ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
2013年4月の業務報告
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    さて、ゴールデンウイーク真っただ中の今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。もちろんピンちゃんは酒の海に溺れかけております。

    今月は何があったかな、などと思い返すのが通例ですが、面倒なので今月はそれはなし。

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    実は今月のアクセス数は急に多くなって、48519PVもありました。なんでこんなに急にPVが増えたのかよくわかりませんが、まあ嬉しいことですからして、もっと増えれと願ってます。

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    さっそく今月の人気エントリ紹介など。

    1.悲しみの果てにあるものが憎しみでなければよいが
    2.嵐の予兆、非日常の予感に歓喜する
    3.勤労中年は今日も仕事
    4.今日はもう、ほんとに寝ていた
    5.もはや何も考えていない

    1.はもうぶっちぎりでこのエントリ。いったい何がどうなっているのか分かりませんが、とにかく閲覧数が多い。何なんでしょうね。2.も、これまたなんでこんな昔のエントリが、と思うんだけど、読み返してみても大したことは書いてない。不可解なり。3.は、そこそこ真面目に働いていたころの日記。いまや、仕事したくない病に犯されてまして、仕事したくないです。4.は、本文は一行だけで、こんなもんを誰が読んでるのか不思議でならない。5.は、正直な独白で、ほんとに何も考えてない。

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    ということで、4月は血中アルコール濃度が高い月でござった。
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    幾らでも書くことはあるが、別にいいや
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      午前8時起床。晴れ。

      6時には目が覚めていたのだけど、しばらく寝床でだらだらしていた。というか、かなり体の調子がおかしい。金曜の夜から飲み続けているせいだ。携帯を確認してどうやら全国的に月曜になっているらしいと知り、さすがに起きだすことにした。

      どうも指先に力が入らないというか、指が震えている。大体三日くらい連続飲酒状態に陥ると指は震えるわ下血するわで、大変なことになるので、ここは少し自重せねばなるまい。別にピンちゃんだって自殺したい訳ではない。

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      午前10時前になり、イオン内にある未来屋書店へ赴き、大石英司著『米中激突5』を探してみた。4巻まではあるけど最新刊は見当たらない。店員に確認してみると、入荷はしたのだけど売り切れ状態とのこと。しょうがないので、駅前にある「いけだ書房」とかいうあまり大きくない書店にいってみた。

      ここは小さな書店ではあるけど、店主が目利きなのか、うれしや大石さんの新刊を三冊も平積みにしていた。大喜びで購入し、スーパーで買い物した後帰宅した。ほんとは月曜日はイオンのシネコンで千円で映画が観られるから、そっちにも後ろ髪を引かれる思いだったのだけど、今日は読書の日にしよう。

      途中で、ホリデーロードショー『張り込みプラス』を半分くらい観たり、「相棒」をちらちら観たり、牧伸二さんの訃報やら猪瀬さんの失言やらいろいろあり、なかなか読書に集中できない。もちろん、飲みながらだから余計に集中できない。困ったことである。

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      死ななくてよかった程度の1日
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        無論今日だって飲み続けた。金曜の晩から飲み始めて、日本酒一升、ウォッカ2本がピンちゃんの口から体内へ入り、便器へと直行したのである。この間ピンちゃんは、日本の法律を犯すことなく部屋にこもっていたのだ。実に目出度いではないか。

        ちゅうことで、今日もほとんど記憶がない。ひたすら酔っていた。
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        廃人春秋
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          どうやら「朝まで生テレビ」を見ているうちに酔い潰れたらしい。その後目が覚めてからまた飲みだし、更に潰れた。今日1日の行動すべてである。
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          どうでもいいと振り返ると、風が吹いていた
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            午前5時半過ぎ起床。昼まで曇り、昼から小雨。

            昨晩というか、今朝の3時近くまで飲んでいたので寝坊するかと思っていたけど、無事起きられてよかった。たぶん、今日で仕事は終わりで、明日からはピンちゃんも世間並みに長期休暇に突入する予定である。というか、仕事がないのである。困ったなあ。

            今週は4.5日働いたし、大分体調も良くなってきたのでまあいいや。

            訳あって10人の予定が8名の警備員で行ったのだけど、午前中はパッチング。1人は別作業に行ったので7名での警備。やや人数が少なくて、ピンちゃんは午前中は休憩なしだった。パッチング作業は午前中で終わり(午後から雨が降る予報だったのだ)、午後からは、8名のうち4名が残り別作業の警備へ。

            帰りたかったのだけど、この現場の警備員のボスであるH山さんに残れと指名されたので、残ることに。まあいいや、明日からはGWの長期休暇である。

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            帰社してから地元スーパーへ寄り、三日くらいは部屋に籠城できるようにアルコールと食料品を購入。何のために籠城することになるのかは知らないけど、一寸先は闇。この世の中、何が起こるかなんて誰にもわからない。何しろピンちゃんはお金が無くなってきたので、部屋にこもるしかないのだ。

            夜9時からは映画『アイアンマン』。うーむ、面白いな。主演のロバート・ダウニー・Jrは、確か映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』で初めて知った俳優だった。ちょっと調べてみて今知ったのだけど、ロバート・ダウニーってピンちゃんの1歳年上だ。外国人としては若く見える方だけど、それでもちょっとびっくり。まじかよ。

            今晩初めて『アイアンマン』を最初から最後まで観たのだけど、大層面白かったです。もともとピンちゃんはこの手のロボットモノが好きなのです。子供のころから好きだったけど、大学受験の時は本気で工学部にするか理学部にするか悩んだものです。

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            何故理学部物理学科に進学したかと言えば、アインシュタインとか相対性理論への漠然たる憧れがあったのが最も大きな理由だとは思うけど、工学部は凄く忙しいらしいという思い込みも一因にあったと思います。事実工学部は忙しいだろうけど、中学生の時に製図の授業があり、これがピンちゃんは嫌いだったのです。

            物理学科なら理論系のつもりだったから、紙と鉛筆で計算していればいいのだろうと思っていた。なので、そちらの方が楽だろうと愚かなことを考えていた。高校生の頃のピンちゃんは、数学とか物理で計算するのが好きだったのです。今だって嫌いじゃないけど。今にして思えば工学部の方が向いていたんじゃないかなと思うのだけど、今更後の祭りなのである。

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            24時56分から、ウイークエンドシネマ「雨鱒の川」。どんな映画か知らないけど、面白そうだ。

            ──とか書いたのだけど、楽勝で酔い潰れたらしく、観た記憶がない。

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            取り敢えず体力は戻りつつある
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              午後3時起床。晴れ。

              朝10時過ぎに会社からの電話で起こされた。寝ぼけていたので寝坊したかと焦って電話に出てしまったら、夕方の半日仕事を頼まれてしまった。くそう、今日は休みだったのに。まあ、ピンちゃんに電話してくるってことは、よほど他の人に断られて困っての事でしょう。普通、休みの日のピンちゃんなんて酔っぱらってるか寝てるかだから、滅多に急な仕事を頼まれることなんてない。

              今月はほとんど働いてないので、半日仕事でもせこく稼いでおかないと、来月、再来月あたりに経済的なピンチになりそうですからね。

              仕事は午後4時から8時まで。半日働いて3500円。駐車場警備なんだけど、満車になるといきなり忙しくなる。1台1台に第2駐車場の場所を説明しないといけないし、露骨に嫌な顔されたりするので、こっちも気分が悪い。

              幸い今日はぎりぎり満車にならなくて助かった。4人で警備するのだけど、満車にならなければ楽勝である。

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              ひかりTVで『ソルジャー』というアクション映画観賞。ロシア映画らしいのだけど、どうも脚本が散漫で、何を目指して作ったのかよく分からない。そこそこお金をかけて作った映画であるらしいし、監督は頑張ったような気がする。にもかかわらず、脚本が悪すぎで意味の分からない仕上がりになってる。

              『八月の蝉』をひかりTVで無料で観られることを発見したのだけど、既に深夜1時だったので、明日の晩にでも観ることにする。

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              春までなんぼ?
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                午前5時半起床。曇りのち、ちょっと雨。

                本格的社会復帰三日目なんだけど、まだ昼のお弁当を作るまでの気力は出てこない。これでお弁当を作りだせば本当に復帰なんだけどな。まあ、おいおい、お金が無くなってくれば作るようになるでしょう。何か他人事みたいだけど、ほんと二十日以上だらだら飲んで過ごすと、まずは精神がやられてくる。精神的な社会復帰は難しいものだ。

                失礼な言い方になるかもしれないけど、ほんとは体に問題がないのに生活保護を受け、更に毎日パチンコ通いしてるような人たちは、精神的に根腐れしているのだろうと思う。何を隠そう、ピンちゃんは福岡の某大学で助手をしていたとき、夏休みになると2か月も全く大学に顔を出さず、だらだら飲み続けるという生活を2年も続けてしまった。

                もちろん大学が始まれば講義があるから気力を振り絞って行くのだけど、ほとんど鬱状態だった。研究なんてしてなかったし、できなかった。どうしてあんなことになったのかなあと思うのだけど、要するに研究者としての才能がなくて隘路にはまり込んでいたのだな。まあ、自殺しなくてよかったなと思っている。

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                あれから10年以上たち、なんとか立ち直ったと思っていたのに、ちょっとしたきっかけでまた鬱状態になりかけていた。困ったことである。大学を辞めて呆然としていたときに立ち直るきっかけになったのは、やはり肉体労働だった。ピンちゃんはデスクワークより、体を動かす仕事の方が向いてるのだろう。

                もしもあの時、ピンちゃんが大学の先生の肩書に固執していれば、そのまま精神的に潰れてしまっていただろうと思う。さっさと辞めてラーメン屋さんなどの店で働いたことで立ち直れた。体を動かすということは、無条件で何か体の中に核を作ってくれるような気がする。ピンちゃんの場合、精神なんて不確かなものより、体を動かすのが重要なんじゃないかという気がしている。

                その意味で、ピンちゃんは村上春樹の文学性を考える時、彼がマラソンランナーでもあることが気になってしまう。記憶によれば『ダンスダンスダンス』以降の小説は読んでないけど、村上春樹はマラソンランナーが主人公の小説を書くべきだと思う。

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