ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
寝ている間に世界が滅亡していても驚かない
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    午前10時過ぎ起床。曇りっぽい。窓から吹き込む風が心地よい。

    7月最後の休日が日曜で、なんとなく愉快である。携帯アラームを午前10時にセットしておいたので10時に目覚めたわけだけど、昔みたいにNHK「将棋の時間」を見るわけにはいかない。なにしろピンちゃんは、地デジ移行に対応できなかった情弱かつ貧乏人なのである。

    せっかくの休日だから、何か前向きなことをしたいなと思いつつ、なんとなくコンビニに行き、「カンティ シャルドネ」なる白ワインを購入してしまった。聞いたことはあるような気がする。ピンちゃんは甘口の「カッツワイン」のほうが好みだけど、味は悪くない。

    ・・・

    目覚めると午後10時だった。ワインで酔いつぶれてしまったらしい。先週の日曜日は、車で手稲まで行き免許の更新をし、旧友と久しぶりに再会したりして充実した休日だったのに、今日は飲んで潰れてお終いである。

    こうして7月最後の1日は終ったのだった。
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    2011年7月の業務報告
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      さて、今月は後半にページビュー(PV)が増えてきて、トータル28937PV。先月よりはかなり増えました。毎日平均して900PVを越えているのでよしとしましょう。なでしこJAPANがワールドカップで初優勝したり、原田芳雄、小松左京両氏の訃報、地上アナログ放送終了などニュースの多い月となり、ネットを活用するひとの数が増えたのかもしれません。

      ワールドカップの決勝は偶然テレビで目撃してしまったのだけど、あの展開以外では勝てなかっただろうと思う。それくらいアメリカは強かったのだけど、猛攻をしのぎきり、隙を見つけて反撃するなどして徐々にアメリカの選手達を疲弊させていった。延長戦後半の澤のシュートは、神が与えてくれたチャンスといいたくなるほどのタイミングで、あれで同点に追いつかれてしまった時点で、アメリカにはツキがなかった。ある意味、あのシュートで勝負はついていたんじゃなかろうか。

      原田芳雄さんは渋くてセクシーで、とにかくかっこよい俳優だなと憧れていた訳だけど、出演作品では『浪人街』が好き。時代劇だけど、とにかく傑作です。見てない人にはぜひ勧めたい。小松左京御大は日本SF界の父といっていいほどのひとで、活動分野も文筆業にとらわれないスケールの大きい人物でしたね。ふたりとも表現者として立派な作品を残された。長い間お疲れ様でした。

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      今月の人気エントリ、トップ5は、

      1.エロ賢いグラビアアイドル:優木まおみ
      2.自給自足生活で18年…大自然の小さな家
      3.unhappy birthday to me once again!
      4.一瞬の判断ミスが貧乏への片道切符
      5.風はどちらに吹いている?

      1.は堂々の1位で2位に四倍の差をつけて圧勝。優木まおみちゃん強し。なぜにこのエントリがこんなに人気があるのか不思議でしょうがない。ひょっとして、優木まおみちゃんファンの間では話題のエントリになってるのだろうか。2.はTBSの大家族モノ番組を見ながら書いたエントリ。地味に人気がある模様。3.ですが、今月でピンちゃんは45才になりました。早いなあ。4.ですが、過去の人生でどれだけ判断ミスしてきたのかと考えると、目眩がしてしまいそうです。5.は特に書くことがない。ヒロさんにコメントしてもらって嬉しい。

      ・・・

      アフィリエイト関係ですが、google AdSが好調で、1600円を越えました。google単独では最高額かもしれません。逆にアマゾンのほうは少なくて400円と少し。しかし、googleとアマゾン両方で2千円になればよしとしてますので、今月もそこそこがんばったかなあという感じです。いつも赤貧日記経由で買い物して下さっている方には、感謝感激雨あられでございます。


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      暑中お見舞い申し上げます
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        午前6時半起床。小雨のち曇り。

        今月最後の仕事は市内現場。住宅街の中での「下水道新設工事」に伴う警備なのだけど、工事区間は通行止めにするので、ほとんどやることはない。たまに通る歩行者を誘導するのが主な仕事で、楽ではあるけど、時間が経つのが遅くて閉口する。

        こういう市内現場で、昼もきっちり1時間休憩できて、8時5時の定時で終る場合、ピンちゃんは6700円にしかならない。仕事内容からすれば文句は言えないのだけど、働き盛りの45歳でこの日給はちと恥ずかしい気はする。それでもまあ、今月最後の土曜日に仕事が入ってよかった。

        ・・・

        暇だから携帯ラジオを聴きながら働いていたのだけど、土曜日の8時半からやっている北海道ローカルのHBCラジオ「DONと赤城のおぢさんツインカム」が面白い。赤城さんというのは多分HBCラジオのアナウンサーで、プロだけあってさすがに滑舌がよいし、いつも落ち着いた雰囲気をかもし出しています。しかし、特筆すべきはやはりDONさんの個性でしょう。

        DONさんは謎の多いひとなのだけど、「笑っていいとも」が始まったばかりの頃、「来たかチョーさん、待ってたドン」というコーナーで川上哲治の真似をしていたのがDONさんだと知って驚いたものです。といっても、ピンちゃんと同年代か、もう少し年配のひとしか思い出せないだろうけど(笑)。チョーさんというのはもちろん長嶋さんのことで、プリティ長嶋という芸人でした。今は東京都の議員さんみたい。

        若い人でも長嶋茂雄さんがかつては日本野球の大スターだったことは知ってるひとが多いと思うけど、川上哲治さんのほうは、名前すらあやしいのではないかと思います。選手としても監督としても偉大なひとなのだけど、あまりテレビに露出することを好まないまま、隠遁生活をしていると思われます。まあ、91歳なので、テレビに出ないことは不思議じゃないけど。

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        〇高速鉄道事故で、外国メディアが中国叩きに躍起
        http://japanese.china.org.cn/business/txt/2011-07/29/content_23101860.htm

        諸外国のメディアが一番問題にしているのは、重大事故を起こしておきながら、事故の真相究明をおろそかにして、あろうことか事故を起こした列車を埋めたりする中国側の姿勢であると思う。上の記事を読むと、どうも何故批判されているのか、根本的なところが判っていないように感じる。
        発生した事故を忘れてはならないが、西側諸国による高速鉄道批判の真の目的をおろそかにしてはならない。これにより中国に圧力をかけ、中国経済の発展を抑制する狙いがある。ゆえに、関連部門は中国高速鉄道の発展ペースを公正・理性的に見極めなければならないが、海外の非難に対しても警戒を強める必要がある

        アナリストの意見であるらしいけど、中国人アナリストなんだろうか(笑)。ピンちゃんは経済がまったく分からないのだけど、自分なりのイメージはある。普通に考えれば、中国経済の発展は世界経済にとって悪いことではない。わざわざいちゃもんをつけて中国経済を失速させたい経済人なんていないのではなかろうか。

        むしろ、中国経済の発展につけこみ一儲けしたいやからが虎視眈々と隙を窺っている状況が10年くらい続いていると思われる。それに成功した企業もあるだろうし、中国独特のやらずぼったくりな商習慣に臍をかんだ企業も多いのではなかろうか。いわば、もちつもたれつであって、諸外国が中国の経済発展を快く思っていないから不当に批判しているみたいな考えは、被害妄想というものである。

        前にも書いたと思うけど、中国政府は、もう少し謙虚になる必要があると思う。

        〇円高「引き続き市場を注視」
        http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110729/plc11072921410026-n1.htm
        菅直人首相は29日夜、首相官邸で記者会見し、円高について「引き続き為替市場の動きを注視したい。為替介入についてはコメントを控える」と述べた。

        本文2行の短い記事なんだけど、この円高問題、実は大変なことになっているのではないでしょうか。菅政権も、原発問題、震災復興に加えてアメリカのデフォルト危機とか、頭の痛い問題ばかりなんでしょうが、なんとか乗り切ってもらわないと困る。

        〇ミニバイクで近づき強制わいせつ、男逮捕
        http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110729-812587.html

        この手の事件でいつも思うのだけど、犯罪者って、一度成功した手口に拘るもんだなあ、と。窃盗や空き巣なんかでも、常習犯は独自のやりかたがあって、それでばれてしまう。ピンちゃんがもしも職業的な犯罪者なら、なるべく足がつかないように、毎回手口を変えるのに──などと考えるのは、やはり素人だからなんでしょう。

        ただ、被害女性には申し訳ないけど「痛い思いをしたくなかったら胸を触らせろ」という脅し文句が、昭和のフレグランスむんむんで、ピンちゃんはクスリと笑ってしまった。
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        一瞬の死、一瞬の生
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          午前5時半起床。晴れ。

          プチ寝坊だけど遅刻ではない。昼のお弁当を作る時間がなかったので、現場に向かう途中のコンビニでおにぎりを購入した。10日ほど続いたトンネル内の点検作業に伴う警備は今日でお終い。トンネルがらみの警備は独特のノウハウや経験が必要なので、前半は我が社のエースS藤さんがアタマでやっていたのだけど、どういう訳か今週は別現場へ行ってしまった。

          しょうがないので、夜勤二日と日勤二日の計四日間ピンちゃんがアタマ(他の警備会社なら隊長とかリーダーという)をやりました。今日がその最終日。峠道のトンネルがからむと、かなり危険が伴うので会社もある程度人選には気を使ってくれる。要するに仕事が出来る人を優先的にまわしてくれるのです。

          はっきり言ってピンちゃんより仕事が出来る人がメンバーにいるのだけど、そういうひとが必ずしもアタマに向いているとは限らないのです。名選手が必ずしも名監督になれる訳じゃないのと同じで、警備員が八名、九名みたいな現場になると、それぞれの適正を見て配置を考えるとか全体的な視点が必要です。ピンちゃんがその方面に優れているとは言わないけど、なんとか四日間大過なく仕事を終了することができて、ホッとしております。

          今月もその峠で死亡事故があったばかりなのです。

          ・・・

          〇英国内の原発攻撃を=極右に促す−ノルウェー・テロ容疑者
          http://www.jiji.com/jc/zc?k=201107/2011072500688

          あまりの出来事に世界的に大騒ぎになっていますが、ピンちゃんは頭のおかしいひとがたまたま起こした事件だと思ってます。かつて、「パリ人肉事件」の犯人が日本人・佐川一政であると分かった時も大騒ぎになったけれど、フランスの知識人の誰かが言ってました。こういう事件が起こったからといって、日本人が人肉食を好む人種だとは思わない、とかなんとか。

          要するに、ノルウェー乱射事件の犯人であるブレイビクがどんな思想を持っていたとか、大騒ぎする必要なんてない。単なるキチガイだとピンちゃんは認定します。ノルウェーの法律だと死刑はないらしく、最高でも禁固21年だとか。外国の話であるから、その国の人が納得しているのなら、それでいいのでしょう。しかし、日本なら確実に死刑です。

          こんな書き方をしているのは、当のノルウェーでもあまりにも酷い事件だから、ブレイビクには特例で死刑を適用しろみたいな話もあると小耳に挟んだからです。なるほど、国家の権力により人間を処刑することは──それがブレイビクみたいなキチガイでも、反対である。野蛮である。死刑制度には反対という思想の人はいるでしょう。我々はhuman beingである、とかなんとか。

          無論、そういう理想主義的な考えがなければ人類の人権意識なんて進まず、今でもアメリカのアフリカ系黒人は奴隷であったかもしれない。だから一概に死刑制度廃止論者が間違っていると断言は出来ないのだけど、ブレイビクみたいなキチガイが現れた時に、どう処すればよいのか。そこが難しい。ピンちゃんは「キチガイ」と書いているけど、精神病患者ではないらしい。

          自分の信念に従って──イスラム教徒によるなんちゃらがなんちゃらだから必要なことをしたとか何とか。こう書けばただのバカであるけど、本人にはもっと確固たる信念と、論理があったのでしょう。で、こういう場合は、どうしたらいいのか? ピンちゃんは、ノルウェーに限らず、死刑制度を廃止した国は、どのようなキチガイが現われても、自国の法律に従って裁いて欲しいと思っています。

          日本には死刑制度があるので、ここまでのキチガイは死刑になります。しかし、それをもって日本が人権意識に希薄であるとか批判するのはよして欲しい。事件が起こってから特例を作り、過去に遡及させるなんて、文明人のやることじゃない。死刑制度廃止は、あなたがたの理性によってなされたのです。

          死刑制度云々の議論でいつもピンちゃんが思うことは、畢竟、人間だって動物であるということです。社会が円満に運営されていれば、ひとびとはそれなりによいひととして振舞う。そうしなければ、かえって生きづらいからでしょう。そこで、大震災のような天変地異が起こったとき、日本人はまだしも、諸外国に比べれば理性的であるといっていいでしょう。

          そんな日本人でも、一足飛びには死刑廃止運動にはなびかないのです。むしろ、死刑制度存続に賛成の意見のほうが多い。といっても、日本人が死刑を望む犯罪者なんて、よほど凶悪な場合です。ピンちゃんの個人的な意見としては、死刑制度を維持しつつ、新たに終身刑を作って欲しい。そうすれば、実質的に死刑判決は減り、一生塀の中で自分の罪を見つめなおす犯罪者が増える。

          終身刑をつくるから死刑制度を廃止しろ、という意見には反対です。運用上、ほとんど死刑宣告がなくなるとしても、制度としては残すべきだとピンちゃんは思ってます。
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          涙もため息も生生流転の流れの中へ
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            午前5時起床。晴れ。

            うむ、無遅刻記録続行中である。かれこれ一月は経ったかしらん。やれば出来るじゃないか。それはいいとして、アクシデントがいくつかあった。6時に会社を出発し、8時までに某峠の現場に着けばいいのだけど、某峠では現場がふたつ動いている。別現場の警備員もピンちゃんたちと同じ会社である。従って、同じ時間に出発したのだけど、途中で別現場のI田さんの車が故障してしまった。

            何とラジエターの上側に亀裂が入り、ボンネットから水蒸気が漏れでている。こういうのもオーバーヒートと言うのかよく分からないけど、クーラントか水を継ぎ足さないと走れない。別現場だけど同じ会社の仲間なので、いろいろ手助けして、何とか時間には間に合ったのだけど、いつ何が起こるか分からないものです。

            もうひとつはアクシデントとはまた違うのだけど、午後になってから、急に慌しく緊急車両が某峠を走り抜けていく。全部で6台だったと思う。最初のうちは熊でも出たんじゃないか、などと無線で噂していたのだけど、次々とやってくる。峠道だから、事故処理の救急車やパトカーが通るなら珍しくないのだけど、今回は車種もいつもと違うし、どうも様子が変だ。

            〇4人乗り小型機が遭難=航空大帯広分校―空港近くで学生発見・北海道
            http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110728-00000034-jij-soci

            緊急車両が6台というのは尋常じゃないので、ああだこうだ言い合っていたら、すぐに情報が入ってきた。どうやら、小型機の墜落現場へ向かう車両だったらしい。ピンちゃんが働いていた峠は帯広方面への通り道になっているのだ。緊急車両が接近中という情報が入ると、片側交互通行を中止し、両方向とも一時通行止めにする。そして、緊急車両を優先的に通さないといけない。なので、ちょっとばかり現場に緊張感が漂った。

            どうやら助かったのは一名だけで、他の三名は亡くなったらしい。合掌

            ・・・

            作業は順調に進み、午後2時半には終了。ああ、早く帰れると喜んだのも束の間、車が故障したI田さんを先に帰す事に。早めに車を修理にだすにしくはない。その穴を埋めるために、ピンちゃんたちの現場からひとり居残りにするしかない。皆さん既にお気づきのように、諸処の理由からピンちゃんが残ることに(ため息)。

            同じ会社の仲間であるから、困った時は助け合うのが当然ではあるけど、正直言って残念だった。そして、度量の狭い自分にも自己嫌悪であった。はあ、いい年をして自分の都合(楽をしたい、早く帰りたい)が最優先で感情に現れるとは、困ったもんだ。理想は他人にやさしく自分に厳しくのはずなのに、いつまで経っても成長できないピンちゃんなのである。

            ・・・

            午後7時半に帰宅し、自分の小者ぶりをしんみり反省しながら酒を飲み、この文章を書いている。
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            【訃報】小松左京氏死去
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              赤貧日記から訃報エントリを分離するために「追悼ブログ」をはじめたのだけど、事実上休眠状態になっているので(二種類のブログを書き分けるのは時間的に厳しい)、こちらに書きます。

              〇「日本沈没」SF作家・小松左京さん死去 80歳
              http://sankei.jp.msn.com/life/news/110728/bks11072815590000-n1.htm

              まずは、産経新聞の記事から。割とコンパクトに小松左京さんのことがまとめられている。私はSF小説のよき読者とは言えず、小松作品もそれほど多くは読んでいない。エッセイを除けば二十冊読んだかどうか、という感じである。

              中学から高校にかけて、兄の影響で星新一、筒井康隆などを多く読んだけれど、小松作品を読むようになったのはもう少し後だったと記憶する。初めて読んだ小松作品がなんだったのかは定かではないが、やはり『日本沈没』のインパクトには驚いた。なんたる博覧強記。

              日本沈没 上    小学館文庫 こ 11-1
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              こんな小説を書けるのは、日本では小松左京氏ひとりだけではあるまいか。wikipediaによれば、
              文壇からの正当な評価、評論は特になく、『小松左京自伝』においては、「開高健や北杜夫ぐらいにしか、自分の文学を評価してもらえなかった。せめて、(非SFである)『芸道小説』ものでは、直木賞をくれないかなと思った。」「現在でも、社会や文壇が、SFを十分に認知しないことへの、いらだちがある」と、無念さを吐露している。

              とあり、筒井康隆がやや過激に「士農工商〇〇SF」などと自嘲していた如く、小松左京ほどの作家でもSF小説の評価の低さを嘆いていたようである。小松左京の文学を評価したふたり──開高健、北杜夫はともに私が敬愛する作家であって、このふたりに認められれば本望ではないかと思うのだけど、あれ程の才能の持ち主であり、多くの傑作を書いてきた本人にすれば、やはり不満であったのでしょう。

              いろいろと書きたいことはあるのだけど、兎に角今晩は、小松左京氏死去の報に接し、氏の作品などを思い返しながらお酒を飲みたいと思います。

              これもまた、生生流転。立派な人生に、乾杯!
              | 読書・映画 | 00:00 | comments(3) | trackbacks(0) |
              千里の道も一歩から、でも二歩目が難しい
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                正午前起床。晴天。

                何とか最後の夜勤を無事終了し帰宅したのは午前5時頃。そのまま飲もうかと思っていたけど、疲れていたのでシャワーも浴びずにダウン。目が覚めるとお昼近くで、部屋が暑い。窓を開け、玄関のドア・チェーンをかけた上で靴を挟み隙間を開ける。こうすると風の流れができるのです。

                それでも室温は30度あり、暑い。寝起きだからじっとりと汗もかいている。とりあえずコンビニで398円のお弁当と発泡酒を買い昼食。その後、あまりに気持ちが悪いからシャワーを浴びたら急に気分が前向きになり、散歩する気になった。ウォーキングとかジョギングではなく、ただの散歩。

                携帯電話、携帯ラジオ、文庫本をワークパンツにつっこみ、キャップをかぶっていざ出撃。FMで音楽を聴きながら、てくてく歩くだけ。いつも来るまで通る道でも、歩きながら見回していると、それまで気がつかなかった細かいところが目に入る。ああ、こんなところにこんな店があったのか、とか、気をつけていると面白い発見がある。

                今日は数年ぶりの散歩なので、体を鍛えようとか大層な考えはない。数キロ歩いて部屋に戻ればそれで満足である。外はそれなりにそよ風が吹いていて、肌に心地よい。部屋の中にいるよりは快適である。

                ピンちゃんが「地デジ難民」なのは皆さんご存知だろうと思うけど、やはり映画を観られないのはあじけない。今月はお金がないから無理だけど、お金に余裕が出来たらどうにかデジタル放送を観られるようにするため、事前調査としてK's電気に立ち寄ってみた。近場でもっとも大きな家電量販店である。

                で、店内に入って驚いたのだけど、外より暑い。はは〜ん、これが省エネってやつか。昔のこの時期なら、Tシャツ1枚じゃ寒いくらいキンキンに冷房をきかせていたのに、今やこれである。北海道は電力不足ではないはずだけど、泊原発をいままで通り稼動できるかどうか不透明であるからして、しょうがないのでしょう。

                K's電気の2階で、ノートパソコン、テレビ、スマートフォンなどを何となく眺めながら巡回したのだけど、お金があったとしても何を購入すればいいのかよくわからない(笑)。年は取りたくないものだけど、今ないものは、基本的になくても生活に支障はないわけなので、積極的に知識を増やそうという気持ちにならないのだ。

                パソコンだけは、最近の情報を仕入れておいたほうがいいとは思うのだけど、暑くてやる気がでないし。引退した技術者やプログラマなんかが(或いは物理学者が)、自分の技術や知識が陳腐化していることに気づいてたそがれてしまう時はというのは、こんな気分なんだろうな。10年前ならピンちゃんだって、コンピュータ全般に関してそれなりに詳しいほうだったのに。

                ・・・

                往復7、8キロ散歩して一度部屋に戻り、車で地元スーパーへ。福島の地酒と「赤魚の煮付け」とやらを購入。はっきりと「キンメダイ」とか書いてないところを見ると、もっと安い別の魚なんでしょう。まあ、安けりゃなんでもいいから。

                ──ということで、明日の朝寝坊しない程度に飲んで、休日も終ります。ちなみに、夜勤から日勤になるときに、今日みたいに半日休みみたいになるのだけど、こういうのを「明け休み」とピンちゃんたちは言っております。

                よし、明日もがんばるぞ!
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