ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
2013年2月の業務報告
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    さて、毎月月末に業務報告をするようになってどれくらい経ったのかな。よく憶えてませんが、昔は赤貧日記のアフィリエイト収入を報告するエントリだったのだけど、Google AdSには資格停止みたいなことになり、せっかく溜まっていた1万円以上の加算金は振り込まれないまま没収処分。別にいいけどさ、何をもってクリック誘導の基準にしているのかよく分からない。

    実は、もう一つのアフィリエイト先であるアマゾンも、なぜか突然自分のIDでサイトに入れなくなった。それでも幾らかは振り込まれていると思うけど、めんどうなので長いことネット銀行の残高を確認していないので、どうなっているかよく分からない。私としては、「ピンちゃんの赤貧日記」の有料会員にかかるお金(確か、315円/月くらいだ)をアフィリエイトで捻出し、残った分で月に一回くらい夜のクラブ活動に行ければいいくらいのつもりだったんですけどね。

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    昨年の11月くらいから猛烈に忙しくなって、それがしばらく続いていたのだけど、ようやく今月くらいから余裕ができてきました。それはピンちゃん的にはいい面と悪い面がある。別に警備員として稼ぎまくるぜとか思っている訳ではないから、適当に休みたいし、しかし、仕事がなさ過ぎて収入が少なすぎると生活が厳しくなるみたいな話です。

    この時期に仕事が減るのは毎年の事だからいいのだけど「保管場所法」で摘発されたのは晴天の霹靂であった。容疑内容はその通りであるから、じたばたしないで法の裁きを受けるしかないかと思っているのだけど、警察の裁量が全てみたいな法律でいきなりの摘発はほんとに驚いた。

    ピンちゃんは引っ越してから11か月経つのだけど、その間中何事もなかったから、これくらい大丈夫なんだろうと油断していた。油断というか、やはり、周りに迷惑をかけていただろうことは事実だから、慢心していたというべきかもしれない。とにかく驚きました。

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    今月の赤貧日記のページヴュー(PV)は、29087PVでした。なんと3万PV以下でござった。うーむ、先月、先々月と4万PVを超えていたので、ちょっと思い上がっていたのかもしれない。「ピンちゃんの赤貧日記」って、読んで何かしら得るものがあるような内容じゃないから、ピンちゃんという人は今日も元気かなくらいな感じで読んでる人が多いんでしょうね。それはそれでありがたいけど、ほんとはもっと多くの人に読んでもらいたいです。

    やはり、内容がそれほどではないから、興味を持ってくれる人が少ないんだろうなあ。何をどう頑張ればいいのかよく分からないけど、とにかく書き続けることだけは約束します。面白くないかもしれないけど。

    PVが少なくて落ち込んでいるのだけど、今月の人気エントリのトップ5を記せば、

    1.極端な単位の計算はいつも不安
    2.エントロピーは増大し人は死ぬ
    3.核開発の陰で何万人死んでいることやら
    4.冬の花火の子供戯れ
    5.今日は寂しくないから砂糖はいらないよ

    1.はロシアに落ちた隕石の話だったかな。そのエネルギーがどれくらいか計算してみたら、オーダーが3桁も合わなかった。なんかピンちゃんに勘違いがあるかもしれないけど、よく分からん。最近は面倒で、素面と時にいちいち真剣に考えることが出来なくなってきた。2.は、生物の死とエントロピーを関連付けて論じた人がいるのかどうか知らないけど、当然関係はある。ピンちゃんとしては珍しく「死」について言及したつもりだけど、こういうことに関してはもっと難しい議論があるんだろうな。3.のタイトルは、北朝鮮の事です。金王朝を存続させるために核開発しているんだろうけど、そのお金があれば餓死する北朝鮮の公民はもっと減るんじゃないのと思う訳です。ジョンウン君が全てを投げ出して国連にでも泣きつけば、WHOは大喜びで食糧援助するだろうし、日本だって軽水炉の技術供与するでしょう。その上で日本人拉致問題を解決する方向で対応してくれればなおよろしい。たぶん、北朝鮮みたいな国でも軍人の扱いが難しくて、そうはいかないんだろうけど。4.のタイトルに意味はない。5.は、ほんとうに魂をゆすぶられた一言。なんというか、ひとりひとりに人生があるんだと思った。

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    とにかく、2013年の2月までは生きていたということで。
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    今年も残すところ10か月余りとなりました
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      午前6時50分起床。晴れ。

      2月も今日で終わりかと、ため息をつきたい気分。月日の移ろいやすさは容赦がないなと今更ながらに感じ入ります。仕事は散発的に入ってくるミキサー車の出入り誘導。はっきり言ってやることなんてない。ただ、立っているだけです。なので、NHKラジオ「すっぴん!」を聴きながら適当に立っておりました。

      またもや途中から国会中継になってしまったので、北海道ローカルのノースウェイブというFMラジオを聴きました。パーソナリティの須摩智子さんの安定感が素晴らしい。「SMILE MARCHE」という番組です。MARCHEはフランス語なんだろうなと思っていたけど、改めて調べてみるとやはりフランス語で「市、市場」という意味みたいです。

      語学に強そうな須磨さんのことだから、何か思い入れのある番組名なのかしら。番組内のコーナーに「家族の風景」というのがあって、今日の主題は「家族の宝物」。いくつかの投稿が読まれたのだけど、中に我が家の宝物は「2歳の次男」ですというのがあった。なんで次男なのかなと思いつつ聴いていると、最後の最後にその次男はなんらかの事情で亡くなっていることが分かった。

      でも、幼稚園に通っている長男長女は、今日も次男の〇〇君が頭の上にのっかっていっしょに幼稚園に行ってきたよと語っているらしい。このご家族の中では、亡くなった次男はぬいぐるみに生まれ変わり、今でも生きている。全くの他人でしかもラジオで又聞きにすぎないピンちゃんはいろいろ考えさせられたのだけど、須磨さんは、とても注意深く、しかも暖かいコメントでこの投稿をさらりと流した。

      なるほどな、これは年の功だなと思ったピンちゃんなのでした。

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      仕事は半日で終わってしまい、ちょっと残念ではあったけど、しかたない。せっかくだから映画でも観るかとイオンに行ってみた。最初から『アウトロー』を観ようかなと思っていたのだけど、ちょうど時間的にもよかったので『アウトロー』を観た。かなり期待が高かったのに、内容は今一つだった。

      主人公はトム・クルーズ(役名は、ジャック・リーチャー)で、昔は軍人だった。自衛隊で言えば警務官みたいな仕事をしていたらしく、米軍内での犯罪行為を裁く仕事だった。旧日本軍の憲兵みたいな感じなのかな。何かのトラブルがあり、リーチャーは軍を除隊するのだけど、その後はひっそりと生きてきた。公的な記録には何も記載されてない。記録されるような犯罪行為は一切なく、慎重に生活してきたらしい。

      eiga/comにある解説をコピペすれば、
      トム・クルーズが一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーに扮し、難事件解決に挑む姿を描いたアクションサスペンス。英作家リー・チャイルドによるハードボイルド小説を、「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリー監督・脚本で映画化した。米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に6発の銃弾が放たれ5人が射殺される事件が発生。元米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕されるが、かつて米軍で秘密捜査官を務めていたリーチャーは事件の不審な点に気づき、真相をあぶりだしていく。ドイツの鬼才監督ベルナー・ヘルツォークが悪役で出演している。

      とのことです。ピンちゃんがなんとなく想像していた話とはかなり違ったのだけど、確かにリーチャーは有能で、事件の裏に隠されていた真実を暴きだしていく。けどなあ、これ、映画としては失敗作ではないけど、脚本がしょぼい。もう少し頑張れば渋い話にできただろうに、脚本とか演出が今一歩だなあ。

      例えばトムクルーズによる格闘シーンが何度かあるんだけど、意外に渋い戦い方でリアルです。相手が本物の格闘家とか軍人でなければ、あんな感じなんだろうなと思わせる戦いぶりで、格闘シーンに関しては感心したのだけど、何しろ悪の総元締めに工夫がない。というか、こけおどしだけなのです。

      その悪の総元締めは、ロシア人で、戦争中の収容所で酷い状況でも生き残ったんだと自慢するんだけど、やたらと凄い悪を秘めた人物みたいに匂わせていたのに、最後の最後に、、、

      まあ、これ以上書けばネタばらしすぎるので控えますが、ちょっとなんだかなあの映画でございました。

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      なぜに日本の周りにはこんな国しか。。。
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        午前5時20分起床。晴れ。

        毎日のように現場が変わってるのだけど、仕事があるだけでも恵まれていると感謝しております。ピンちゃんの基本給が上がることはまずないだろうし、働いて何ぼのその日暮らしですから、仕事があることを感謝しない訳にはいかないのです。謙虚なピンちゃんなのです。

        ちゅうことで、トンネルの中でお仕事。冬場はまだいいのだけど、夏場のトンネルの中は凄いことになってます。中国の大気汚染が問題になっている昨今だけど、トンネルの中での仕事もかなり肺に悪いと思います。トンネルの点検専門の作業員さんはマスク装着が義務付けられているみたいなんだけど、ピンちゃんたちはマスクなんてしませんからね。

        今日の作業が何だったかといえば、トンネルとトンネルの間にアーチ形の橋があるのだけど、そのアーチの骨格に雪が積もっているので雪落としをしないといけない。この時期になると昼間は気温がプラスになる事もあるので、雪が溶けてどさっと落ちたりすれば、タイミングによっては事故につながる危険性がある。

        これも冬の道路維持作業の一環で、この現場は年間を通してピンちゃんとこの警備会社を使っているので、極端な稼ぎにはならないけど安定している重要な仕事なのです。個人的には毎日同じ現場に行くのはあまり好きじゃないので、たまに行くには気分転換になっていいかなと。

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        仕事はいつも通り定時に終わり、会社に戻ったのが午後6時過ぎ。それから眼鏡屋さんへ行って、修理&レンズ1枚購入で蘇った眼鏡を受け取ってきました。ちょっと説明すると、ピンちゃんは毎晩のように部屋で酩酊しているのだけど、たまに外で飲んだりすると、結構な割合で眼鏡を壊したり紛失したりするのです。

        しかも、かなり視力が悪いので眼鏡がないと車の運転はもとより、警備員の仕事だってできない。裸眼だと0.04前後の視力しかないのです。なので、普段使っている眼鏡と予備の眼鏡を常備していないとまずい。それが、前に飲みに出たときに眼鏡を紛失してしまい、眼鏡ひとつ状態になっていたのです。

        ということで、最近出費が嵩んでいてまずい状況にもかかわらず、予備の眼鏡を用意しておかないといけない状況になっていたのです。まあ、これで一安心。

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        水曜だから映画を見れるとうきうきしていたのに、TBSでは池上さんの特別番組。主題は巨大地震とのこと。ピンちゃんは池上さんの番組は好きなんだけど、政治経済を解説して欲しいんですよね。今更パンゲアから説き下ろされてもなあ。地震関係というか、科学関係は自分で調べて理解できるので、ピンちゃんのよく分からない政治経済の話を希望しているのです。

        確かに次に大地震が来るとすれば東南海付近があやしいし、予想通りのマグニチュードの大地震が起きれば、又日本は苦難の道を歩むことになるけど、これはもう運命と諦めるしかない。自然災害が多く、天然資源に恵まれない日本列島という島国に生きる者の宿命です。その代り、ユーラシア大陸のような地続きでなかったゆえに特殊な発展をすることもできた。

        要するに一長一短あるわけで、ピンちゃんは自然災害も含めて、日本の自然環境が好きです。自然災害も好きというのは誤解を生じそうな言い方になるけど、例えば冬の北海道が寒いのは嫌じゃないというような意味です。

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        死ぬ前にキャンディを舐めたいと願う、ということ
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          午前7時起床。晴れ。

          ちょっと焦ったけど、今日は近場で仕事だった。お弁当を作り、7時半には現場事務所へ。ミキサー車の出入りの誘導警備なんだけど、いつもは大体お昼前に終わるので、半日分の稼ぎにしかならない。今日もきっとそうだろうと思っていたら、いつもより出入りするミキサー車の台数が多くて、午後2時半頃終了。もちろん、昼は1時間休憩した。

          これでも1日分の収入なので得した気分だ。いつものようにNHKラジオの「すっぴん!」という番組を聴きながら仕事をしていたのだけど、火曜日のパーソナリティは加藤紀子さんだった。春をテーマに加藤さんがいろんな曲を選んで流していた。彼女はかなりの音楽通らしい。

          一体何歳になったのかなとネット検索で調べてみて驚いた。もう40歳になるんだ。びっくりしたなあ、もう。

          加藤紀子さん=若い頃

          加藤紀子さん=現在

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          保管場所法について考えてみた
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            午前6時過ぎ起床。晴れ。

            さて、今月最後の月曜は久しぶりに峠現場。また除雪で道幅を広げる拡幅らしい。前にもやったけど、そのあとかなり雪が降ったからなあ。警備員は8名──しかも資格者が6名!ということで最強の布陣である。この面子だと、ピンちゃんなんて下っ端の方である。

            超豪華メンバーなので、仕事そのものは楽勝であったのだけど、現場へ向かう途中の温度計は−23℃であった。この時期にしてはやたらと寒い。太陽が出ていたのでお昼頃にはかなり暖かくなっていたのだけど、さすがは蝦夷地、朝晩はまだまだ冷え込むのである。

            この現場は残業がないのであまり稼げないのだけど、今日は車を運転しなかったから7千円ぽっきり。仕事がないよりはいいけど、今月は稼働日数の割には稼げない月になりそう。

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            昨日書いた「保管場所法」に関連したピンちゃんの懸念というのは、簡易裁判所で素直に罪状を認めると略式起訴され、罰金刑の判決が出る。金額は4万円が相場という事だから、かなり痛いけど払えない額ではない。スナックで数軒はしごして、ウイスキーのボトルでも入れればそれくらいの額にはなるのだ。

            しかし、ピンちゃんの懸念は罰金の額ではなく、罰金刑で有罪になる事そのものなのである。何故なら、

            「罰金が刑罰であるからには、刑罰を受けたピンちゃんには前科がつくことになる」

            恐らく、履歴書などの賞罰欄に前科として記載する義務が生じるであろう。それはいいとしても(あまりよくないが)、ピンちゃんが最も心配したのは警備業法にある「欠格事由」に抵触するのではないかということだった。何のことかといえば、警備業法には警備員になるために満たさないといけない条件──実際は、これこれの人は警備員にはなれませんという決まりごとがある。

            細かい内容はすっかり忘れていたのでネット検索で調べ直してみると(交通誘導2級の資格試験の時に勉強した)、警備業法第3条で11項目が規定されてました。
            一  成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
            二  禁錮以上の刑に処せられ、又はこの法律の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して五年を経過しない者
            三  最近五年間に、この法律の規定、この法律に基づく命令の規定若しくは処分に違反し、又は警備業務に関し他の法令の規定に違反する重大な不正行為で国家公安委員会規則で定めるものをした者
            (以下略)

            話はそれますが、一号に関連したことを書きます。いつだったか忘れたけど(警備員になる前だった)、某経済誌のメール取材を受けてやりとりがあったのだけど(赤貧日記を読んだそうな)、出来上がった特集記事を読んでみたら、憐れピンちゃんは自己破産した博士号取得者として匿名で取り上げられていたのだけど(笑)、そんな事実はございません。自己破産すると復権するまで警備員にはなれないのです。

            ピンちゃんが懸念しているのは上の二号と三号です。特に二号。『禁錮以上の刑に処せられ』の部分はクリアしているのだけど(「保管場所法」で有罪になっても禁錮ではない)、『又はこの法律の規定に違反して罰金の刑に処せられ(略)』の部分に「罰金の刑」とあるのが不気味である。

            ピンちゃんの解釈によれば『又はこの法律の規定に違反して』とあるのは、「警備業法に違反して」という意味であろうと思われるので、「保管場所法」は警備業法ではないからここもクリアしているはずだ、と思っているのです。ならば堂々と(?)罰金を支払って前科一犯になってもいいのだけど、この解釈で本当にいいのかしらん。

            多分ピンちゃんの考えでいいはずなんだけど、もしもピンちゃんが簡易裁判所でごねた場合どうなるかということを考えると若干心が揺れるのです。ごねるとどうなるかというと略式起訴ではなく、本式の裁判になるはず──なんだけど、流れとしてはそのはずなのだけど、実際は99%が公判請求されず、不起訴になるそうな。えーーーっ!まじかよって話でしょ。

            素直に認めると罰金刑で4万円払った上に、微罪とはいえ前科一犯と公式に犯歴になってしまう。一方、ごねれば不起訴になって無罪放免。そりゃないよってなもので、おかしいとおもうのだけど、実際の運用ではそうなっているらしい。要は「保管場所法」なんて警察のさじ加減ひとつで、適用するつもりなら幾らでも摘発できるし、黙認するなら黙認もできる。そういう灰色の部分であるからおかしなことになっているのでしょう。

            ピンちゃんの欠格事由の解釈が正しい(つまり警備員はやめないでよい)という前提でいうけど、保管場所法という法律を犯してしまったのは事実なので、素直に罰金を支払って前科一犯になるつもり。前日の赤貧日記に書いた通り、ピンちゃんはお上に対しては羊のように従順なのだ。お上が設定した網に引っ掛かってしまったならしょうがない、それには従うけど、それ以外は好き勝手に生きるもんね。

            ──ということで、なんとなくサゲサゲなピンちゃんなんだけど、ピンちゃんのアパートの近くは路上駐車してる車がたくさんあったのに、日曜を境に急激に減ってます(笑)。恐らく、近所中の人が一網打尽で摘発されたんだろうなあ。日曜に警察署で見かけた人たちはご近所さんだったのでしょうね。多分、みんな法律なんて知らないだろうし、素直に前科一犯になるのだなあと感慨深い今日この頃なのである。

            ちなみに、警備業法第3条6号には「アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者」とあり、なんらかの中毒者は警備員にはなれない。従って、現に警備員であるピンちゃんは「アルコール中毒」ではないという結論が導かれるのである(笑)。

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            晴れてピンちゃんも前科者
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              なんでわざわざ駐禁で呼び出されたんだろう。何か小言でも言われるんだろうか。それくらいのつもりで警察に行ってみた。相変わらず敷地が狭くて車を停めるスペースが見当たらない。しょうがないから建物の裏側まで進んでみると、ようやく空きスペースを発見した。明らかに来客用ではないのだけど、かまう事はない。他に停める場所はないし。

              ピンちゃんは過去に何度も警察のお世話になったことがあるので、警察慣れしているのだ。日曜だったこともあり、いつもより閑散とした感じの署内に入り、窓口の女性にステッカーを差し出した。

              「これを持って警察署に来いと電話で言われたのですが」

              車の窓ガラスに貼られていたものである。官製はがきより二回りくらい小さい感じのステッカーで、こんな小さなステッカーがそんなに重要なものとはこの時点では気づいていなかった。自分がなぜ呼び出されたのかも把握していなかった。羊のように従順なピンちゃんは、お上には逆らわないことにしているのだ。

              「あちらで少々お待ちください」

              指さす方に目を向けると長いすがあったので、そこに腰掛け待っていると、いま担当のものが来ますのでといいながらステッカーを返してくれた。手持無沙汰なのでステッカーを眺めていたのだけど、何も考えずに眺めていただけなので何も気づかなかった。うーむ、我ながらアホである。

              数分経つと建物の奥の方から若い警察官がやってきた。腰が低いというか、前かがみの態勢で両手が宮尾すすむの霊に乗り移られたかのように動く人だった。何だかよくわからないけどこの警官が奥へと招くので後ろを着いていった。この期に及んで帰る訳にもいかないし、まだ駐禁だと思っていたのである。

              恐らく交通課の部屋だと思われるところへ案内され、中へ入るとずいぶんと狭苦しい。さして広くない部屋にスチール机が10脚くらいある。机の上にもいろんなものが置いてあるし、警察無線がひっきりなしに聴こえてくる。もともと大した規模の警察署ではないから、湾岸署とは大違いである。

              勧められた椅子に腰かけ辺りを見回すと、なぜこんなに雑然とした雰囲気なのかがはっきりした。人が多すぎるのである。まず、交通課の警察官と思しき人が10人近くいる。そして、ピンちゃんの先客が三組。よく考えてみれば異常な状況である。

              これはあとで冷静になってから考えたことなのだけど、恐らく部屋の規模と机の数から推察するに、交通課の警官がほとんど出勤しているらしいこと。更にはピンちゃんと同じ理由で呼び出された先客が3組もいること。そして、呼び出された理由が駐禁ではないらしいことも徐々に明らかになって行った。

              ピンちゃん担当の若い警官は、まず車を何時から何時まで道路上に駐車していたのかと問いただした。昨晩7時に帰宅してから今日の午後2時頃、警察署へ向かうため車に乗るまでであるから、正直にそう答えた。日をまたぐから暗算しずらいけれども、ピンちゃんは警備員なのですぐに暗算できる。夜勤の時などの稼ぎを暗算する機会が多いのだ。19時から14時までであるから、5+14=19時間。

              若い警官は何度も指を折って確認しているのでイライラしてきた。ほんとに採用試験に受かったのか、お前は。ピンちゃんが、心の中だけではあるけれど、偉そうにしていたのはここまでで、若い警官は低姿勢ながら着実に説明してくれた。内容を咀嚼するに従い、思ったより大事らしいと分かってきた。ピンちゃんは駐禁で呼ばれたわけではなかったのだ。

              「保管場所法」違反で呼び出されていたのだ。正式名称は「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の由。今回の件に関係するところ抜き出してコピペすれば、
              (保管場所としての道路の使用の禁止等)
              第十一条  何人も、道路上の場所を自動車の保管場所として使用してはならない。
              2 何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
              一 自動車が道路上の同一の場所に引き続き十二時間以上駐車することとなるような行為
              二 自動車が夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に道路上の同一の場所に引き続き八時間以上駐車することとなるような行為
              3 前二項の規定は、政令で定める特別の用務を遂行するため必要がある場合その他政令で定める場合については、適用しない。

              法律の条文であるから何の事やら分かりづらいのだけど、要するに、夜間なら8時間以上、昼間なら12時間以上、道路に勝手に車を放置しておいてはいかんということである。そして、「保管場所法」は「道交法」では駐車禁止ではない場所においても適用されるということらしい。とにかく、法律上「道路」と規定されているところならば、昼なら12時間以上、夜なら8時間以上車を停めていると適用可能ということなんだそうである。

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              非常に簡略ではあるけど、若い警官による事情聴取がなされ、供述調書が作成された。供述調書と言っても半分ホーマットが決まっていて、文章の最初の部分が既に印刷されている類のものだった。あまり要領がいいとは思えない若者であったけど、調書の文章はそれなりにピンちゃんの言い分を盛り込んで書かれていた。

              なので、ひとつひとつの項目を確認したのち署名押印したのだけど、減点二点はしょうがないとして、来月指定の時間帯に簡易裁判所へ行き、判決を受けないといけないらしい。もちろん罰金刑なので、その時に金額を言い渡されそのお金を払えば、高い授業料とはいえ全て終了することになる。

              ネットで調べたところでは、罰金は4、5万円が相場であるらしいので、それくらいはしょうがないから払うとして、調べているうちにかなり深刻な問題が持ち上がってしまった。法律に疎いのでまだよく分からないのだけど、ピンちゃんの懸念が正しかったなら、かなりまずい状況になる。うーむ、これは困った。

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              というようなことで、予想より大事であったのだけど、一度帰宅したピンちゃんは大急ぎでアパートの自分の車庫の前を除雪した。1時間くらいかかった。最初から車庫があるならそこに入れておけばよいではないかと思うだろうけど、困ったことに車庫の前に一戸建ての家があり、その家の人が車庫の前に車を停めるのである。

              しかも、車庫の前がかなりの傾斜の坂になっていて、ただでさへ車庫へバックで入れるのは難しいのだ。車庫前の家の人が車を縦に2台駐車すると、ほんとに難しい。そして、ピンちゃんが引っ越した昨年の4月頃は2台駐車してあったのだ。ピンちゃんの車庫入れが下手だからではなくスペース上、かなり厳しいのだ。

              幸い、今日は軽自動車が1台だけだったので、なんとか車庫に入れることができた。車庫の背が低いので、車のアンテナが引っかかってしまうので途中で一度停め、アンテナを車庫の中へ引っかけてからバックして、ようやく車庫入れ完了である。アパートの部屋や家賃自体はかなり気に入っての引っ越しだったのだけど、思わぬところで躓いた感じ。

              その後、もう一度車で外出し、眼鏡屋さんやイオンの本屋さんで出費。警察署に行く前に、コンビニでガス代と灯油代を振り込んだので、今日はかなりの出費の1日になってしまった。

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              今月の光熱費
              LPガス使用量:¥5783
              灯油:¥7403
              小計:13186円

              スーパーでの買い物
              地養豚バラ一口かつ:¥113 ← 半額
              ホタテカイバシラ:¥227
              真ダコ足:¥233
              上富良野産地養豚 ← ¥145
              レジ袋:¥3
              小計:721円

              眼鏡レンズ1枚:¥6825

              新書二冊:¥2037

              22769円の出費也

              ・・・
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              小さなことからこつこつと西川きよし師匠はいい政治家
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                午前6時50分起床。晴れ。

                ふむ、さすがに今日は悠長にお弁当を作っていられる時間ではない。今朝もプチ寝坊である。いかんなあ、昨晩も飲みすぎてしまったようである。取り敢えずコンビニでお弁当を購入して現場へゴー。気合で飛ばしたら、現場事務所には7時い40分頃到着。まだ監督さんは誰も来ていなかったのでよかった。

                ちゅうことで、いよいよ今日がこの現場の最終日。当初は5日間くらいじゃないかと言っていたのに、倍の10日間もかかってやんの。しかも、全ての作業が終わった訳じゃなさそうだ。取り敢えずここで一区切りつけるだけという事らしい。そんなことこっちには関係ないのでどうでもいいけどさ。

                早く終わるかと期待していたらそんなことはなく、定時に近い午後4時40分終了。取り敢えず、何事も起こらずひとつの現場が終わってよかった。一応、この現場ではピンちゃんがアタマだったし。

                ・・・

                今週は6日間働いて、明日は久しぶりの休日だからうきうきしながら会社に顔を出すと、折り悪く某氏がO宮さんからしかられていた。どうやら現場監督さんから名指しでクレームが入ったらしい。ピンちゃん以外にも何人か警備員がいて、皆知らない顔して適当なことをしているけど、当然叱責の声は耳に入ってくる。

                まあ、叱責というほどキツイ言い方じゃないけど、普通はクレームが来ても本人には何も言わないで黙って配置を変えるだけの事が多いのに、よほどクレームの内容が酷かったのかもしれない。せっかく今晩はがっつり飲むぜー!と意気揚揚だったのに、出ばなをくじかれてしまった。

                その後はいつも通り飲みだして、いつも通り酔い潰れたのだった。めでたし、めでたし。

                スーパーでの買い物
                トイレットペーパー:¥398
                レジ袋:¥3
                メグミルク牛乳:198
                バチマグロ:¥257

                〆て856円の出費也

                ・・・
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