ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
2011年5月の業務連絡
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    さて、5月の最後に少し働いて、最後の最後は酔いつぶれておりました。5月のトータルは28226PV。3万PVには届きませんでしたが、まあ、こんなものでしょう。1日平均千PV近くあれば本望です。ちびちび増えていけばいいです。

    今月の人気エントリトップ5は、

    1.死ぬまで書きつづけるだろうと思っている
    2.天罰が下るから、いまにみていろ
    3.懐かしい親戚の匂いは腋臭だったけど、でも、好き
    4.てふてふひらひらいらかをこえた
    5.世界の村で発見!こんなところに日本人3

    優木まおみちゃんエントリは惜しくも六位だったのだけど、1.から簡単な感想など。さるさる日記が6月いっぱいでサービス停止するらしく、少し寂しくなってこんなことを書いたのでしょう。2.は村西監督と上原美優の話だけど、上原さんは残念でしたね。3.は2003年12月18日のエントリで、なぜ急に読む人が増えたのかは不明です。4.は今月はじめ、ビンラディンってこの頃殺されたんですね。あっという間に過去の話に。5.はテレビ番組の感想。意外とこういうのが人気あるんですよね。あとで地方のテレビ局が放映権を買ったりするんだろうと思います。

    ・・・

    アフィリエイトは、Google AdSは700円に届かず。Googleは苦戦中。アマゾンは、1500円を超えたのでラッキーですね。どなたか存じませんが、いつも買い物してくれている方に感謝。ありがたや。


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    死んだように寝ていても誰も困らない
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      ふーむ、今日の出来事も思い出せない。

      書くことがないので、ニュースでも探してきます。

      ・・・

      〇轟音とともに窓吹き飛ぶ…住人「何が爆発したか分からない」=大連
      http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0531&f=national_0531_159.shtml

      ついにここまできましたか。ガス爆発ではなくて、部屋の中で爆発するものってなんだろう。

      〇起立定着に「無力感」 君が代命令合憲
      http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011053102000014.html

      なんで式次第にしたがって起立するのがそんなにいやなんだろう。無理に歌えって話ではないようだけど。

      〇君が代起立 条例で縛るようなことか
      http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244912

      どうやら西日本新聞は起立しない教師も困ったもんだとは思っているらしい。ただ、わざわざ条例をつくるのは行きすぎではないかという感じ。ピンちゃんも似たような印象ではあるけど、若いだけあって橋下さんは性急なところがあるんでしょう。

      〇ピラミッドの隠し部屋に謎の印、ロボットが発見 エジプト
      http://www.cnn.co.jp/fringe/30002903.html

      人間が通れないほど狭いトンネルも不思議だけど、
      調査には、クフ王がピラミッドの構造について相談したとされる魔術師にちなんで「ジェディ」と名付けられたロボットが使われた。

      ここに痺れた。4500年前に魔術師がいたのか! わくわくしますね(笑)。

      〇磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明
      http://www.kyoto-np.co.jp/shigatop/article/20110531000016

      記事を読むと「ほぼゼロ」ときちんと書いてあるのに、タイトルがいただけない。「ゼロ」と「ほぼゼロ」は全然違うのです。
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      いつか死ぬ 思いながらも 今日も飲む
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        ふむ、記憶がない。なんだべ、これ。

        酔っ払いながら月刊マガジンのエントリを書いたような気がするのだけど、気のせいかもしれない(笑)。なんでこんなに酔っ払っているんだろう。よくわからんけど、これで酔いつぶれたまま目が覚めなかったら、死んでいたんだろうなあ。とにかく目が覚めてよかった。丈夫な体に生んでくれた両親に感謝するしかない。

        ──ということで、ピンちゃんは「死」というのは、永遠の眠りなんじゃないかなと思うわけです。酔っ払いの直観(笑)。

        ・・・

        何も憶えてないので、今日はこれだけ。
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        車の外は雨
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          ちょっとづつ監視警戒警備の場所は奥地に移動してきて、今日はもはや周りには民家も何もない。いくらなんでもこんなところまで盗みにくる人はいないだろうと思うのだけど、発注されればどこでも警備します。どうも、最近何かの被害にあって神経質になっているような気がする。

          今晩も文庫本一冊くらい読了するつもりでいたら、うっかり既読の本を持ってきてしまった。最近読了した四冊をご紹介すれば、阿川弘之著『葭の髄から』『人やさき犬やさき』、開高健著『モンゴル大紀行』、東直己著『墜落』。どれも面白かった。特に、久しぶりに開高大兄の文章を読んだら、懐かしくて涙が出てくる。小説もエッセイも好きな作家は少ないけど、開高健はその少ない作家のひとりなのです。

          ・・・

          周りに民家もないような場所だから、後部座席で横になって爆睡。やはり寝不足が蓄積していたようだ。そんなんで仕事をしたうちになるのかと思われるかもしれないけど、資材のすぐ横にエンジンがかかった車があるだけでも、結構威力があるのです。もともと資材といっても、大した事のないただのケーブルなのです。ひょっとすると高価なケーブルかもしれないけど、こんなもの、国内なら同業者しか使い道がないし、中国あたりに売るとしても大した値段にはならないでしょう。北京オリンピック前は、鉄製のものなら何でも盗まれてましたけどね。

          なので寝てよし(笑)。おかげさまで今日の仕事は楽だったし、目が覚めたら6時過ぎていて、日本は夜明けを迎えてました。

          ピンちゃんは、タクシー運転手は楽そうだから羨ましく思ってました。とくに、雨でも雪でも車の中だから、警備員みたいに全身濡れ鼠になることはない。けれど、タクシーの運転手さんって、24時間働いて1日休むとか不思議な勤務形態でしょ。さすがに、それはきついだろうなと、ここの現場で実感しました。

          在日朝鮮人の作家で梁石日(ヤン・ソギル)さんというのがいて『血と骨』で有名だけど、『タクシー狂躁曲』『タクシードライバー日誌』など、自分がタクシードライバーとして働いていた頃のことを書いて世に出てきたひとです。映画『月はどっちに出ている』は彼の著作が原作です。で、長くタクシードライバーをやっていると、すんご疲れるみたいですね。

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          肉体労働をするわけじゃないから、疲れるといっても筋肉痛になるとかじゃない。一種独特な疲れ方。今回三日間、1日14時間車の中という生活をしたら、その疲れ方を実感しました。何事にも馴れはあるだろうけど、ピンちゃんには厳しいかもしれないと思いました。
          | 日記 | 00:00 | comments(1) | trackbacks(0) |
          月刊少年マガジン 6月号 460円
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            おや、今月はいつもより20円高いぞ。その分面白いなら許すけど、どうですかね。

            鉄拳チンミLegends』前川たけし
            「チンミが国家功労賞を受賞し、その名は中国中のとどろいた。そのおかげで、全国の腕自慢が大林寺におしかけることになった」と先月の感想文に書いたけど、その後の進展が遅すぎる。明らかになかだるみ。なかなか事件は起こらない。この引っ張り方、週刊誌ならいいと思うけど、月刊誌なのだから、もう少し工夫して欲しい。読者としては、毎月首を長くしてチンミの活躍を待っているのですぞ。

            修羅の門』川原正敏
            何年か前に路傍の石として陸奥九十九に簡単にあしらわれた毅波秀明は鬼であった。あの屈辱を忘れず、信じられないような鍛錬の後、腕自慢は化物に生まれ変わった。4年でひとはここまで鍛えられるなだろうか。70キロ級以下なら世界最強と思われる毅波のスピードを、九十九はローキック一発で止めた。今後の展開やいかに。



            ましろのおと』羅川真理茂
            徐々にもりあがりつつあるピンちゃん一押しの漫画。ちょっと前に羅川真理茂先生のご尊顔をテレビで拝見いたしました。普通のひとでしたけど、真理茂先生も三味線弾けるんですね。下手だったけど(笑)。

            この漫画にピンちゃんが注目している理由はいくつかあるけど、津軽弁がなつかしいのです。太宰ファンのピンちゃんは、津軽大好きなのです。

            さて、お話は津軽三味線甲子園にむけて、主人公雪その他が練習しているんだけど、なかなか上達しない。そりゃそうだ、ほとんど素人がはじめたのです。そこでいきなり高校OB神木清流が訪れる。神木が訪れた理由は、実は自分でもよく分からないはずだ。雪の直の演奏を聴きたかったのだろうとピンちゃんは想像する。そこで雪が神木に薦められ「新節」を弾き始める。

            雪の演奏を聴いて、我慢できなくなった神木がセッションするのが今月のハイライトである。

            ふむ、ますます面白い。


            『修羅の門異伝 ふでかげ』原作/川原正敏 漫画/飛永宏之
            サッカーの天才であろう拳将君に期待していたのに、まだ出し惜しみしている。月刊誌の隔月連載でこれはないんじゃないの。こんなんなら、文庫本になってから読むよ。小説家みたいに書き下ろしにしなさいよ。月刊誌の読者を舐めすぎ。

            「地震のハナシ ─帰郷─」佐佐木勝彦
            先月号も胸に迫るものがあったけど、震災漫画である。絵柄は吾妻ひでお先生に近い。これでリアルな画風だったら、この2回目はなかっただろうと思う。

            被災した地元に帰省した佐佐木氏はお姉さんと話をしていて、盛岡の方から来たタンゴのアンサンブルの話を聞く。もちろん、タンゴを演奏していたのだけど、最後に「ふるさと」を演奏したそうである。

            兎おいし かの山
            小鮒釣りし かの川
            夢は今もめぐりて
            忘れ難きふるさと

            如何にいます父母
            恙無しや友がき
            雨や風につけても
            思い出づるふるさと

            志を果たして
            いつの日にか帰らん
            山は青きふるさと
            水は清きふるさと

            これを聴いて被災者のひとたちは泣いたそうである。私もこの文章をタイプしながら泣いている。

            よーーーーし、やるべし

            capeta』曽田正人 冨山玖呂
            毎月緊迫感あふれたいい仕事をしていると思うのだけど、ややくどいかもしれない。どこで、どう息をついだらいいのかは、私にもわからないけど。

            『四月は君の嘘』新川直司
            これはもう、面白くなりそうな予感びんびんで、期待せずにいられない。私は音楽とかクラシックのことがわからないのだけど、それでも読んでいると興味深い。私の生活にはまったくもって音楽がなくて、音楽とともに生きておられる人々が羨ましい。

            ところでこの漫画、主人公は若くしてピアノが弾けなくなった男の子。ひょんなことから、自由奔放にバイオリンを弾く女の子と知り合うのだけど、この女の子が弾き始める瞬間の絵がすばらしい。中学生まで漫画家になりたかった私にはわかる。この瞬間の絵が今月号の全てである。見開き2頁、鋭い眼光でバイオリンを弾く彼女は素敵である。

            『遮那王 義経 』沢田ひろふみ
            ようやく正気を取り戻した義仲だけど、時既に遅し。なるほどなと思う。こうやって昔から権力を求めて殺したり殺されたりしていたんだな。なぜそうなんだろうか。権力欲を満足させるとか、美女を侍らせたり、美味しいものを食べられるとかだったろうか。意外とつまらないことで歴史は動いていたのかもしれませんね。

            『なんと孫六』さだやす圭
            ほんとしつこいな。こんな連載、若手の邪魔をしているだけなので、編集長が引導を渡したほうがよい。致命的なのは、読んでいて全く面白くないことなんだから、やめさせて下さい。

            『C.M.B.森羅博物館の事件目録』加藤元浩
            解決編ですね。なんだかなあだけど、まるく収まってよかった(笑)。

            どうにも面倒で、後の作品の感想は書かない。
            | 漫画全般 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
            そんな日もある五月の終わり
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              いきなり夜勤になると書き方が難しいのだけど、昨日と同じパターンなので、仕事関係は書くことはない。なので、昨日の日記で書き足りないこと──昨晩どのように過したかについてちょっとだけ。

              昨晩は近くに民家がない状況だったので、車のエンジンをかけながら、携帯電話で長時間テレビを視聴するために購入したインバータが大活躍。携帯のワンセグテレビを観ていると相当電力をつかうらしく、充電しながらじゃないと長い時間は観ていられない。しかも、森の中みたいなところだから、電波の受信状態も悪くて往生した。

              人間の体というか、具体的には手なんだけど、アンテナ代わりになるのかな。どうもそんな気がする。受信状態が悪くなって画像が乱れたとき、手を携帯近くにかざしたりすると直るんだよね。なので、手をかざしたりしながら映画鑑賞。キアヌリーブス主演『地球が止まった日』を真剣に観た。携帯の液晶画面は小さいけど、もともと画質に拘るほうじゃないから、ピンちゃんには十分。

              ・・・

              上は昨晩の話だけど、ここから28日早朝(27日深夜?)。久しぶり。ほんとに久しぶりに「朝まで生テレビ」を見た。主題はもちろん福島第一の原子力発電関係。議論の内容は十年一日、昔のままぐだぐだだけど、田原さん若いなあ。20年前と大して変わらない気がする。昔に比べればさすがにまるくなっていたけど、大勢が好き勝手に話し出すのを力ずくでねじ伏せながら話を進める腕力はまだまだ健在だ。

              というか、若い世代にそれをできる人材がまったく育ってない。テレ朝の渡辺宜嗣とか、フリーの元祖ひょうきんアナ長野智子とか、20年経ってもまだまだひよっこだなって感じ。40代50代になってもペイペイのアシスタント感が漂っている。

              ・・・

              で、仕事が終わって帰宅したのだけど、予定が変わって今晩も夜勤延長。望むところだぜ。14時間の長丁場ではあるけど、何しろ一晩1万3千円である。むしろ助かった。今晩も映画と読書三昧の夜になりそうだ。
              | 日記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
              葭の髄から 阿川弘之著
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                文藝春秋の巻頭随筆をまとめたものの文庫本。本書は、平成九年六月号〜平成十二年九月号の三年分。最近は私は読まなくなったけれど、文藝春秋は大人の男──もっといえば、保守的な経済人、言論人、政治関係者なら誰でも読む月刊誌で、韓国人のインテリもこれを読むのが一種のステイタスである。

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                阿川 弘之
                文藝春秋
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                その巻頭随筆であるから、よほどの人じゃないと執筆依頼などこないのだけど、阿川弘之老は最初固辞する。理由は第一に、自分は年を取りすぎているということで(阿川老は1920年12月24日生まれ)、第二に、過去の執筆者が小泉信三、田中美知太郎両先生のような碩学、或いは司馬遼太郎などが担当していた伝統ある欄である。

                司馬遼太郎氏の死去により、その後釜に自分が選ばれたのだろうが、自分と司馬氏では資質が違うなどと文庫本の後書きに書いている。歴史資料を読み込んでいる分量に至っては、比較にならない──とも書いているけれど、決して自分が司馬さんに劣るとは書いていない。もちろん、阿川老はそう自負していい仕事をしてきた。

                結局巻頭随筆を引き受け、それが単行本としてまとめられ、更には文庫本になったから私は図書館で借りて読んだわけだけど、私にとっての阿川弘之先生は、阿川佐和子さんの父である。いくらなんでもそれは失礼というものだろうと自分でも思うけれど、それくらいご高齢なのである。しかし、本書を読んで、なるほどご高名に恥じない名文であると感服した。

                この随筆を書き始めたとき傘寿に近いから、内容は必然的に昔話である。そして、その昔話が私のような四十台には面白いし、勉強にもなる。最もすばらしいのは、いつもユーモアと不自然ではない諧謔が漂っていることである。

                私は阿川老、山本夏彦、高島俊男などの文章を好んで読むけれど、それは昔ながらの言葉使い、伝統的な表現をを知りたいからである。この三名は、それぞれ文章の雰囲気は違うけれど、どなたも日本語の達人である。よい文章を読むのは、よい音楽を聴くのと同じくらい心地よいもので、読書の愉悦といえる。

                自分が将来このような文章を書けるようになるとは思わないけれど、それでもどうせ読むなら、上質な文章を読むにしくはなしなのである。
                | 読書・映画 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0) |
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