ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
狂ほへる酒に夢みる情緒と
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    さて、今日で4月も終り、昨日からゴールデンウイークが始まってるんですね。どうしよう。今年も1/3が過ぎ去ったことになる。年をとると時間の流れが速くなるというけれど、ほんと早い。このまま加速していくと、しまいには光速に近づき永遠の命を得られるのかもしれない(嘘)。

    備蓄米は確保してあるから死にはしないけど、生きるためには煙草とお酒とインターネットが必要である。それでも足りなければ、まだ読んでない小説やDVDがけっこう溜まっているから暇つぶしも出来る。なんとも冴えないゴールデンウイークだけど、お金がないんだからしょうがない。

    ・・・

    お金が入るとつい大喜びで散財するひとはピンちゃん以外にもたくさんいるだろうと思うけど、有名どころでは石川啄木が思い起こされる。啄木はとにかく不平不満が多いひとで、自分の不遇を嘆くのだけど、勤めていた朝日新聞から前借りしたり、親友の金田一京助にお金を無心することに成功すると、すぐに浅草に通い一晩で使ったりすることを繰り返した。もちろん娼妓を買っていたのである。他ならぬ自分の日記に書いてあるので事実だろうと思う。

    後年、金田一京助の子息──春彦氏が「わらっていいとも」だったと思うけど、何かの折に啄木の話題が出たとき、あの人(啄木)はずるいんですよ、とテレビの生放送にもかかわらず発言していたことを思い出す。金田一京助さんは親友として随分お金を融通したのだけど、しばしば無理をしてお金を工面していた。それを色町で散財する啄木は、金田一一家から蛇蠍の如く嫌われていた。

    まあ、昔の「親友」といえば、それくらいのことをするひとが確かにいたようである。金田一京助さんは奥さんなどから相当嫌味を言われたに違いないけど、京助氏は啄木の才能を惜しんだのだろうとピンちゃんは思う。不平不満ばかり言い、親友に嘘をつきお金をせびる啄木だけど、後年に残る作品がいくつもある。

    我を愛する歌

    東海の小島の磯の白砂に
    われ泣きぬれて
    蟹とたはむる


    これはとても有名だと思うけど、自己愛に満ち溢れた出だしですね(笑)。この後、

    頬につたふ
    なみだのごはず
    一握の砂を示しし人を忘れず


    ──と続きますが、実はこの後もすごい長い詩なのです。興味がある方は、

    ○一握の砂 石川啄木
    http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/816_15786.html

    をご覧あれ。

    ピンちゃんが不思議でならないのは、これほどの日本語の手練れなのに、なぜローマ字論者になったのかと。明治期に国語を「ローマ字表記」にすべきとかいう運動があったらしく、啄木も賛成していたそうなんだけど、いくら西欧の知識・技術を導入していた時期とはいえ、信じられない思いでいっぱいです。勿論、そんな運動は受け入れられなかったわけだけど、かなりの知識人がそういうことをいっていた事実に驚いてしまう。

    特に結論はないけど、金田一京助氏の援助があってこそ、石川啄木の諸作品は世に残ったに違いない。泉下の京助氏も満足しているのではないかとピンちゃんは思うのである。

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    しみじみ食べる飯ばかりの飯
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      ふむ、今月はもう仕事はない。っても、29日だからすぐに来月になるけど、来月もいつから仕事が入るかさっぱり判らない。今日も外では強風が吹き荒れ、部屋に篭ってその音を聴いているだけでも怖いのだけど、来月の給料日はもっと怖い。今月は10日しか働いていないのだ。

      光熱費が払えなくて、来月あたり水道以外は止められてしまいそうだ。くわばらくわばら。次の仕事が入るまで、ひたすら部屋に篭って低燃費生活だなと覚悟していたら、会社から電話があった。およ、ひょっとして仕事のオファーか?

      大喜びで携帯に出てみたら、5月1日に飲み会をやるけど出席する、と聞かれた。なんでも、ピンちゃんよりは後輩だけど、仕事ができるO部さんが退職するのと、K林さん(別人)が正社員になった飲み会なんだそうです。あまり気乗りしなかったけど、ピンちゃんが飲み会に欠席するなんてありえないから、とりあえず出席すると答えておいた。

      しかし、会費が3500円、ふたりへのプレゼント500円で、〆て4千円。これは痛い。やばい。今からでも、用事ができたと嘘をついてキャンセルしようかと迷っている。

      ・・・

      最近は「巣ごもり男子」なんて気持ち悪いいいかたがあるようだけど、ピンちゃんはお金がなくなると引篭もるのがデフォルトなので、慣れている。コツは無駄なお金を使わないことだけど、昨日地元スーパーで米10kgを購入しておいたし、袋麺もたくあんあるから、あとはちょこっとおかずがあれば1月は篭城できる。城攻めされてる訳じゃないけどね。

      ピンちゃんは滅多に帰省しないけど、たまに実家に顔を出すと、帰りに愚母がたくさん食料品やら日用品を持たせてくれる。野菜などは冷蔵庫に入りきらず、ついつい腐らせてしまうことが多く、もったいないから断わろうと思うのだけど、愚母は承知しないのだ。お金が或る時は無理に自炊しないから。

      だから、親不孝を承知で言えばありがた迷惑な面があった。しかし、今のようにお金がないときこそ食料品はありがたいのだけど、そのためだけに帰省するのも気が引ける。たぶん、理由の如何を問わず実家に顔を出せば愚母は喜んでくれるだろうけど、そこまで馬鹿息子にもなりきれない。

      ・・・

      愚息としては上のような半分見栄っ張りな感情もあってゴールデンウイークも帰省はしないつもりなのだけど、ふと思い出して冷凍庫を見てみると、前回帰省した時に貰った魚がたくさん冷凍されている。ピンちゃんは普通のガスコンロではなく、1口のカセットコンロを愛用していて、グリル機能なんてないから、魚を部屋で焼くことはほとんどないのである。

      しかし、お金はないし、酒の肴も必要なので(半分は栄養補給である)、試しに解凍してからフライパンで油で焼いてみたらば、結構おいしいではないか。これなら1週間くらい肴代はなしですごせそうだ。今のペースだと、酒代と煙草代で次の給料までもたないような気がするけど、その時はその時でまた考える。

      ・・・

      ○核融合研究施設が完成 六ヶ所
      http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100427-OYT8T01407.htm

      う〜む、太陽が燦燦と輝きつづけている原理が「核融合」であることはピンちゃんも疑わないけど、人工的にできるのかと問われれば、自信がない。できないような気がする。しかし、2050年ごろになっていきなり技術的な問題が解決されるかも知れず、経済大国な日本としては、全く無視する訳にもいかない。一定の予算を組んで、研究自体は継続しておかないと、将来にとんでもなく後悔するかもしれない。

      ピンちゃん個人としては、今の状況で科学技術の発展が止まっても困らない。インターネットが無くなると困るけど、これ以上パソコンのハード面が発達する必要は無い。周りに何もない田舎で生活するのは嫌だけど、大都会でなくてもネットさえあれば生きていける。外に飲みに出なければ、月に10万円あればなんとか生活できるだろう。

      しかしながら、世の中はピンちゃんみたいなひとばかりではないし、内需にしろ外需にしろ、日本の税収が増えないことには国家としての機能が滞ってしまう。非常に困ったものだと思うけど、やる気のある人にがんばってもらうしかない。

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      ピンちゃんの政治の季節 その2
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        さて、続きなんだけど、訪朝がピンちゃんの小泉さんに対する印象を根底から覆した。確かに前政権である森さんが「第3国で」などと失言していたし、そもそも小渕政権で「拉致問題の解決なくして日朝国交正常化なし」というような方針を立てていたと記憶する。だから、小泉さんが突然思いついて拉致問題や日朝国交正常化を始めたわけではないにしろ、それまでの政権は及び腰で、下手すればすぐにでも政権の命取りになる案件です。

        そこに果敢に切り込んだ小泉さんの度胸のよさに驚いたし、単なる変人ではないと認識したのです。後に明かされたところに拠れば、小泉訪朝は極秘裏に計画され、直前まで米政府にも相談しなかったとの事。相談していれば反対されたでしょう。そもそも拉致問題は日朝間の問題なんだから、いちいちアメリカに相談する必要があるとは思えないけど、国交正常化に関しては、確かにアメリカの意向を全く無視する訳にもいかないことなので、大胆な行動だったのは確かです。

        情報が全く外に漏れなかったということだけでも、小泉政権、或いはそのブレインたちの有能ぶりが伺われます。日帰りの訪朝は2002年9月17日。マスコミに訪朝が知らされたのは、この一週間くらい前だったんじゃないかな。

        この決断は、北朝鮮側からの接触があったからで、なぜ北朝鮮からかといえば、1995〜97年にかけて洪水などによる飢餓が酷くなり、他国に助けを求めるしかないくらい追い込まれていたからだと思われます。この状況を好機と見るか、君子危うきに近寄らずと見るかはひとによるだろうけど、小泉さんは決断した訳です。

        ここまで書いただけで、小泉さんの有能ぶりは判るけれど、実は最初のうち、拉致問題関係での小泉政権の腰は定まっていなかった。ことに、日本政府が認定していた拉致被害者のうち、多くの人が亡くなったとの報告で小泉さんは顔面蒼白になった由。この会談を実現させた外務省の田中均氏が後に批判されるのも、この辺の情報をきちんと報告していなかったからでしょう。

        当時の官邸の思惑では、ともかく5人は「一時帰国」で、そのまま勢いで日朝国交正常化にもっていきたかった。それを日本の世論は許さなかったし、マスコミも朝鮮総連などに対して積年の恨みがあったらしく、これでもかと扇情的な報道を続けた。こうなれば、誰かが制御できるような問題ではなく、勢いにまかせるしかなかった。

        このエントリは、最近コメント欄でよく議論しているひとにピンちゃんの政治とか政治家に対するスタンスを知ってもらおうと書き始めたので、少し引用してみます。
        小泉は北朝鮮に拉致された日本人を奪還しましたが、実は莫大な金を払ったとの説もあります。福田、麻生両氏もそれをすればもっと拉致日本人を奪還できたのに、そこまで裏金を使うほどワルではなかったのだとされています。
        莫大なお金を融資するという前提で金正日との直接会談になったと理解してます。何しろ困っていたのは北朝鮮のほうです。当時は2兆円規模の経済援助(ほとんどはODAタイプで日本にも還流する話だったと思われる)を予定していたと勘ぐられていたはずです。「実は莫大な金を払ったとの説もあります」というのは現実問題を無視しすぎでしょう。兆単位のお金を秘密裏に支払えるとは思えない。

        とにかく、小泉訪朝の最大の成果は、金正日本人に拉致を認めさせたことです。これがネットで所謂「ネトウヨ」を勢いづかせる要因になったのは確かだけど、北朝鮮がどういう国なのか認識させる契機にもなった。この快挙をサポートした安倍元首相(当時は官房副長官)も国民的人気を博し、しばらくは拉致問題で日本中が熱狂の渦の中にあった。その意味では日本人総ネトウヨ化状態だった。ピンちゃんもそのひとりです。

        上で引用した後段で、お金を使えば福田、麻生両氏も云々と書いてますが、最初の前提がおかしいので、一種の妄想でしょう。

        拉致問題に関して続ければ、とてつもない長文になってしまいそうなので、このへんにしておきますが。

        ・・・

        上と同じ方のコメントを更に引用します。
        靖国等で国民に対中対韓問題で愛国心をそそらせ、見事に人気を得ました。その裏で実は汎米であったのは隠したのです。
        靖国問題なのだけど、ピンちゃんは、参拝したい人はすればいいし、したくないひとは参拝しなくても問題はないと思っています。小泉さんが参拝したのは、昔からの習慣であったことと、遺族会だったかの支持を取り付け、靖国参拝を公約に掲げたからでしょう。こういう所で小泉さんは頑固なので、紆余曲折ありながら、在任中は年一回の参拝を堅持しました。そのへんのぶれないところも小泉人気の一端ではあった。

        ピンちゃん自身は、小泉さんが靖国参拝したから賛成するとか反対するということはありません。ただただ、朝日新聞と中国政府の介入が不愉快なだけです。

        もうひとつ「汎米」の意味合いがよくわからないけど、「アメリカの言いなり」ということであれば、全然隠していない。随分「アメリカの犬」とかネットでは批判されていました。面白いことに、アメリカでもブッシュJr.は「日本の犬」と批判されてました(笑)。小泉さんとブッシュJr.はやたらと仲がよかったですからね。

        ・・・

        どの政権でも一番の問題は経済で、他で失敗しても、ここだけ抑えておけば大概なんとかなると思うのだけど、小泉&竹中の経済路線に関してはいろんな意見がある。総体的に見ると、テレビ新聞あたりは最初は批判していたけど、小泉政権の最後のほうは、それなりに評価していたように思えた。

        ネットにおいては、売国奴の文字が躍っておりました(笑)。とにかく、亡国的な経済政策で、日本を売るとか書いてあった。いまでも書いてある。しかしながら、当時から小泉さんの経済政策批判は過激すぎて「アンチ小泉」だなとピンちゃんはラベリングしていました。詳しい人が冷静に語っている書き込みは、それなりにじっくり読んで考えたりはしてましたが。当時からアンチ小泉な人のキーワードは「騙されている」でした。

        一番困るのは、ピンちゃんに経済や景気対策に関して、いちから自分で考えるほどの知識がないことで、2ちゃんの書き込みや、詳しそうな人のブログの内容などを参照して、間接的に考えるしかなかったこと。なので小泉政権時代の経済政策に関して独自の視点はないのだけど、その点で激しく小泉さんを批判しているコメントを更に引用します。ちょっと長いよ。
        小泉竹中政策は明らかに外需で大企業が儲かったようでいてドル建て分は米国に吸い上げられ、それ以外は広い意味の設備投資というべきで使えず、結局リーマン・ショック後は内部留保という名前の不良債権と化したのです。
        それが結局内需拡大の前提となる従業員の賃金上昇を政策的に誘導しなかったわけですが当時は気づく人はいませんでした。だから騙されたと言えるはずです。庶民の自己責任なのかどうか、そうではないでしょう。

        外需による景気の良さを法人税増税で吸い上げ、公共事業に投資せず手当等でばら撒き、社会保険を充実させれば老後の不安などが減って内需が拡大し、本当の好景気となったと思われます。しかしそれを法人税減税、安い労働力のための大企業の工場海外移転、製品の外需すなわち利益を米国に差し出してしまったのです。さらに郵政民営化で外資に郵貯が流れたら最悪との懸念はありました。
        景気が良かったというのはこうして騙されていたのです。
        ──ということで、もしもこうしていれば上手く行ったかも知れないということも書いてあるから、単純な批判だけではない。しかし、ピンちゃんが一番知りたいのは「結局リーマン・ショック後は内部留保という名前の不良債権と化したのです」の部分で、リーマンショックは小泉政権の随分後です。ピンちゃんは単純に、小泉政権時代に大企業の業績はあがり内部留保がかなりあると聞いていて、ならば派遣社員をもう少し雇用しつづけてよかったではないか、雇われ社長は所詮目先の業績しか見ていないのかと憤慨していたのだけど、上で引用したコメント主は、そもそも内部留保と言っても雇用者に還元できるようなものではないと言ってます。その辺の事情がピンちゃんにはわからないので、誰かにわかりやすく説明して欲しい気がしています。
        手当等によりとにかく内需への流れを作る、外国で作れない技術的付加価値の高い製品を日本国内で作る、日本人が高給取りになりさらに質の高い製品が売れる、だから法人税増税しても大企業は工場を海外移転しなくなります。カラパゴスといわれても高機能の携帯電話が日本では売れています。すべての製品がそうなったら日本は独特の技術立国として再生するはずです。私は民主党の政策にその可能性を見たのは確かです。
        更に引用するけれど、この部分は経済低能なピンちゃんから見ても、ちょっとおかしいと思う。上で書いてあるようにできればいいなと、誰でも思うでしょう。だけど、バブル崩壊後誰もそれをできなかった。コメント主さんは、小泉政権時代すこし景気がよくなったように見えたのは実は騙されていただけだという持論の持ち主だけど、他の政権では、それ以前の問題で誰が見ても低迷しつづけてきただけだった。小泉さんのとき、一筋の光明を見たような気がしたのは事実でしょう。

        小泉政権でもうひとつ書くべきは「郵政問題」なんだけど、さすがにピンちゃんも疲れてきました。この問題に関しては、また書く機会があると思うので、今回はパス。

        一筋の光明を見たような気がしたあと、安倍、福田、麻生さんと3人の自民党の首相が生まれ、遂に自民党政権は選挙で否定され民主党政権が誕生した。その時鳩山さんが民主党代表だったから自動的に鳩山政権になった訳だけど、現状では期待は見事に裏切られている。鳩山政権はエコポイントとかエコカー減税を継続したけど、独自の景気浮揚策はなんなのでしょう?

        ・・・

        ピンちゃんに「政治の季節」があったとすれば、確実に小泉政権の5年半でした。その後、急激に政治についての感心は薄れているのだけど、最近は鳩山さんが悪い意味で活躍しているので(笑)、なんとなく気になってます。

        はあ、かなり長くなったけど、ピンちゃんの政治に対する興味のありようとか、考え方は以上のようなものです。

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        あめゆじゅとてちてけんじゃ
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          午前7時半起床。雨と風。

          天気予報どおり大荒れ。最初のうちは小雨だったから、カッパの上だけ着ていたら途中から雨足がどんどん強くなった。長靴も履いてなかったのも痛い。横着せずにカッパのズボンと長靴も着用していれば、もう少しましだったのに。

          電気屋さんとの仕事は今日が最終日だというのに、最悪の天候で、あまりの寒さに思考力は低下。機械的に反応するロボットみたいに仕事をしてました。今日の警備員は6名で、電気屋さんの仕事としては大掛かり。6名のうちのひとりと話してみると、彼は競馬のデータを蓄積し、独自の予想で会員を募るブログをやってるとのこと。

          話しているうちにピンちゃんが理系だとしると、分析方法で相談に乗って欲しいと何度も頼まれた。仕事が終わって帰宅したら検索して彼のブログを見ることを約束。

          消耗しながら仕事はなんとか無事終了。会社に戻りホワイトボードを確認してみると、驚くほど仕事がない。ゴールデンウイーク中はほぼ全滅。返す返すスナック通いの散財は失敗であった。もう少し様子を見てから飲みに出かけるべきだったなあ。

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          昨日の日記で書き忘れたことだけど、実は昨晩「すき屋デビュー」を果たしたピンちゃん。試しに牛丼(並)280円を食してみたのだけど、量が少なすぎ。さすが安いだけはある。ピンちゃんは元来おかずは少なくてもごはんをたくさん食べられるタイプなのに、肉とタマネギの量も少なすぎる。

          会社帰りの空腹時であることを差し引いても、これでは食事とは呼べないなあ。生姜焼き定食は美味しそうだったんだけど680円もするし。2ちゃんの牛丼スレから引用すると、
          336 アイゴ(大阪府) sage New! 2010/04/28(水) 11:07:17.78 ID:jtsOAyHN
                肉量   味   肉味   値段   
          吉野家  少ない   旨い   旨い   高い(並 380円)
          すき家   多い  甘すぎ  無味   安い(並 280円)
          なか卯   多い   旨い  普通   高い(並 350円)
          松屋    普通   普通  旨い   普通(並 320円)
          ピンちゃんも概ね同じような印象ですね。吉野家の牛丼は美味しい。松屋で食べたことはないけど。それにしても、あの量でも「すき屋」は他の店より量が多いのか。なんか信じられない。

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          ○11年連続減 09年度たばこ販売
          http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100423/biz1004231659024-n1.htm

          たばこの販売量が減っているのはよいことだと思う。ピンちゃん以外の人はもっと健康に気を使うべきなのだ(笑)。ただ、値段があがるのは正直困る。記事に「ほとんどの銘柄で1箱400円台となる見込みだ」とあるから、現在300円のたばこが450円くらいになるのかな。すると、今190円のわかばは300円程度か。突然5割も値上がりはきついなあ。

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          やっぱり一人はさみしい枯草
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            午前7時半起床。快晴。

            昼は暑いくらいだったのに、夕方になると急激に温度が下がった。というか風か冷たい。世間の風なのか? とにかく、天気予報によると明日は荒れるらしい。最近の天気予報はよく当たるから、きっと荒れるに違いない。

            仕事中、横田めぐみさんの叔父に当たる人を見かけた。病院を経営されているようだ。横田滋氏の弟さんだと聞いていたが、驚くほど滋さんと顔が似ている。拉致問題に進展がないことが思い出され、ほんの一時だけど、悲しい気分になる。

            ・・・

            昨日はO川君の話で少々あつくなってしまい、HEY!×3の話をすっかり書き忘れてしまった。というか『おくりびと』を半分見逃してしまった話だけど。春のスペシャル特番で8時から10時までHEY!×3をやっていたのだけど、ピンちゃんは昭和の歌謡曲が大好きなのである。

            で、テレビ番組欄を確認しないでのほほんと見ていて、終りまじかになってようやく『おくりびと』が9時から放映されていることに気付いた。最近こんなのばかり。慌ててチャンネルを変えると、広末涼子ちゃんがもっこりモックンとエッチしていて驚いた。そういう映画なのか?

            ビオラ奏者を諦める前半部分を見逃してしまい、なぜ「おくりびと」の仕事を始めたのかはよくわからなかったのだけど、そこからはいいテンポで話が進み、それなりに楽しめた。夫婦ともども知り合いだった銭湯のおばちゃんが亡くなり、その遺体の服を着せ替える時のモックンの優雅でいて緊張感の宿る手の動きがよかった。納棺師全員がああいう動きだとは思わないけど、とても映像的に映える動きではあった。

            というようなことを昨日の赤貧日記に書くはずだったのだ。

            ・・・

            ○169センチ62キロ  竜馬
            http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20100426-OYT8T01349.htm

            ピンちゃんは大昔の有名人、歴史的な人物などの身長にこだわるほうなので、興味深いニュースです。ほぼピンちゃんと同じ体格ですぞ。身長を推定できるのは理屈として判るのだけど、写真だけで体重も判るのはなぜ?

            漱石に鴎外、啄木がチビだったのは有名だけど、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も西洋人としては小さかった由。昔の有名人ではないけど、ノビー落合先生は162cmでございます(笑)。

            ○「1Q84」第3巻が100万部 12日目で到達
            http://www.asahi.com/culture/update/0427/TKY201004270238.html

            すごい勢いですね。いずれBOOKOFFに大量に並ぶだろうから、その時買うかも。

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            ピンちゃんの政治の季節 その1
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              ピンちゃんが最初に政治関係で記憶にあるのは、たぶん、田中角栄のロッキード事件だったと思う。総理になったのはいつだったかなとwikipediaで確認してみると、自由民主党総裁になったのがうれしや1972年の7月5日。ピンちゃん6才の誕生日です。総理になったのは、同年7月6日。「今太閤」などと呼ばれていたことは記憶にあります。

              9月に訪中し「日中国交正常化」したことはリアルタイムでは記憶にない。当時6歳ですからね。ただ、その後のパンダ外交フィーバーみたいなのはうっすら憶えています。産経新聞社の『戦後史開封』というシリーズを後に読んだのだけど、やはり朝日新聞が大活躍していたようですね(笑)。

              角栄が訪中して「日中国交正常化」を成し遂げたときの逸話が忘れられません。出てきた食事が、角栄さんが日本で食べているものと寸分違わず(新潟産の米で、みそ汁の味まで完璧だったとか)、しかも、好物の木村屋のあんぱんだったかまで出てきた。そこで、この交渉は大変だぞとか喝破した角栄も凄いけど、中国も凄いなあ。

              メンバーの中に外務大臣の大平さんがいたのも大人になってから本で知ったのだけど、台湾との国交断絶が条件だと迫る中国政府に角栄さんは、随行した大平さんや外務省の面々に「お前ら大学出なんだから、どうにかしろ」とか無理を言ったそうな(笑)。結局、台湾を捨て、中国を取ったわけだけど、当時の判断としてはしょうがなかったでしょう。

              ピンちゃんは後に首相になる大平さんに思い入れがあります。読書好きつながりです。

              ○【故中川昭一氏に旭日大綬章 政府が閣議決定】
              http://sekihin.jugem.jp/?day=20091028

              これは、ピンちゃんが政治家に対してどういうスタンスなのかを示すために、敢えて、自分のエントリを引用します。読んでもらえれば判ると思うけど、基本的にはマスコミより政治家を評価しています。というか、マスコミは昔から好きじゃなかった。

              ・・・

              次に記憶にあるのは、DAIGOのおじいちゃんである竹下元首相。大学生だったけど、当時のピンちゃんは、消費税導入は仕方ないだろうと感じていた。当時どころか今でも財政なんて判らないけど、ここまで強攻策で消費税を導入するからには、それなりの理由があるのだろうし、3%くらいならなんとかなるだろうと漠然と思っていた。

              ところが、生協みたいにぎりぎりのやりくりのところは、この3%のおかげで、学食の内容を落とさないといけなくなった。当時、A定食とかB定食みたいなのがあって、麺類の単品は安かったかな。値段は思い出せないけど、貧乏で若かったから、昼に学食で食べるのが楽しみだったのに、定食の内容が明らかに貧相になったことで、消費税導入の影響を実感したピンちゃんです(笑)。

              しかしながら、竹下元首相はいい仕事をしたと、今でも思っています。あの時、消費税を導入しなかったら、日本はどうなっていたのでしょう。その手の専門知識があるひとにシミュレートしてもらいたい。

              ・・・

              次は中曽根さん。当時は気付かなかったけど、中曽根さんも長期政権でしたね。「ロンヤス」とか、アメリカとの関係が良好だったことと、「風見鶏」などとマスコミに揶揄されていたことが印象深い。政治家としては「国鉄民営化」が最高の仕事だったでしょう。何しろ組織は大きいのに、というかそれだからこそ、赤字体質から脱却するためには民営化しかなかった。ピンちゃんは中曽根さんも、優れた政治家のひとりだったと思っています。

              最近の中曽根さんは、晩年を汚しているようで残念な感じが少しありますが。

              とか書きながら、近年の政治でピンちゃんが一番興味のあるのは、バブル経済です。これは誰が悪かったのか。時期的には中曽根さんが怪しいのだけど(もちろんプラザ合意とか)、テレビで誰が悪かったからバブル経済になり、それが弾けたみたいな意見は記憶にない。経済学者の間でも意見が分かれているのか、日本的惻隠の情ではっきり言わないだけなのか、ピンちゃんには判らない。誰か教えてくだされ。未だにバブル経済についての定説がないというなら、経済学の学問としての価値を疑ってしまう。

              ・・・

              次に印象にあるのが、小沢さんと細川さんと村山さん。もちろん、小沢さんが自民党を離党して、新党を立ち上げ、遂に自民党の55年体勢を打破した記念碑的な出来事です。この当時のピンちゃんは、小沢さんリスペクトで、ピンちゃん以外のひとびともマスコミも、政界再編の嵐の中にあって、新生日本を予感したんじゃないかしら。それくらい勢いがあったし、政界の中心に小沢さんがいた。

              あの頃の小沢さんはそれくらい神がかっていたし、なんとか連立政権を2年間やりくりできれば、自民党のほうが我慢できなくなり自壊していたんじゃないかと今更ながらに思うのだけど、小沢さんは社会党を締め上げ、建前と現実のギャップに耐え切れなくなった社会党は離脱してしまう。いろいろ言われているけれど、あの時の小沢さんがもう少し老獪だったなら、日本の現状は全く違ったものになっていたのかもしれない。

              この時期が、ピンちゃん最初の「政治の季節」だったと思う。

              ・・・

              その次に印象にあるのが小渕さんで、ミレニアムにちなんだ二千円札や沖縄サミットを計画したからには、2000年前後だったんでしょうね。もう10年も経ったのかと驚いてしまう。「冷めたピザ」「ぶっちフォン」などという言葉を思い出してしまうけど、2ちゃんねるなどを眺めていると、経済に明るくて財政出動派な方々は、小渕政権で上手くいきかけていたのにと、残念がる意見が多い。

              上手くいきかけていたとして、次の首相である森さんがなぜその路線を踏襲できなかったのか、というか、そもそも森さんは首相として何をやったのかピンちゃんの記憶にはないのでよくわからないのだけど(神の国発言くらいしか憶えてない)、現実問題としては、バブル崩壊後の失われた○○年は続くことになる。

              ・・・

              前置きが長くなったけど、このエントリでピンちゃんが一番書きたかったのは、もちろん小泉政権。在任期間が2001年(平成13年)4月26日〜2006年(平成18年)9月26日ということなので、実に5年半。そんなに長かったかと今更ながらに驚いてしまう。もちろん、ピンちゃん第2の「政治の季節」がこの時期なのである。

              といっても、最初から小泉さんが好きだったわけじゃない。既に死に体だった自民党が、人気のあるひとを前面に打ち出してきただけだろうと最初は思っていた。事実そうだったし、自民党の内部では、小泉さんの郵政民営化なんてものは実現できっこないと鼻で笑っていた。

              田中真紀子さんが活躍して小泉政権が成立した頃も、かなり白けていた。当時、既に田中真紀子さんが大嫌いだったのだ(笑)。何度も総裁選で負けて、YKKとか言われていたけど、小泉さんなんて単なる変人なのだろうとなんとなく思っていた。

              その印象が変わるのは、忘れもしない突然の訪朝だった。

              つづく。。。

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              やっぱり一人がよろしい雑草
              0
                午前7時半起床。晴れ。北海道にも春が。

                土日とふつか休んでからの仕事。最近は休み馴れしていたので、ふつかはあっという間。仕事は電気屋さん。作業は電柱の建て替え。ピンちゃんには理由はよく判らないのだけど、背の高い電柱に替えることがよくあります。電柱を立てるのは通常「建柱班」というひとびとがやって、電線の乗せかえは別業者の事もあるし、同じ会社だけど別班という事もある。だいたいピンちゃんたちはどっちも「電気屋さん」と呼んでます。

                ピンちゃんは今日からだから電柱を建てた業者は知りません。なぜ途中からかというと、現場監督さんからのクレームで警備員がふたりも交代させられることに。ひとり目はK藤さんというベテランで、仕事はできるひとなんだけど、ピンちゃん以上のヘビースモーカー。監督さんとか現場によっては煙草を吸いながらやれることもあるのだけど、電気屋さんとの仕事は街中が多くて、吸えないことが多いです。

                こういう時、ヘビースモーカーの警備員は、まず監督さんとか作業員さんがタバコを吸うかどうか注目します。作業中誰も吸わない時はさすがに諦めるのが普通なのだけど、K藤さんは諦めなかった(笑)。で、仕事中煙草を吸っていたのを監督さんに見られていてクレームだったそうな。

                ふたりめのO川君は、そもそも警備員に向いてない。もともと別の固定現場で2年近く働いていたのだけど、先輩警備員のK山さんが彼をかわいがって手取り足取り教えていたのです。それが、K山さんが病気でいなくなったので、O川君に対する不満が抑えられなくなったのです。それで、そこの固定現場に入れなくなった。

                ということで電気屋さんの現場にせっかく配置してもらったのに、またO川君がミスをたくさんしたらしくアウト。ちゅうことで、ピンちゃんが行けということになったのです。電気屋さんの警備はそれほど技術的に難しいことは少なくて、仕事そのものは退屈なんだけど、ピンちゃんまでクレームがついたら洒落にならないので、タバコも吸わずまじめに働きました。当然だけど。

                ところで、O川君、警備員には向いてないと書いたけど、恐らく、他のどんな仕事にも向いてない。厳しいこと書くと、O川君がまがりなりにも2年間警備員として働いてこられたのは、K山さんが献身的といっていいくらい面倒を見てあげたからです。住むところから給料の管理まで。なぜそこまでするのかピンちゃんにはよくわからないけど、めんこくなっちゃったんだろうなあ。

                ・・・

                こんな偉そうなことを書くのは気が引けるし、ピンちゃんだってしょっちゅう寝坊して社会人としては完全に失格なんだけど、警備員という仕事に多少なりとも愛着があります。仕事がなければ部屋に篭って飲んでしまうくらいだから、ピンちゃんだって向いてる仕事なんてない。でも、2号警備員は外で働くから、内にこもりがちなピンちゃんの精神衛生によいし、土木作業員のみなさんと働くのが好きなんですね。

                特に結論はないけど、O川君、どうなっちゃうんだろうなあ。彼はまだ20代前半で、ピンちゃんと違ってまだまだ人生は長いのです。

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