ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
2011年10月の業務報告
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    10月も今日で最後な訳なのだけど、今月もいろいろありましたね。最もホットな話題はTTPがらみと、東京近郊の高線量の話でしょうか。あと自転車関係の話題も気になったかな。前者ふたつの話題の方が深刻で、自転車の話はランクが下がるような感じだけど、警備員のピンちゃんとしては自転車の話もかなり気になります。

    北海道の場合、札幌以外なら歩道の幅が3メートル以上というのは珍しくないのだけど(広い歩道が駐車場代わりになったりしてる)、それにしてもこれ、東京近辺とか大阪とか、大都会なら厳しい条件ですね。いっせいに指摘されてるけど、車道を走るようになって事故が増えなければいいですね。

    ・・・

    10月の赤貧日記のトータルPV(ページビュー)は、33710でした。まあまあですかね。困ったことに、アフィリエイト関係はGoogle AdSもアマゾンも、どっちも分かりません。Googleのほうは、もう少しで1万円になって振り込まれそうだったのだけど、繰越分も全部没収みたいなことになったような感じ。なぜそうなったかといえば、不正クリックが疑われたから。確かに急にクリック数が増えたんですよね。

    それにしてもですね、ピンちゃん自身は不正クリックなんてしてない訳で、問答無用で広告をストップするのはどうかなと。それだけ不正クリックが多いのでしょう。何しろ、大した金額じゃないにしろ、クリックするだけでお金になるわけだし。この辺が、Google AdSのビジネスモデルの弱点じゃないかしらん。

    アマゾンのほうは、誰かが買い物をしていてくれてるかもしれないけど、ピンちゃんは確かめられない。こっちはパスワードが分からなくなってログインできないので、確かめられないのです。登録してあるメールのパスワードも分からなくてこんなことになってます。面倒なので未だに放置しるんだけど、どうしたものかなあ。

    ・・・

    とりあえず、今月の人気エントリトップ5です。

    1.エロ賢いグラビアアイドル:優木まおみ
    2.理想主義こそすばらしい、ついていけば絶対安全
    3.神なき月の祈りとて
    4.世界の村で発見!こんなところに日本人3
    5.労働が美徳なのかは疑わしいけど

    1.は堂々ぶっちぎりで今月も優木まおみちゃんです。コメントはもはやない。2.は、嫌味のつもりのタイトル。理想主義者なんてしょせん現実では役にたたないという。3.は、なんとなく思いついたタイトル。4.は、意外に人気のエントリ。かなり昔に書いたのになあ。5.は、特に言うことはない。

    というようなことで、今月もトータルPVが3万を越えてよかったです。アフィリエイト関係をどうにかしないといけないのだけど、どういう訳かほんのちょっとの手間をかける気にならない。精神的なものなんだけど、もう、どうでもいいやという感じ。

    もともと大した金額になっていたわけでもないし、Googleが勝手に止めるなら、それでもいいや。
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    どじょうにょろにょろみにょろにょろ
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      午後4時過ぎ起床。天候不明。

      はあ、10月最終日も仕事は無い。起きだしてから携帯の着信を確認したけど、会社からの電話はない。というか、どこからもない(笑)。酔って訳が分からないときに会社から電話が来て、記憶がないままに受け答えしていたらまずいかなと思ったんだけど。

      実際、過去にはそういうことがあったので、念のために確かめただけである。ピンちゃんの警備会社はある意味薄情なところで、仕事がないと1週間でも10日間でも、電話すらかけてこないことがある。

      仕事がないからといって、会社側はなんら警備員に保障することはない。だから平気なのである。だからといってピンちゃんも、労働者の権利とやらを主張するつもりはない。こういう職場がいやなら、もう少しまともな会社に再就職すべく活動するしかないのである。

      必死に探し回れば何かしら仕事はあるかもしれないけど、面倒だから部屋で飲みながら会社からの電話を待っている。要するにやる気がないのだから、お似合いの生活をするしかないのである。

      ・・・

      ○【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】
      http://sankei.jp.msn.com/life/news/111029/bks11102907540001-n1.htm

      橋下府知事の出自に関して、週刊文春と週刊新潮が同じタイミングで、同じ内容の記事を出したけど、それはいかがなものかと産経新聞(というか、花田紀凱氏)が疑問を呈している。橋下さんの実の父親は暴力団員でガス自殺していて、従兄弟が殺人犯であったという内容らしい。

      父親が自殺したのは橋下さんが小学2年のことだったそうで、その当時既に家に顔を出すこともなかったからほとんど記憶にないと橋下さんは言っている。こんな話、本人にはなんの関係もないことだから、ネガティブキャンペーンに違いない。

      文春と新潮が記事にしたからには、橋下さんが目指している方向は、保守的な人々にとって都合が悪いということだろうか。ピンちゃんは橋下さんのことを、元東京都知事の青島さんと同じレベルで何も出来ない人だろうと思っていたのだけど、予想より頑張っているのかもしれない。

      今後どうなるのか注視したい。

      ○もう許せない!!専門家が本気で怒る政府のウソ・インチキ・ゴマカシ・詐欺の数々
      http://gendai.net/articles/view/syakai/133413

      何だか知らないけど盛り上がってきましたねえ、TPP論議。正直に言ってピンちゃんはあまり興味がないし、意味も分からないのだけど、盛り上がり方の雰囲気が郵政民営化のときと似ています。郵政民営化のときは首相が小泉さんだったから、怒涛の勢いで勝負を決めてしまったけど、野田首相にはそこまでの能力はないでしょう。

      昔話をするけれど、郵政民営化当時の反対派の人たちは、郵貯の350兆円をアメリカに献上する小泉は売国奴だとか言っていたのです。経済に疎いピンちゃんは、一体全体、そんな巨額のお金をどうやってアメリカが掠め取ることが出来るのだろうと不思議に思っていたけど、アンチ小泉アンチ竹中の人々で、具体的な方法を説明してくれる人はいなかった。

      郵政民営化してから5、6年経ったわけだけど、アンチ小泉な人たちが懸念した郵貯350兆円にものぼる日本の資産はアメリカの禿げ鷹とやらに盗まれたでしょうか。極端な話、郵貯に貯金しているおじいちゃんおばあちゃんが貯金を下ろしてタンス貯金にしたら、誰も手を出せないでしょう。その辺の話にきちんとけりをつけて欲しいものです。

      さて、今話題のTPPだけど、ピンちゃんがネットをうろついて意見を見た限りでは、急いでやらないほうがいいという意見の方が優勢であるように思います。アメリカが推進してるからには日本にとって不利に決まっている、という論理は郵政民営化のときと同じです。

      にもかかわらず、経済畑、企業家の皆さんはたいてい賛成しているみたいだから、グラフとか見たり、数値だけで判断する限りは、TPPに参加したほうが日本経済の発展には有利だという結論になるんでしょう。

      結局のところピンちゃんにはTPPの是非なんて判断できないのだけど、いままでの動きから察するに、どじょう首相がにょろにょろやって、なんとかこんとかTPP参加ということになるんじゃないのかな。これを理由に民主党を割るというほどの政治家は民主党にはいないし、TPPが日本にとっていいのか悪いのか誰もわからないまま、話が進むんじゃないのかな。
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      やまない雨はない、明けない夜もない
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        正午頃朦朧と目覚めた。曇りだったのかな。

        休みが続いて連続飲酒状態に突入すると、ピンちゃんは何も分からなくなる。けれどまあ、酔って書いているとはいえ、書いてるときは本気なので、適当な話をでっち上げているわけではない。

        福島第一原発の事故に関してピンちゃんとは違う意見を持っていてもいいけれど、何かしら意見があるなら、というか間違ったことが書いてあると思うなら、それを直接指摘して欲しいな。

        ・・・

        夜9時から「南極大陸」第3回目。前回を見逃したのは痛いけど、どうせ携帯の小さい画面で見てるので、粗筋くらいしか分からない。演出がどうのなんてどうでもいいのである。何となく大掛かりで雄大な話であればよいのだ。

        ちょっと後悔しつつ10時から『ダイ・ハード4.0』を見てる。なぜ後悔しているかと言えば、最初から見たほうがよかったかなあとか。4.0は見たことなかったし。

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        ブルース・ウイリスが完全な禿げになっていて笑ったけど、スキンヘッドと言ったほうがいいのかな。途中から見出したからストーリーが全く分からない。けれど、最近のハリウッド映画はやたらとパソコン(コンピュータ)を使って、最後にリターンキーを押したら巨額のお金が動くとか、ロケットが市街地に発射されるとか、そんな話が多いですね。

        23時25分からドラマ『俺の空 (刑事編1)』である。これは懐かしい。本宮ひろし先生の原作で『俺の空』という漫画があったのだけど、日本でも屈指の財閥の跡取り息子安田一平が日本どころか世界中を放浪して、やりまくる話(笑)。その後、テレビ番組の『熱中時代 刑事編』の大成功があり、真似したのだ。

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        ある意味、筒井康隆の『富豪刑事』や『謎解きはディナーのあとで』のさきがけであったと思う。ひょっとすると『富豪刑事』のほうが先だったかもしれないけど、面倒なので調べない。どっちでもいいし。

        とにかく『俺の空 (刑事編)』がドラマ化されたのである。まあ、話の内容はどうでもよい(笑)。

        ・・・

        25時30分から「やまない雨はない うつと共に生きる気象キャスター」という番組をやっていた。いわゆるドキュメンタリーです。
        「自ら死んではいけません、やまない雨はないのです」自殺予防の講演会でこう語りかけるのは倉嶋厚さん(87)。かつて人気を博したお天気キャスターだ。14年前、最愛の妻をガンで失ったことがきっかけで重度のうつ病を発症した。自殺を試みたこともある。そして4か月に及ぶ閉鎖病棟での闘病生活…。現在は自身の体験をもとに自殺予防を訴えている。うつは“闘うものではなく共存するもの”と話す彼の生き方を見つめる。

        ピンちゃんは倉嶋さんというお天気キャスターを存じ上げないけれど、うつ病になった14年前でも73歳。妻を亡くして茫然自失に陥る男性は多いようである。夫婦のことだから、半世紀もの結婚生活でいろいろあったにしろ、人生の黄昏時につれあいに亡くなられてがっくりくるのは、男性の方が多いように思う。

        ひとは長生きしたから幸福だとは思っていないけれど、できれば心健やかな晩年を送って欲しいとは思う。
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        昔はラジオ・アイソトープと呼んでいた
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          午前中に起床した気がする。天候不明。

          完全なるひきこもりの1日。ようやくおでんを食べきったことは憶えている。お酒を飲んだことも確実である。さて、それ以外に何をしたのか分からない。携帯ワンセグでテレビ番組を眺めていたはずなのに、どの番組を見たのかさっぱり分からない。

          なぞの1日である。

          ・・・

          ○世田谷の高放射線検出、31日にも掘り返して調査
          http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201110290519.html

          線源がアスファルトの下に埋まっていて、それで170μSv/hの線量だとすれば、かなりの放射性物質が埋まってる可能性がある。年間の線量に換算すれば1489.2mSvである。政府は年間線量の上限を、暫定値5mSvから1mSvへ下げようとしているところだから、無視するわけにはいかないレベル。

          というか、放置したら世田谷住民が大騒ぎするだろうし。掘り返して線源が何か分かれば核種も分かるだろうけど、原発由来のセシウムが雨水で濃縮したとは考えづらい。

          同じ世田谷の民家の床下にラジウム入りの瓶があって大騒ぎになっていたけど、この頃ピンちゃんもようやく東京近辺の線量が問題になっているらしいと気付いた。2ちゃんねるでは陰謀論が花盛りで、笑うしかない。そのラジウム入りの瓶を肌身離さず懐にかかえていたなら話は別だけど、床下に埋まっていて、しかも家の中でもあちこち移動していたんだろうから、大した健康被害はなかった。そこに住んでいたおばあちゃんって、90過ぎの高齢で健在なんでしょ?

          震災以前は誰も気にしていなかったから、都内の線量なんて測定しなかっただけで、不法投棄かなにかが原因の高線量の場所があちこちあるんじゃないかな。

          ○福島原発原子炉の状態 原子炉の放射線量
          http://atmc.jp/plant/rad/?

          そんなことより、福島第一原発1号機がとんでもないことになってる。計器が故障したみたいなんだけど、400Sv/hですぞ。単位をよく見てくだされ。ミリ(m)もマイクロ(μ)も付いてない、正真正銘の高線量。人が近寄ったら即死します。

          これ、計器が故障しておかしな値になってるのならいいけど、逆に高線量で計器が故障したならとんでもない事態です。数値が高すぎるので、多分、計器不良でおかしな値になっているのでしょう。マスコミの動きもないみたいだし。

          ○全国のリアルタイム放射線量マップ(速報版)
          http://atmc.jp/realtime/

          前にも紹介したことのあるサイトだけど、かなり便利です。下のエントリ(日本の放射線と私)を読んでもらえれば数値と単位の意味は分かると思うので、参考にしてくだされ。
          | 日記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
          日本の放射線と私
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            最近は福島第一原発そのものの報道が減ってきてやれやれと思っていたら、マスコミのみなさんの興味は東京周辺の線量に移ってきたようである。すなわち、原発の影響で遠く離れた○○でもこんなに放射能に汚染されている!みたいな記事を書きたいのでしょう。

            更に性質が悪いことに、商売でやってるマスコミや元から反核・反原発なひとびとだけじゃなく、マスコミの過剰報道に疑心暗鬼になった人々が線量計片手に素人探偵と化している。性質が悪いというのは、計測するなということではなく、正しい知識を身につけたうえでやって欲しいということです。

            私はもとから福島第一原発の近く以外は大して問題ないだろうと思っているから(福一で直接作業している人だってばたばた死んだりはしてない)鷹揚に構えているけど、それは自分が安全圏の北海道に住んでいるからではないのです。仮に東京に住んでいたって全く気にしないで生活していると思う。

            とは言え、政府が正確な情報を出さないから自分たちで調べるしかないんだ、そんな叫びが聞こえてきそうでもある。まあ、お子さんをお持ちの方々の不安はわかる。そこで、少しだけ放射線に関して、基本的なことを書こうと思います。

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            まず、自然放射線という概念があります。説明のしかたは幾つもありますが、自己流に定義すれば「地球上に人間が存在していなくても、もともとある放射線」と言えば分かりやすいでしょうか。すなわち、地球が存在している時点で放射線はまったくのゼロではあり得ません。太古の昔から人類は、微量の放射線を浴びながら生活してきたのです(そもそも、太陽光を浴びることも「被曝」の一種です)。

            では、自然放射線の量はどれくらいか。大まかに言えば地殻に含まれる放射性物質からは、0.05μSv/hくらいです。μはマイクロと読み、10^(-6)倍を意味します。もっと分かりやすく書けば、

            1マイクロ(メートル) = 0.000001(メートル)

            です。メートルとあるのは分かりやすいように書いただけで、括弧の中は何でもいいです。もうひとつややこしいのは時間の単位です。「/h」とあるのは1時間当たりという意味で「パーアワー」などと読みますが、放射線の話題では年間の照射量が問題になることがしばしばあります。

            1日は24時間で、1年は365日なのですぐに換算できます。すなわち、

            1年 = 365 × 24 = 8760時間

            なので、1時間当たりの線量が分かれば、8760倍すれば年間線量になります。こんなの誰でも計算できることだけど、意外にきちんと説明している文章が少ないので特に記しておきます。ここで応用問題ですが、地殻による自然放射線の年間線量は、

            0.05μSv/h × 8760 = 438μSv = 0.438mSv

            となります。最後に出てきた m はミリと読み、10^(-3)の意味で、みなさんが普段慣れ親しんでいるミリと同じものです。年間線量を議論するときは、ミリ単位で語るほうが分かりやすいのです。

            地殻に含まれる放射性物質以外に、我々は宇宙線と呼ばれる放射線を年間390μSv(= 0.39mSv)ほど浴びています。上にちょこっと書いたけど、太陽光も放射線の一種なのです。
            更に空気中にも微量ながら放射性物質があり、これが意外に多くて年間1.26mSvなんだそうです。地殻、宇宙線、空気中の放射線を合計すれば、年間2mSvを少し超えるくらいでしょうか。

            困ったことに食物に関しても微量ながら放射能はあり(というか人体にだって微量な放射線源はあります)、福島第一原子力発電所の事故がなくても放射性物質を摂取してきたのです。ですから、要は線量の数値が全てです。原発事故由来だから汚い放射線であるとか、そんなことは一切ありません。

            この点は、ちょっと頭の片隅にとどめて欲しいと思います。

            ・・・

            前置きが長くなってしまったけど、このエントリに書きたかったエッセンスは上で尽きています。上にある基本的な知識があれば、あとは自分である程度判断できるでしょう。

            自然放射線の数値を上回る部分を「人工放射線」と呼ぶのだけど、これも原発事故とは無関係な産業活動に由来するものもあります。原発事故が起こる前の日本の場合、自然放射線+人工放射線 = 0.2μSv/h以下くらいが通常値だったはずなのだけど、これより少しくらい多くても問題はありませんよ。

            素人の私が偉そうに御託を並べてもしょうがないので、地殻由来の放射線量について専門家の話を聞いてみましょう。

            ○日本の放射線量
            http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html

            日本の自然放射線量

            グレイ(Gy)という新しい単位が出てきてうんざりされるかもしれないけど、シーベルト(Sv)と同じものだと思っても問題ありません。地図は色分けされていて、気温と同じように赤い色は線量が高くて、青は低いので分かりやすいと思います。この図からまず分かることは、地域によって自然放射線の線量にかなり違いがあるということです。

            もうひとつは、地域差があるけれど、これは自然放射線の話なのだから、ちょっとくらい高くても健康被害なんてないということです。これまでの原発事故と放射線被害の報道を見るにつけ、放射能=毒みたいなイメージで捉えている雰囲気が濃厚で(チェルノブイリ原発事故直後のヨーロッパもそんな感じだった)、いやそれは違いますよと私は気になっていたのです。

            ○震災関連の研究情報提供
            http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/index.html

            もうひとつ参考になるサイトをご紹介しておきます。ここもやや専門的ですが、どうしても放射線被害が気になる人は、がんばって読んでみて下さい。マスコミに登場して発言すると「御用学者」などと呼ばれるから、普通の研究者はテレビに出ないけど、彼らはきちんと仕事をしています。

            本来彼らの知識を噛み砕いて一般の人々に紹介するのがマスコミの役割だと思うのだけど、あまりの大事故でわけがわからなくなり、原子力村とか御用学者とか、分かりやすい構図にこだわりすぎて正確な報道がなされてこなかった恨みがあります。

            チェルノブイリ原発事故に比肩しうるほどの大事故だから、ある程度はしょうがないなと思うけど、そろそろ冷静さをとりもどし、もう少し科学的な報道を心がけて欲しいと思ってます。
            | 科学全般 | 00:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
            瞳を見るだけで全てが分かった
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              午前3時過ぎ起床。晴れ。

              昨日と同じく覆道内で片交。仕事は代わり映えしないので略。ただ、寒かった。10月とは思えない。特に風の冷たさは本格的な冬の訪れを感じさせるものがありました。ここのところ、飛び飛びなんだけど峠での仕事が多くて、紅葉をながめてしみじみしてました。

              近くには川が流れている。だから風がとても冷たい。もちろん山に囲まれていて、紅葉にも段階があるとすれば晩期で、ほとんど数日前の強風で葉が落ちてしまっている。そういう風景を眺めていてピンちゃんは不思議に思う。

              例えば二千年前の日本人は、どういうつもりで紅葉を眺めていたのだろう。北海道なら、アイヌの人々は春に芽吹いた葉っぱが秋から冬にかけて枯れ落ちる。そして、また春が来るという繰り返しを、どういう思いで見つめていたのか。そんなことを思いながら、仕事をしていた。

              ・・・

              明日は仕事にあぶれたから夜は独り大宴会である。二日も3時起きしたんだから当然である。自然の摂理といっても過言ではない。なので、地元スーパーに寄り、バチマグロの柵と餅入り巾着(おでんの具増量)、豆腐一丁、春巻を購入。ワンコイン也。ということで、贅沢な肴で一杯やってます。

              8時から「Mステ」。AKB48を見ていてふと思った。あんなにたくさんいて、何の取り柄があるんだろうと不思議に思っていたけど、大勢で歌い踊っていると何かの演劇を見ているような感じがある。歌劇レビュー(そんな言葉あるのか?)みたいな。

              K-POPのアイドルに比べると、ダンスなんかは基礎から練習してないからキレがいまいちで、学芸会みたいな感じは否めないけど、それはカメラ割りとか演出かなんかでごまかしていいんじゃないかしらん(笑)。映画の俳優だってそんな感じだし。

              ということで、人気があるからには、何がしか理由はあるもんだと思いながら日本酒を飲んでます。

              9時からは『君に届け』鑑賞。我らが多部ちゃんが主演である。もちろん、じっくり鑑賞したぜベイベー! いや、何しろピンちゃんは多部未華子ちゃんのファンなのである。

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              粗筋をネットのテレビ番組欄から引用すると、
              爽子(多部未華子)はとても真面目で健気な女の子。しかし、見た目が暗いせいで「貞子」とあだ名までつけられる浮いた存在だった。そんな爽子は、高校の入学式で、皆から慕われる人気者の風早(三浦春馬)と出逢う。分け隔てなく明るく接してくれる風早に今まで抱いた事のない気持ちを感じ始める爽子。そんな2人が言葉を交わし、些細なことを積み重ね、恋を育んでいく・・・2人の想いは届けたい人にきちんと届くのだろうか?

              ピンちゃんは物語の粗筋を要領よくまとめるのが苦手で、他の人の文章に頼ってしまう。上の文章を書いた人、ありがとね。

              ということで、多部ちゃん演じる黒沼爽子。あだ名は貞子である。極度の引っ込み思案で、他人との係わりが苦手である。そして、正直で誰に対しても裏表がない。原作が少女マンガであるらしいから、これくらい極端な設定は問題ない。というか、この映画を見ながらピンちゃんは、ああわかるわかる!とか共感しいているのだ。

              45歳のおやじの癖して、引っ込み思案な女子高生に対して、である。しかも少女マンガ(笑)。

              ああ、こんな青春ごっこ映画、30代の頃見てたらヘソで茶を沸かしながら馬鹿にしたかもしれない。けど、いまやこの手の話に涙腺が緩む。もうね、多部ちゃんがかわいすぎる。中学生とか高校生の頃なら、ピンちゃんも似たようなもんだったのだ。

              中学2年の時、バレンタインのチョコを貰った。つまりは3年になる直前くらいだった。本人からではなく、その女友達経由だったけど。で、その後、校内で彼女に廊下ですれ違うたびに、ふたりして下を向きながらそそくさと通り過ぎていた。顔を真っ赤にして(笑)。恥ずかしくて、とてもその女の子の顔なんて見られなかった。

              こんな内容の少女マンガが映画化されるくらいである。30年後の現在だって、似たような男の子、女の子はたくさんいるのであろう。とにかく、比喩ではなく、ほんとうに脈拍があがって心臓がドキドキするんですよね。懐かしいなと思いながら、この映画を鑑賞しました。

              あの頃の想い出はフォーエバー(笑)。
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              涙こらえる秋の日の 川の流るるを 雲の流るるを
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                午前3時起床! 小雨、曇り。

                なぜにこんな早起きをしたかというと、仕事開始が早く、しかも遠方現場なのです。昨晩ももちろん飲んだけど、やはり控え気味にして午後11時過ぎには就寝。今朝は、寝汗が冷えて寒くて目が覚めました。体調が悪いときは寝汗がひどいことがよくあります。

                しかしながら、風邪を引いたときは汗をたくさんかいて寝ればよくなるのと同じで、寝汗をかいた後はかなりすっきりしています。ということで下着を取り替えて、すぐにお弁当作り。お味噌汁、ごはん on 梅干、ハンバーグ、卵焼き、魚肉ソーセ with マヨ。

                仕事中は冬用の防寒服を着ていたのだけど、それでも寒かった。やはり、風の冷たさが違う。というか、昨日は雪が降っていた峠道なのだ。今年も、こうやってだんだん冬になっていくのでしょう。けれど、冬の寒さに耐えてこそ、春の訪れが嬉しいのです。きっとそうです。誰かそうだと言って下さい(笑)。

                仕事は予定より早く終わり、午後6時半には何とか帰社できた。スーパーに寄ったあと車を運転していると、目の前の車のナンバーが目に付いた。よく見ると「福島311」である。恐らく偶然ではあるまい。悪趣味と思う方がいるかもしれないけど、ピンちゃんは胸を突かれた思いがした。

                ・・・

                ○戦車、民間フェリーで移動…北海道から大分へ
                http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111026-OYT1T00596.htm

                そういえば今日、某峠で仕事中に、低床トレーラーで自衛隊の戦車がたくさん運ばれているのを目撃した。ひょっとしてあれも大分に運ばれるのだろうか。

                ○白装束団体パナウェーブ自然消滅か 千乃会長の死から5年
                http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/31202.html

                そういえば、そういうこともあったなと懐かしく思い出す人は多いと思うけれど、恐るべし8年も前の騒動でなのである。ピンちゃんはまだ37歳で、40歳までには何とか立ち直ろう。お金持ちになって世間を見返してやろうなどと内心思っていた頃なのである(笑)。まだ警備員ではなかった。

                パナウェーブといえば白装束だけど、電磁波の悪影響を避ける目的であったらしい。服装が白く見えるということは、あらゆる波長の光(電磁波)が反射してるからで、なるほど理屈にはかなっている。ただ、中学の理科レベルの知識がもとになっているような気がする。

                全ては今は亡き千乃会長の妄想を核としてできた集団なので、彼女が亡くなれば自然消滅は必然だとピンちゃんは思うのだけど、人畜無害なら好きにさせてあげればいいのではないでしょうか。

                8年前のこの大騒動の裏で、もっと重要な何かが隠蔽されたんじゃなかったかなと思わないでもないけど、なんだか思い出せない。

                ○井上ひさしさん死後対応の過労自殺、労災に認定
                http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111027-OYT1T00968.htm

                ほとんど一人で後処理の対応していたのかな。井上ひさしさんくらいになれば、作品の著作権やらなんやら、ひとりで対応するのは無理なくらい仕事があったんでしょうね。例えば森鴎外とか夏目漱石の作品の印税なんかは、どういうことになっているんだろう。というか、もはや著作権は切れてるのか(いや、やはり著作権が切れても印税は発生してるか)。

                昨日の赤貧日記のタイトルは「マンボウ・マブゼ共和国終焉す」にしたけど、井上ひさし氏死去と共に「吉里吉里国」も終焉したのかもしれないですね(実在する「吉里吉里共和国」とは別の話です)。

                ○頭殴られ、5歳男児死亡=父親と叔父、暴行容疑で逮捕−体重10キロ弱・埼玉県警
                http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011102500653

                この手の事件多いですね。上の事例は実の父親みたいだけど、母親の恋人に殺される事件なんて、またかと思うほど頻発している。ピンちゃんがこの手の事件をニュースやネットで知り気になることは、皆一様に虐待していた子供の様子があまりにもおかしくなると警察や病院に連絡するらしいこと。

                つまりは、殺すつもりまではなかったということなんだろうけど、死亡した子供の体はあざだらけと報じられることが多々ある。それだけ日常的に虐待しておいて、死ねば「しつけ」のつもりだったなどと言う。ほんとうなんだろうか? それとも、頭がおかしいのだろうか? ピンちゃんにはよく分からない。

                幼少期に虐待された子供は、長じて家庭内暴力を振るう割合が多いなどと聞くけれど、井上ひさし氏もそうだったのかもしれないなと、暗澹たる気分になってしまう。母子家庭で貧乏な幼少期を過ごしたピンちゃんだけど、母親の愛情にだけは恵まれていた。今にして思えば、幸福な子供時代だった。

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