ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
木村カエラさん妊娠っすか?
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    酔っ払いながらボーっと観ていたのだけど、短歌・俳句詐欺なるものがあるらしい。手口としては、短歌や俳句を趣味としているお年よりの作品を激賞し、勝手に雑誌に載せ、後でいきなり広告費なるものを請求するらしい。

    ピンちゃんがそんなこともあるのかと興味を惹かれ見出すと、テレビのスタッフがいるとは知らず詐欺会社のアホが電話をかけてきた。いかにも頭が悪いのがまるわかりなことを言いまくる。相手が高齢のおばあちゃんだからいい気になっているのだ。愚母が被害者だったらと思うと血流が早くなってしまう。おかげで今日の赤貧日記は2本立てになりました(笑)。

    この手の詐欺にはよくあることだけど、本人ひとりで対応しているうちは強気で何度も電話をかけてくる。明らかに第三者とわかるひと(例えばテレビ番組のスタッフなど)が対応すると、これはやばいと思うのだろうけど、なんだかんだ言って電話をしなくなる。

    口調そのものは脅すような感じではないけど、恐らくは上役の誰かからレクチャーを受けているのでしょう。こういう問題は、気合の入ったテレビディレクターが取材して番組にしてくれると、いっきに解決に向かうことがある。とにかく最近は(豊田商事を思い出せば最近でもないけど)老人などの社会的弱者を食い物にしようという輩が多すぎる。

    「オレオレ詐欺」が典型であるけれど、生活保護を受けているひとをタコ部屋みたいなところに放り込んであがりをかっさらったり。う〜む。どうしたらよいのかわからないけど、とにかく頭にきてしまう。

    ・・・

    思わず興奮してしまったピンちゃんだけど、夜8時からは「HEY!×3」。それにしても、ちびちびとはいえ、朝からこんな時間まで飲みつづけていいのだろうか。既に12時間をすぎてる。ヒトとしてどうだろう。などの疑問が頭をもたげる。明日の仕事に寝坊しなければいいことにしよう。きっといいに違いない(笑)。

    今晩の「HEY!×3」はいきなり1976年特集。中村雅俊さんがなんか歌っている。かと思えば、浅野ゆう子、因幡あきら、都はるみ、太田裕美、田中星児などなど。なぜかボクシングの内藤元チャンプが意味不明のコメントをしてる(笑)。

    およよ、森昌子さんが『先生』を歌ってる。プレゼンターの吉永小百合さんが若い。シャープである。松本伊予ちゃんもトシちゃんも若い。伊藤つかさ18才。懐かしすぎる。マドンナ初登場。ライク・ア・バージンを歌っております。オールナイト・フジの司会で斉藤由貴さん。

    若かりし頃のナンノと宮沢りえ。小林幸子とダン池田がジェットコースターだし。最近の歌番組は懐かしの映像特集が多いけど、実はピンちゃんは歓迎しています。昭和の曲だけでも生きていけそうな勢いでござる。

    ・・・

    ここから1976年トップ3。3位は『泳げたいやき君』。2位はキャンディーズの『春一番』。1位はイルカの『なごり雪』。ピンちゃんが10歳の頃は、そんな時代だったのですね。

    およよ、イルカが出てきて『なごり雪』を歌いだしたぞ。それにしてもイルカは昔から服装が変わりませんね。オーバーオール大好きおばさんです(笑)。しかも、あまり年を取った感じがしない。実際は還暦に近いはずなんだけど。

    明菜ちゃんのTATTOO、トシちゃんのだきしめてTONGHT、プリプリのGO AWAYなんとか、久保田なんとかのYou are main。君は私のもの。まじっすか? アメリカ人はそれでいいっすか?

    黒木メイサ。イグアナ触っております(笑)。う〜む、ピンちゃんは全く外国の音楽事情には疎いのだけど、黒木さんの歌は、マドンナの真似をしている浜崎あゆみとかの更に真似ではないでしょうか。

    GIRL NEXT DOORでございますか。ピンちゃんの英語感覚からすると「そこいらへんの女の子」だと思うのだけど、それでいいのでしょうか。これまた安室奈美恵のばったもんに見える。デビューした当時とは方向性が違う気がするのだけど、それでいいのでしょうか?

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    月曜なのに日曜日
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      午前7時起床。くもり。肌寒い。

      5月最後の今日は自宅待機。ブログを更新したりしながらいきなり朝酒(笑)。今月は5日半の労働。稼ぎは3万6千円程か。後半5連荘で仕事がはいったから少しだけ助かりました。明日、月はじめから仕事が入るかどうかが勝負な感じ。

      ・・・

      朝からちびちび飲みながらネット活動。更にはテレビのチラ観。相変わらずなピンちゃんでありますが、今日は「世界禁煙デー」なんだそうです。テレビでは朝からタイかどっかの2歳児の堂にいったぷかぷかぶりを報道していました。こんなの明らかな児童虐待であると思うけど、子供にふざけてお酒を飲ませたりする親っていますよね。

      ピンちゃんが煙草を吸いだしたのは確か高校2年の或る日或る時でした。それまでは自分が煙草を吸うなんて露ほども考えていませんでした。自分は煙草を吸わないから、吸う人に比べれば年に10万円くらいは得だ、などと考えていたくらいです。

      嗚呼それが、愚母が喫煙者だったのです(北海道は女性喫煙率が高い)。家にたまたま煙草があったから、何となくいたずらで吸ってみたのが運の尽きでした。25年の喫煙生活で、最長禁煙記録が高校3年の時の3日間という愛煙家になってしまいました(笑)。

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      朝からしつこくテレビでやっているもうひとつの話題は、福島大臣の罷免と社民党の政権離脱。どうでもいいよって感じなのだけど、マスコミでは大問題のようです。そんなことよりピンちゃんが気になっていたことがあります。それは鳩山首相の表情、目つき。

      普天間問題が迷走の感を深めている間はひとなみにプレッシャーを感じていたようで、ぶら下がり会見でもあらぬ方向を見つめたりして、目が泳いでいた。インタビュアーの目を見ながら話すことができなかった。それが、自民党の現行案しかないと決断してからは、妙に力強い目つきになりました。狂信者のそれです。

      ドイツのヒトラーユーゲントも中国の近衛兵も、目は輝いていたし澄んでおりました。迷いがなくなると──何も考えなくなると、ひとは目が輝くのです。自分が信じたことに対する高揚感なのでしょう。ピンちゃんは本気で思うのだけど、鳩山由紀夫という人物は、精神分析や心理学の専門家にとって、格好の研究材料ではないかしら。そういう分野の学者さんの奮起を望みます。

      ピンちゃんはうっかり見逃してしまったのだけど(仕事があったし)、「朝生」で加山リカさんが、
      鳩山さんは依存性性格。他人に対する共感力はあるけど、いつも相手の意見に同調してしまい、嫌な思いをさせてまで自分の主張ができない優しい性格。誰かの後押しがあって初めて意見が言えるが、官邸に入った今はそういう人がいない。だから総理大臣として孤独な決断を下すことができない。

      という趣旨の発言をされたそうです。なるほどと思える分析ではある。

      ・・・

      さて、お腹が空いたので袋らーめんでも作ろうか。ピンちゃんは自炊歴が長いので、袋らーめんのエキスパートであります。水の量は心持ち少ないかなと思う程度がちょうどよい。しばらく見守っているとじきに片手鍋の水が沸騰のきざしを見せ始める。そこですかさず乾麺投入。おお、それまでいまにも沸騰するぞとてぐすね引いていたかに思われた水分子の群が大人しくなる。

      カタカタの乾麺をほぐすために熱量が奪われるのである。頃合を見計らって箸でぐいぐい麺をほぐす。コツは、あまり麺を茹ですぎないこと。本来は調味料は火を止めた後いれることが推奨されているけれど、ピンちゃんはここで投入。なぜなら、調味料を入れてから生卵も投入したいのである。

      殻の鎧を脱ぎ捨てた生卵なんてすぐにでも火が通りそうなのに、意外としぶとい。周りはグツグツ煮立っているのに、生卵は原型を保っている。ここで軽く箸でつついたりして火を止める。するとちょうどよい具合の半熟卵になるのだ。最後に軽くコショウをふって、ピンちゃんの袋らーめんは完成するのである。

      うむ。匠の技といってよかろう。

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      1467──人の世むなしく応仁の乱
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        午前7時起床。窓の外はどんよりしている。

        普段なら目が覚めたら速攻で飲みだすのだけど、しらじらしくコーヒーを炒れたりして赤貧日記の過去ログ整理。赤貧日記@ブログ版のエントリは恐るべし3000を超えているのだけど、@さるさる版からデータをエクスポートしたとき、いくつか不都合があったのです。

        まず、さるさる日記には内容ごとの分類なんて概念はないから、JUGEMブログでピンちゃんが設定している「日記」「読書・映画」「コラム」「雑文」「エッセイ」「ネット全般」のどれかに手動で割り振らないと未設定になってエントリ数が正確に反映されない。

        しかもブログ版では小説や映画のタイトルが出てきたらアマゾンのアフィリエイトを貼り付けることにしているから(あまり効果はないけど・笑)、余計に手間隙がかかります。こういうのは一度やりはじめると全てやらないと気持ちが悪いもので、ほとんど自己満足だとわかっていながらちまちま過去ログ整理に精を出しているのです。

        それにしてもそこのブロガーさん、エントリ数が3000以上ですぞ。自分でもよくこんなに書いたもんだと驚きつつ、意外と書くことってあるもんなんですね。ピンちゃんは、小説、エッセイ類、専門書、漫画まで含めると軽く5千冊以上は読んでいるので(学生時代が長かったから時間だけはあったのだ)、まだまだ書くことはありそうです。

        ・・・

        伊集院光さんは驚くべきほど博覧強記な方ですが、自宅に漫画本だけで8千冊あると語られていたから、小説類を含めれば1万冊くらいは読んでるんじゃないかしら。光つながりだけど、爆笑問題の大田さんも相当の小説好きらしく、島崎藤村とか向田邦子について熱く語ってましたね。どれくらい読んだのかしら。気になります。

        ピンちゃんが好きなビートたけしもいろんなことに興味がある人で、かなりストイックな勉強家という印象があります。もともと明治大学の工学部中退だからか「数学」に興味があるらしいのもいい感じ。ピンちゃんみたいな半端者でも、おぼろげに数学に美を感じることがあるのです。

        ピンちゃんが一番熱心に勉強したのは量子力学なんだけど、「ヒルベルト空間」が大のお気に入りで、ある種のイメージが出来上がっています。何かを考える時、ヒルベルト空間でベクトルが伸びたりちぢんだり方向を変えたりするイメージが今でも頭に浮かびます。

        しかししかし、はやり教育の基本は国語です。ピンちゃんは藤原正彦先生の持論「一に国語、二に国語、三四がなくて五に算数。あとは十以下」に満腔の賛意を表するものです。小学生に英語なんて教えなくてもよろしい。外国語は必要に迫られないと身につかないでしょう。

        ピンちゃんは北海道の田舎育ちで、子供の頃はそもそも町に学習塾なんてなかった。あっても貧乏母子家庭だったから学習塾なんて論外だったでしょう。そんなピンちゃん家ではあるけど、実は兄もピンちゃんも習い事はしておりました。「習字」「そろばん」です。小さなお子さんのいる奥さんには、このふたつをお奨めします。

        何がよいって、集中力がつくのです。集中力があれば勉強も成績アップ間違い無しですぞ。

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        非常にあつかましい話をひとつ
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          午前中は赤貧日記の過去ログを整理したり、もうひとつ最近始めたブログを更新したりしておりました。ピンちゃんにはphpやcgiを組めるようなプログラミング知識がないので、既存のブログサービスを利用して、ひとつひとつのエントリを自分で書いてます。あまり自慢できるブログではないのですが、エントリ数が100を越えたらご紹介しようと思っております。

          ピンちゃんの愛用しているネット環境は、未だに1Mの格安弱小プロバイダ+もともとWindowsMe用だったFMVに無理矢理Windows2000をインストールしたものです。ハードとしては、メモリウエハースを2枚挿入できるのだけど、512+128Mバイトでなんとかやっております。

          ピンちゃんが愛用しているのはLunascapeというタブブラウザなんだけど、youtubeを観るのに支障があり最新バージョンにバージョンアップしたらば、メモリ不足で赤貧日記などの更新作業が厳しくなってきました。できれば512+512Mにしたいなと思っております。本当はWinndowsXPかVistaがさくさく動く中古PCを購入したいのだけど、それは無理っぽいです。

          ・・・

          そこでお願いがあり、それが非常に厚かましいのです。赤貧日記@ブログ版を読んでおられる方々はご存知だと思いますが、小説や映画の話題が出たときには必ずアマゾンのアフィリエイト画像を貼ってます。もしも、アマゾンで何かをネット購入する方は、ピンちゃんの赤貧日記のアフィリエイト画像か、右側サイドバーにあるアマゾンの検索ボックスを経由して欲しいのです。

          別に、ピンちゃんが貼った作品そのものを購入しなくてもいいのです。クリックした瞬間に料金が発生する事もありません。アマゾンの仕組みは、ピンちゃんが貼ったアマゾンのバナーか検索ボックスを経由して何かを購入してくれると、3.5%のコミッションがピンちゃんに入ることになっています。

          赤貧日記を経由することで料金が高くなる事もありません──ということなので、非常にあつかましいお願いであることは重々承知しているのですが、もしもアマゾンで何かを購入する習慣のある方は、赤貧日記のブログを経由して欲しいなと思っているのです。

          ・・・

          世の中にはこういう話が大嫌いな方がいるのも承知しております。そういう方には、赤貧日記@さるさる版をお楽しみ頂きたいと思います。こちらは赤貧日記の出発点であるとともに、ピンちゃん関係のアフィリエイトは一切ありません。あるのは「さるさる日記」を運営している会社関係のものだけです。

          えー、@ブログ版にはGoogle AdSのアフィリエイト広告も貼っているのだけど、こちらは決まりが厳しくて、クリック誘導するようなことを書くのは厳禁です。なので誘導はしません。

          というようなことで、みなさま夜露死苦お願いします(笑)。

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          デレク・ハートフィールドは月に10万語以上書いた
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            午前7時起床。快晴。

            久しぶりに軽い宿酔い。昨夜はなぜか飲みすぎてしまったらしい。今日は自宅待機の予定だったのが、小さな幸運が重なり仕事が入ったので、気が緩んでいたのかもしれない。昼のお弁当を用意しようと炊飯器をのぞくとご飯がほとんどない。しまった。仕事は昨日までのつもりでご飯のことを失念していたのだ。

            一応少ないながらもランチージャーにご飯を詰め込んで、みそ汁と卵焼き、豚バラソテーを用意した。火曜日から始まった今の現場では、毎日お弁当と魔法瓶(昔はこう言った!)に麦茶持参で、仕事中は1円も使っていなかったのに。ご飯が足りないのでコンビニでおにぎり2個220円、キャンディ1袋180円の出費。

            現場は昨日までの国道ではなく(土曜日は国道で作業できない)、奥にひっこんだ辺鄙なところ。新緑の緑が目にまぶしく、肌に感じる冷たい風が心地よい。仕事中にキツネ一匹、鹿7頭を確認したというのに、車は4台しか通らなかった(笑)。きれいな景色だったから写メを撮りたかったのだけど、生憎携帯を忘れてしまった。ピンちゃんの馬鹿。

            これで今月は5日半働いたことになる。全然足りないし、今日は顔が日焼けしてヒリヒリするけど、それでも明るい兆しが見え出した感じ。

            ・・・

            ゲゲゲの女房』の貧乏話に共感しながらほのぼのと見ているピンちゃんなのだけど、貧乏話となるといつも思い出す逸話があります。福岡の某ラーメン屋で働いている時、ほんとうにチャーハンをおかずに白いご飯を食べていたピンちゃんは、中級赤貧者として認定されてもいいと思っているのだけど、世の中上には上、或いは下には下がいるのです。

            三田誠広という作家がいます。18歳でデビューして、28歳か29歳くらいのときに『僕って何』という恥ずかしいタイトルの小説で芥川賞を受賞した方です。彼の大学時代の知り合いにに笹倉明さんというひとがいるのだけど、何を思ったか急に自分も小説家を目指すと宣言し、会社を辞めて実際に目指したのです。

            この笹倉さんの貧乏ぶりがなかなかのものなのです。パン屋さんとかケーキ屋さんでただで捨てるパンの耳をもらうという話は貧乏話での定番ですが、実際には難しいものです。ピンちゃんも随分窮乏生活をしてきましたが、そこまではできませんでした。恥ずかしいし。ところが笹倉さんは実際にそのレベルの赤貧生活に耐えながら小説を書きつづけた。

            そして、すばる文学賞佳作入選でデビューし、念願の小説家になるのだけど、その後も苦労して苦労して『遠い国からの殺人者』という小説で直木賞を受賞します。直木賞まで受賞したからには念願はかなったといってよいと思うのだけど、本人の弁に拠れば「もうこれ以上の小説は自分には書けない」というほど精魂をこめて書いた作品のようです。

            ピンちゃんはこの作品を読んだのだけど、もちろん面白かったです。考えに考え抜かれた上で書かれた小説であることは読めば分かる。けれども、ピンちゃんの評価はそれほど高くない。特にラストが弱いと感じた。他の直木賞受賞作品と比べて、特別高いレベルとは思わない。

            直木賞を受賞したほどの作品であっても──或いは、すべてを捨てて精魂込めて書いた作品でも、ピンちゃんみたいな素人にそれ程高いレベルではないなんて書かれてしまう。ピンちゃんは文章を書いてお金を貰う身分に憧れていて、小説は無理でも、エッセイでもフリーライターでも何でもよい。翻訳でもよい。とにかく何でもいいのだけど、などと思っているにもかかわらず、そんな怖い世界で食べてゆけるとは到底思えないのです。

            ・・・

            ピンちゃんが昔、原稿料を貰って書いた文章は3種類あります。年代順に言えば、最初は専門家が読む雑誌に自分の研究の解説を書きました。博士課程の頃です。当時はピンちゃんの研究も少しだけ注目されたことがあるのです。次は、産業翻訳です。時期は短いけど、数ヶ月翻訳で生活できました。極度に集中すると、原文の言霊が乗り移ったようにすらすら翻訳できるという体験ができたことをなつかしく思い出します。今は無理でしょう。最後がS氏に振り込んでもらった1万円。つまり、赤貧日記そのものです(笑)。

            こんなことを書いているのは、某enne氏がピンちゃんの文章を誉めてくれるから嬉しいのだけど、自分にそんな才能があるとは思えなくて、しかも酔っ払っているから、誰か他のひとももっと誉めてくれないかしらと期待しているのです(笑)。でもまあ、がんばってみたいとは思ってます。

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            情報7daysニュースキャスター20100529
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              なにやらTBSで普天間問題をやってます。ピンちゃんはお笑い芸人としてのビートたけしも、映画監督としての北野武も好きな上に、TBSの安住紳一郎さんも好きだから、この番組も好きなのです。映画とバッティングしていなければ、見たい番組です。

              久しぶりに見たのだけど、普天間の海兵隊に鋭く取材していて──飲み屋で海兵隊のひとびとが本音で話している。まあ、あんな感じなんだろうなとピンちゃんは感じました。海兵隊であろうが日本の自衛隊であろうが、隊員達は普通のひとびとなのです。

              ・・・

              たけしは持論──普天間の海兵隊がそこまで軍事的に重要なら、普天間の住民達に移ってもらえと語っていました。もちろん、きちんと補償をした上で、です。たけし本人も無理なことであるのは分かった上で、問題提起として言ってるんでしょう。

              ピンちゃんは軍事低能なので、こういう問題は大石英司さんの提言を参考にしているのだけど、どうも鳩山さんが酷すぎるものだから、事態が複雑化した感じがしています。最初から自民党の現行案にすれば、それはそれで批判されただろうけど、結果論としてはそのほうがよかった。

              今更現行案(ではないと鳩山さんは言い張ってるけど)に戻しても、普天間、辺野古の住民も、徳之島の住人も誰も納得できないでしょう。それぞれの地域に、主に政府による経済的恩恵を期待するひとびとはいるにしても、ここまでこじれてしまっては言いたいことも言えない雰囲気に違いない。

              そんな世論を喚起してしまった鳩山さんのやり方は政治的に見ても最低なのだけど、ご本人は分かっていないみたいだから混迷は深まるしかない。

              ・・・

              森昌子さんの子宮全摘出のニュースをやってる。ピンちゃんは彼女が中3トリオとして『先生』を歌っていた頃から知っているので、年上の女性とはいえ、人生色々だなあと思いつつ残念でなりません。なんで森進一なんかと結婚したんだろうなあ。

              森昌子さんは歌が上手いけど、森進一も歌が上手い。だからひかれあうことがあったのかもしれない。けれど、森進一なんて、スーツの内ポケットの部分に穴を空けるようなひとです。なんのためかよく分からないけど、たぶん盗聴用だったんじゃないかな。

              いったいどんな情報だよと思われるかと思うけど、昔、大物マネージャが暴露本を書いたのです。ピンちゃんは暴露本のよき読者なのでよく憶えています(笑)。その他にも信じられないようなことをたくさん書いていましたぞ。

              ・・・

              この番組は、最後に出てくる松本さんがいつも面白いですね(笑)。

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              狼男は満月に吠える
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                午前7時起床。今日も寒い。

                今朝も『ゲゲゲの女房』を見てます。その前に、あせって赤貧日記更新に、納豆卵かけご飯。「ゲゲゲ」は今昭和37年らしい。2年後に東京五輪を控え日本は右肩上がりの時期なのに、貸し本業界は衰退しつつある。ところで、南明奈さんの役どころである少女漫画家って誰か特定のモデルがいるのかしらん。

                ・・・

                帰宅して夜8時からMステ。しょっぱなのAKB48にびっくり。いやー、すごいなあ。こんなにたくさんいるんじゃあ、全員にきちんとした給料なんて払えないだろうと、妙なことを思いながら見てしまいました。彼女らの将来に幸あれ!

                「BIRTH YEAR SONGS」とかいう企画コーナーがあって、今晩のテーマは1995年。1995年に生まれた人(中学3年生だ!)が、自分が生まれた年に流行った歌を聞いて感想を述べている。ピンちゃんからすると自分の子供でもおかしくない年齢なのだけど、反応が面白い。なかなかよい企画であると思う。

                ・・・

                9時からは当然『陰日向に咲く』。原作を書いた劇団ひとりさんに激しく嫉妬してしまったピンちゃんは、悔しくて原作読んでません。劇団ひとりさんなんてテレビに出始めた頃は、泣き芸しかない泡沫若手お笑いだろうと思っていたら、すごい文才のあるひとだったんですよね。文春だったかの連載エッセイも、なかなかの手練れぶりです。

                その後、少しだけお笑い関係のひとの文筆ブームがあったでしょ。『ホームレス中学生』が売れたのは文才とはまた別だろうけど、作家に憧れているピンちゃんはすごーく嫉妬しながら事の推移を見守っていたのです。最近はテレビ番組の経費節減でお笑いがやたらとテレビに出ていて、知名度が上がるがゆえに女性にもてるみたいなのに、本まで出版して、それが売れるなんてずるいとか思ってました(笑)。

                さて、原作は読んでないからあれだけど、映画化された『陰日向に咲く』はなかなか面白い。誰が主人公なんだかよく分からないけど、たぶんV6の岡田准一さんなんでしょう。平山あやさんの役柄が何やら胸を打つ。AKB48の女の子たちにもそれぞれの夢があるのでしょう。でも、ほとんどのひとがMステにちらりとでたことがあります、くらいな感じでフェードアウトしてしまうのでしょう。

                ところで、宮崎あおいさんは二役ですが、チビノリダーの相方役のときの方言はどこの言葉なんでしょうか。ピンちゃんはそこそこ方言に詳しいつもりなのに、どこの言葉なんだか分からない。そして話は佳境にさしかかる。母あおいは芸人を目指していた訳じゃなく、チビノリダーが初恋の相手だった。だからいっしょにいたかっただけだった。

                酔ってるものだから、ストーリーをいまひとつ把握できないのだけど、主人公の岡田君は母親に残念な思いがある。親孝行できないどころか、親不孝なことしかしてこなかった。ピンちゃんもそうである。まさに馬鹿息子。だから、困りながら見ている。どうしたもんだろう。

                なんだか分からないうちに映画は終わった。なんとなく、いろいろあったけどハッピーエンドみたいな感じなので、よかった。それでいいのだ。

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