに覚えてないんだからね。

        ちなみに「犬の卒倒」というのは1970年代に一瞬だけ流行った言い方で、意味は「ワンパターン」です。もうねえ、うちの係長の親父ギャグなんて犬の卒倒で、などと当時のOLは言ってました。「激おこぷんぷん丸」とどっちがハイセンス(笑)なのか分からないけど、時代の違いは感じますね。

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        何かの映画をひかりTVで見たような気がするけど、思い出せない(こればっかり)。
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        もちろん、今日も何をしたのか憶えていない
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          といいつつ、少しずつ思い出してきた。昨日は何かのセンサーを4か所チェックするつもりで、予想外に長引いて3か所しかできなかったんだった。普通なら1日でできる作業なんだけど、引継ぎみたいな意味もあるのか、経験のない監督さんに説明しながら作業したらしく時間がかかったのだ。何だかなあと思いつつ、今日は半日仕事だとうきうきしていたことも思い出した。

          残り一か所だから予想通り正午前に終わったのだけど、突然午後から某所の事故対応に行けとの指令である。どっかの電柱が折れたんだか傾いたから、その警備。何のことかといえば、警備員にはしばしば事故対応の仕事というのがある。大雨の後とか自然災害の対応もあるんだけど、この手の仕事は突然だから困る。

          ・・・

          とにかく、せっかく本来の仕事が午前中に終わって帰る気まんまんだったのに、どっかの電柱が折れたからそっちに行ってくれとか言われたのである。知らん、そんなもん。地元の警備員とか警察に任せておけよ──と思いながらも、命令されれば行かざるを得ない。警備員の仕事は警察に準じるものがあるのである。

          道路の警備員を旗振りとかバカにする言い方があるけど、状況によってはプロじゃないと捌けないところもある。ただ立ってるだけの現場も確かにあるからバカにされてもしょうがないけど、素人なんて到底できない現場をこっちはさばいているのである。まあ、そんなことはいいとして、1時間半ほどかけて次の現場に到着。

          してみたら、警察も電気屋さんも既に到着していて、なんか作業してる。片交しなくても作業はできそうである。というか、片交なしで作業している。しかも、見たところ歩行者誘導くらいで済みそうだ。ということで、H山さんとT橋くんが残ることになり、ピンちゃんはそのまま帰れることになった。

          ・・・

          その後のことは書くまでもない。当然お酒を飲んで訳が分からなくなるまで酔ったのだった。
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          何も思い出せない1日に乾杯。完敗。ついでに、おっぱい。
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            うむむ、こんなに間が空くと自分が何をやったんだか思い出せない。

            確か、仕事をしたはずだから早朝に起きたはず。日勝峠で仕事したんじゃなかったかな。多分、H山さんと働いたはずで、幾つかミスしたような気がする。ピンちゃんもだんだん年かさになってきたからあまり怒られなくなったけど、それでもミスしちゃうからなあ。

            とにかく、ミスったときは素直に認めて、きちんとやり直すことにしております。やっぱ、ピンちゃんの実力はその程度だな。大きい現場のアタマをやるほどではない。せいぜいNo.3くらいだろうな。それはそれでいいけどさ。

            ・・・

            などと、よく思い出せないのであいまいなことを書いてお茶を濁してるわけだけど、ほんとに思い出せないのでごめんなサイパン。
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            親孝行したいときにも親は健在、を望む
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              今日は休みだ。嬉しいぞ。嬉しいから目が覚めてすぐに飲みだした。

              確か午前中の早い時間に目が覚めて、すぐに飲みだした。さすがだな、ピンちゃん。だいたいだね、酒飲みが休肝日を作ろうとか気にしてるんじゃねえよ。気になるなら飲むな。お酒を止めればいいし、タバコだって吸うな。ジョギングでもして長生きしてくださいよ。

              なんでおまいらが長生きしたいのかよく分からないよ。よほど社会に貢献できる能力があるなら長生きしてほしいものだけど、どうせほとんどの奴はピンちゃんと同程度に無能な奴だろう。長生きしたって大した貢献なんてできないんじゃないの?

              いや、もちろん、個人的に長生きしたいからジョギングしてますみたいな人を批判したいわけじゃない。それは自由だし、頑張って長生きしてほしいものだけど、ピンちゃんがバカみたいに飲みまくっているのも許してほしい。

              この辺のニュアンスを伝えるのは難しいのだけど、ピンちゃんだって死にたくて無理して飲んでいる訳ではないのです。それどころか、ママンよりは長生きしようと固く誓っている。父に早死にされてママンの人生はかなりかわいそうなものになった。

              けれど、母は意志の強さでピンちゃんと兄貴を育て、いまや人生の後半戦を過ごしている。ピンちゃんも兄貴も犯罪者にはならず、しかも、兄貴は結婚して孫を三人も作ったから、ママンもある程度満足していると思う。

              心配の種はピンちゃんで、結婚もできないような低収入のワーキングプアで、ほとんどアル中である。だから、ピンちゃんがたまに帰省すると大喜びでいろんなものを持って帰れと煩いのである。40代後半のピンちゃんだけど、ママンからすればやはり幼い子供の記憶が抜けないのであろう。

              そんな濃厚なママンの愛情に辟易しながらも、ありがたいことだと思ってはいるけど、
              それにしたってピンちゃんも47歳なのだ。どうしたものかなと困惑してるけど、第一に、ママンよりは先に死なない、第二に、ママンが死んだとき兄貴ともめない、というのがピンちゃんの理想です。

              ・・・

              皆さんは知らないだろうけど、ピンちゃんの家はピンちゃんが幼い時から母子家庭で、凄い貧乏であった。それでもママンは食べ物だけはたくさん用意してくれたから、ピンちゃんも兄貴も健康優良児の如く育った。

              ママンは70歳だか71歳くらいで、今から10年が正念場だと思うので、ピンちゃんも親孝行できるチャンスがあったら、何とかしたいと思っている。何ができるのか分からないけど、とにかく頑張る。
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              秋分の日の次の日
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                午前4時半起床。曇り。雨が降りそう。

                昨日は一滴もアルコールを口にしないという素晴らしい日だったので、何とか時間通りに目は覚めた。ただし、高速現場である。ああ、高速現場。うちの警備会社が請け負ってる仕事の中でも屈指のきつい現場である。ずーっと高速現場に入っている人々には申し訳ないけど、ピンちゃんが最も行きたくない現場である。

                何しろ高速現場というのは細かい注意事項が多いし、基本的に時間が長い。現場に出る警備員も車両も予め登録しておかないといけない。どうやらピンちゃんも登録されていたらしく、ちょくちょく高速現場に行かされるのである。拒否するわけにもいかないから行くけどさ、ほんとは嫌なのである。何かの奇跡が起こって早く終わってくれないかなあ。

                いきなり泣き言を並べているけど、ピンちゃんだってほんとは楽な現場に行きたいのである。昨日1日かけてアルコールを抜いたから、なんとかなるとは思うけど、それにしたってなあ。。。

                ──とかなんとか思いながら集合場所に行ってみると、ピンちゃんが一番乗り。誰もいない。誰が集合場所にきて、どうやって現場まで行くのか全く分からない。とにかく、集合場所に何時まで行くってことしか情報がないのである。とにかく待ってると、千歳営業所の人が3人来た。あらら、どうなるのかなと思ってると、特に仲のいいS賀さんが、

                「ピンちゃん、その車でみんな行くの?」と聞いてきた。
                「よく分からんけど、そうじゃないかなあ」

                みたいな会話をしつつ待っていると、時間ぎりぎりにS條さん登場。彼はピンちゃんより警備員としては後輩なんだけど、その独特な朗らかさと実行力により、現在は本社のNo.3とピンちゃんが認定している人である。彼は寝坊しないし、5年くらいで大体の警備員仕事を憶えたのである。

                結局、千歳営業所の車とピンちゃんの車、そして警備資材を積んだ平トラックの3台で現場に行くことになった。細かいことは管制のO宮さんも知らないらしく、ピンちゃんみたいにあちこちの現場を掛け持ちしてると、寝坊しなくても集合場所で不安になってしまう。この辺はもう少しきちんとして欲しいな。

                ・・・

                とにかくほんとの集合場所まで行ったのだけど、それは高速道路のさパーキング・エリアで、今日はここの打ち替えらしい。「打ち替え」というのは、舗装に入ってる亀裂部分を10cmくらい深く削って、そこに防水処理をする作業。もちろん、削ってからアスファルト合材で埋める。

                最終的には5cmとか7cm削って、切削オーバレイできちんと舗装しなおすのである。高速道路関係はかなり厳格なルールがあって、しかも関連する業者が多いから、相当なお金が動いているはずだけど、何しろ発注社がネクスコ東日本なので、お金のとりっぱぐれはない美味しい現場なのである。

                よく知らんけど、ピンちゃんの属する警備会社にとっては美味しい顧客であろう。

                ・・・

                もっと早く終わると予想していたけど、いろいろあって、結局午後4時前くらいに終了。パーキング・エリア内の警備だったのである意味楽ではあったけど、千歳の人々には一言言いたいことがあった。けれども、まあ、警備員としては皆さんピンちゃんより先輩なので何も言わなかった。特に問題なく終わった現場で愚だ愚だ言うとチームワークが崩れる元になる。

                そんな訳で、早く終わってよかったなと思いながら会社に顔をだし、明日は休みであることを確認してから帰宅。もちろん、ピンちゃんはすぐに飲みだした。だって、明日は休みだから。月に4千円近く払っているんだから、ひかりTVを見ないと損だと思い映画『バベル』を観た。恥ずかしいことに、ピンちゃんは初見であった。

                日本では菊池凜子さんが米映画批評会議賞新人女優賞を受賞したことばかり報道されたので、ピンちゃんは映画の内容を全く知らなかったのだけど、最初から意外な展開であった。なるほど、面白い映画であったし、菊池凜子さんも体当たりの演技と言ってよいでしょう。

                別に脱いだから凄いということではなく、演技全体がよかったと思います。

                ・・・

                とにかく、明日は全道的に雨の予報なので、明日は現場は中止。となれば、ピンちゃんは今晩は何の憂いもなくお酒を飲めるのだった。めでたし、めでたし。
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