ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
三つ子の魂百まで、とはいうけれど
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    午前6時5分起床。晴れ。

    おお、またもや寝坊。6時にI田さんを拾って現場に行く手はずだったのに、二度寝してしまった。5時過ぎに一度目が覚めたのになあ。

    I田さんというのは、前にもピンちゃんが寝坊した時「もう少し寝かしてあげようと思って」という謎の言葉を言っていた人なんだけど、今朝はきちんと電話してくれて助かりました。前回はなぜ電話してくれなかったのか気になっていたのだけど、I田さんの携帯はプリペイドで、前回はちょうど給料日前だから、かかってくる電話にはでられるけど、自分からはかけられない状態だったみたいです。

    それならそう言ってくれればいいのに。ピンちゃんは長らく貧乏生活をしていたから、そんなことは全然恥ずかしくないのだけど、やはり、普通のひとは恥ずかしいのかもしれません。

    ・・・

    さて、今日は久しぶりに札幌某所の排雪現場。K安さんが何か用事があって、そのピンチヒッターです。ピンちゃんも交通量の多い所の夜勤には参加していた現場だから、要領はわかっている。だから呼ばれたのだけど、久しぶりにいつもと違う動きをする現場に入ると疲れてしまいます。

    夜勤でやっていた排雪というのは、大きな通りで、交通量が多いから昼間はやれないところ。昼にやっているのは住宅街で、逆に騒音がひどいから、昼にやるしかないのです。交通量も少ないし。

    「排雪」というのは北海道では日常生活で切実な問題で、地域住民には感謝される仕事です。よほどのことがない限りクレームはないし、逆に感謝されるから、精神的には楽な仕事なんですよね。

    ・・・

    ああ、今年も今日が2月の最後か、などと思いながら、仕事は無事終了し、明日から3月に突入します。何をやっているんだろうなあ。ピンちゃんは無駄に馬齢を重ねてしまって、今年の夏には43歳になります。

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    泥酔の翌朝に於けるしらじらしい悔恨は……
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      狂乱の一夜の後、何となく盛り上がらない。今年は一度も外で飲んでいなかったのだけど、普段飲んでいて、Y子ちゃんの店がある歩いて30分の飲み屋街ではなく、タクシーで片道2500円ほどかかる、もっと大きな飲み屋街に行ったわけです。

      そこで羽目を外して、今朝の5時くらいまで飲んで、最後の最後に発作的にやらかしたわけです。ピンちゃんの同級生のみゆきちゃんも、かなり怒っていたような気がする。汚らわしいものをやっかいばらいするみたいにタクシーに押し込められて強制帰宅(笑)。

      あはは、長いこと泥酔人生を続けていれば、たまにこういうことはあるのだけど、なんでエッチモードのスイッチが入っちゃったかなあ。まあ、ピンちゃんも男であるし、女性が嫌いなわけじゃないから、酔えば昨晩みたいな事もあります。

      ・・・

      それにしたって昨晩は面白かったから、もう少し補足しておきますか。まず1件目の店は、昨年の夏くらいに飛び込みで入った店。ママは多分50代後半じゃないかしら。控えめな感じの性格だけど、おしゃべりは面白い。

      早い時間だったから、テレビを見ながら二人でおしゃべりしていたら、午後8時くらいに27歳の女の子が来たのだけど、この女性の性格が面白い。勿論店の女の子で、昼は働いているそうです。3人でおしゃべりしていたら、2件隣りの店の女の子からメール。

      実は、もともと、その2件隣りの店の女の子からメールがあって、そこに飲みに来たのだけど、開店が遅いのです。で、1件目に行った店は早い時間から開けているから、そこで飲んでいたのです。

      ・・・

      で、2件目の店のママがかなり美人(37)。おっとりしたしゃべりなんだけど、ピンちゃんが睨むところ、昔はヤンキーだったに違いない。実は気が強そう(笑)。この店の女の子(これまたY子ちゃん)が木曜と金曜日が出番だから飲みに来てとメールをくれて、27歳だそうです。

      しかし、体がデカイ。というか、ゴツイ。ピンちゃんは細いひとが好みなので、太っていたり、デカイ女性は苦手なのです。にもかかわらず、何故か苦手なひとに好かれる傾向があるような気がする。とはいいつつ、今年最初のクラブ活動で、懐も暖かいから、体格のいいY子ちゃんと次の店へ。

      しかしなあ、よくよく聞いたら、やはりというべきか、子供がいるんだそうな。7歳とか言っていたかな。美人ママも当然のように子供がいて、今年の4月から高校生だとか。ピンちゃんの住んでいる町の飲み屋の女性は、こんなんばっかりだ。

      ピンちゃんも酔ってしまって、実は俺は理学博士なんだよとか語ってしまったら、美人ママの対応が変わりました。中3の息子さんの成績に問題があるらしく、もしも、何かあったら家庭教師してとか言ってるし。でも、ピンちゃんは人に教えるの好きじゃないからなあ。

      ・・・

      そんなこんなで、近場の飲み屋の女性が仕事を終えた後飲みに行く店にY子ちゃんと行き、適当に飲んで、すぐ近くのピンちゃんの同級生の店へ。そこでも適当に飲んで、同級生、Y子ちゃんと3人で、1件前の店。そこでも盛り上がったのだけど、なぜかピンちゃんがエッチモードに突入して、初対面のお客さんに抱きついてキスしちゃったんだよなあ。

      もう少しビビッドに、詳細に描写してもいいのだけど、まあ、このへんで。

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      狂乱、発作、大騒ぎの後、じっと手を見る
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        正午前に起床。昨晩も飲んだからなあ。晴れ。

        ピンちゃんは会社の車を普段乗り回しているのだけど、数日前の大雪の時、四苦八苦して車庫に入れるとき、半クラッチを使いまくったらば、クラッチ板がおかしくなってしまった。もうね、クラッチ板が滑り始めたんですよ。

        会社に報告したら即修理に出そうという話になったのはいいのだけど、今時マニュアル車というのは少ないから、部品を取り寄せるのに時間がかかる。で、今日部品が見つかったと連絡があったので修理に出したのだけど、ついでだから途中で市役所に寄ったのです。

        確か道民・市民税をかなり滞納していたはずだし、国保も滞納していたしなあ。いくらくらい滞納しているか市役所のひとに確かめて笑ってしまった。とても全額は払えないので、7万円ほど支払っておきました。

        あと半年くらいは真面目に働かないと払えないなあとか思いながら、今日は久しぶりに「夜のクラブ活動」再開。だってさあ、今年に入って一度も外で飲んでないし、ピンちゃんだって頑張って働いてきたし、少しくらい羽目を外したって罰は当らないでしょ。

        ・・・

        つーことで飲みに出て、4件ほど梯子したのだけど、一晩で4万円ほど散財。1件目の店では、なかなか愉快な女の子(27)と初めて会って盛り上がったし、2件目の店の女の子は、そもそも、木曜と金曜日が出番だから飲みに来てとメールをくれた女の子です。

        ここでもピンちゃんのメートルは上がり、かなり自慢話やらなんやら話しまくった後、メールをくれた女の子と別の店へ。この時点で深夜1時近く。その後も非常に楽しかったのだけど、最後の店で、初めて会った女性客(ピンちゃんより年上の熟女)をいきなり抱きしめて、キスしまくった気がする(笑)。

        おばちゃんもまんざらでもない感じだったから、普段のピンちゃんならそのままお持ち帰りの状況だったのだけど、隣りのおじさんもそのおばちゃんが気にいっていたらしく、横でごにょごにょ言っている。

        幸いピンちゃんは記憶が飛ぶほどの泥酔ではなかったので、ここでケンカになるのも不味いと判断して、キスしまくったおばちゃんをその店に放置して、タクシーで帰宅。その後、あのおばちゃんはどうなったんだろうなあ。年はとっていたけど、なかなかチャーミングなおばちゃんだったのになあ。

        というか、最後の店に顔を出しづらい。早朝5時頃、みんなが見ている前で発作的におばちゃんにキスしちゃったからなあ。

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        節目とか潮目とか、とにかくチェンジは正義らしい
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          午前6時20分起床。曇天。

          はあ、疲れた。長かった電気屋さんの現場も今日で最後。何しろ1月近くの長期現場だったので、事故もなく終えられて、ホッとしてます。天候が悪くてあせったことが2、3回あったので、ピンちゃんも内心はプンプンしていたのだけど、ひとつの現場を無事に終えると、本当に胸を撫で下ろす感じです。ああ、よかった。

          来月から又続きがあるそうだけど、その時ピンちゃんが入るかどうかは判りません。

          ・・・

          ○パトカー急発進、民家に衝突 秋田市山王、けが人なし
          http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20090222b

          これ、ピンちゃんもたまにやっちゃいます。事故を起こしたことはないけど、きちんと運転席に乗り込まずにエンジンだけかけることあるんですよね。で、寒冷地では、冬はサイドブレーキを引くと、凍れて戻らなくなることがあるから、サイドは引かずに、ローかリバースギアに入れておくことがあるのです。

          しかし、今の車はほとんどオートマだから、こういう事故は起こらないはずなんですけどね。

          ○「結婚しても生活レベルは落としたくない」女性8割超える - マクロミル
          http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/24/025/

          マクロミルのネット調査に、どの程度の信憑性があるのか判りませんが、タイトルを見て笑ってしまいました。そりゃあ、誰だって結婚していきなり生活レベルが落ちるのは嫌でしょうよ(笑)。

          それでも、西洋の箴言に曰く「人生の墓場」とまで言われている「結婚」に踏み切る人が後を絶たないのは、それなりの理由はあるのでしょう。ピンちゃんは結婚したことないから判らないけど。

          ○蛇口交換12万円/トイレ詰まり修理16万円 法外な費用請求 業者に停止命令
          http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009022402000056.html

          この類の話をよく聞くようになったのは何年くらい前からだったかしら。「振り込め詐欺」ほどあからさまじゃないにしろ、独居老人を狙ってるんだろうなあ。嫌な世の中になったものだ。

          ○国内ダメだから「海外で臓器移植」 それは外国の子供の「命」奪うこと
          http://www.j-cast.com/2009/02/22036175.html

          随分と直球勝負なタイトルだけど、ピンちゃんもやや同意する面はある。日本で1億以上の募金を募って、外国で臓器移植するケースがあるけれど、むろん募金する人は善意からなんだろうけれど、ひとりが横入りすれば、誰かが順番待ちになるのは事実ですからね。

          外国人で順番待ちなひとからすれば、いくら経済危機とはいえ、金満国家日本が、札束にモノを言わせて外国の医療を横取りしているという見方をされるかもしれないと危惧しています。

          ○福岡・久留米の車炎上死亡事故:身元判明、3人いずれも23歳
          http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090222ddp041040018000c.html

          この事故の被害者って、最初は性別不明と報道されていたんですよね。しかも、即死ではなく、車内から悲鳴を放っていたらしい……。なんと悲惨な。

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          朝寝 朝酒 朝湯が大好きで
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            午前6時20分起床。くもり。

            いつもの電気屋さんの仕事。作業員さんや監督さんたちとも気心も通じてきて、仕事自体は問題ないのだけど、警備員とか、ダンプの運ちゃん、その他もろもろの関係する下請けというのは、仕事が終わった時に監督さんから日報にサインをしてもらいます。

            サインとともに、仕事終了の時間も書き込んでもらうのが普通なのだけど、この電気屋さんの監督は妙にせこい。例えば、もう少しで終了という段取りになると「おーい、サインしてやるから」などと言って日報を持って来いみたいなゼスチャーをする。

            この時点で言葉使いがちょっと偉そうなんだけど、妙にがさつなひとだから、特に悪気はないみたい(笑)。だから、それはいいのだけど、この時午後4時40分だったとして、日報に平気で16:30とか書くのです。まだ完全に作業が終了した訳じゃないから、なんだかんだで17:00近くまでかかったりするのです。

            以上の話ではよく判らないと思うので、もう少し詳しく説明すると──。

            この現場は仕事始めが7:30。なので、昼休憩1時間を含めて16:30が定時の終了時間です。従って、もし日報に17:00と書けば、30分の残業代が発生します。それが嫌だからケチるのだと思うのだけど、ピンちゃん達にとって30分の残業は金額にすれば500円弱で、この30分の残業代だって重要なのです。

            一度頭にきて、まだ完全に作業が終わる前に警備員を引き上げて帰ったことがあるのだけど、その後何日かは少し遅めに時間を書いていました(笑)。せこい小競り合いなんだけど、警備員だって生活がかかってるんだから、大きな問題なのです。

            ピンちゃんの一人現場ならまだいいけど、4人現場でピンちゃんが警備員のアタマだから、こういう些細なうっぷんが溜まって、現場の雰囲気が悪くなったりするのです。

            4人の中にひとり年配のおばちゃんがいるのだけど、やはり女性だからトイレが近い。しかし、現場近くにはトイレなんてないから、そのへんの林の中に紛れ込むしかない。うら若き乙女でもないからまだいいけれど、それでもピンちゃんは気を使って、なるべくおばちゃんに休憩時間を作ってあげなくてはいけない。

            そんなこんなで、下手に資格なんかを取ると、何の金銭的恩恵もないのに、気を使うし責任も重いアタマにされるという理由で資格を取らない人がいたのだけど、最近は警備員法が改正され、それに伴い資格手当て(1日500円・涙)が貰えるようになったので、少しはましになりました。月収にすれば1万円は違いますからね。

            まさか自分が警備員を3年以上も続けるなんて夢にも思っていなかったのだけど、適当におおらかで、適当にいい加減で、朝酒臭い息で仕事に行っても笑い話になる警備員は、ピンちゃんの性に合っているみたいです。

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            小原庄助さん なんで身上つぶした
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              午前6時20分起床。晴れ。

              昨日は昼過ぎからのみ出して、早い時間に酔いつぶれたから、寝坊はしなかったけど、自分の体が自分のものじゃないみたいな感じ。ピンちゃんほど酒浸りの生活をしていれば体調が悪くなっても不思議じゃないけど、最近飲みすぎかもしれない。

              ふらつきながら出勤しようと冷蔵庫の上を見ると、車の鍵がない。昨日雪かきして以降の記憶は全くないし、既に出勤時間は迫っているし、困った。しょうがないから車で迎えに来てもらって事なきを得たのだけど、アルコールで脳がやられているのかもしれないな。

              ・・・

              ○パチンコをやめろ/高山正之(ジャーナリスト)
              http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090220-00000001-voice-pol

              随分思い切った内容ですね(笑)。この高山さんというのは週刊新潮でもコラムを書いているひとだと思うのだけど、いつもこの手のことを書いています。パチンコのことを書いているのではなく、まあ、非常に右寄りなことを書く人です。文章も簡潔明瞭で読みやすいので、ピンちゃんは割と好きです。

              問題は内容なのだけど──昔のパチンコ業界は30兆産業とまで言われていて、しかも警察官僚の天下り先でもあるわけです。ここまで巨大になっているのに、そう簡単に潰すわけにもいかないんじゃないかと、ピンちゃんなんかは思うのだけど、どんなものでしょ。

              ピンちゃんも浪人生、大学生の頃は、ひょっとして「パチプロ」で喰えないかしら、などと馬鹿なことを考え、ずいぶんお金を注ぎ込んだものです。いくら使って、いくら儲けた、損したみたいな金額をノートに記録して検討してました(笑)。

              当時はまだ「ハネモノ」が全盛で、俗に「スリーセブン」とか「フィーバー機」と呼ばれる機種が出始めの頃です。「パチスロ」が出始めたのもこの時期だったかな。ところで、「ハネモノ」というのは、釘が読めればかなり勝てるみたいだったのだけど、ピンちゃんに才能がなかったのか、どう考えても労力に対して収入が少なすぎる──というのが、ピンちゃんの結論。

              お酒もタバコもやめられないピンちゃんだけど、パチンコだけはきっぱり足を洗い、今はいっさいやりません。だから偉そうに言うわけじゃないけれど、平日の午前中からパチンコ屋に入り浸っているひとって、やはり人生の敗残者って印象はあります。

              パチンコで人生を踏み誤るのと、酒浸りになるのと、どちらが下ってこともないのだろうけど(笑)。

              yahooの記事はすぐにリンク切れになるみたいなので、記事は全文下に転載しておきます。

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              【おくりびと】 滝田洋二郎監督
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                なにやら、映画『おくりびと』がアカデミー賞を取ったせいで、大騒ぎみたいですね。もともと評判はよかったみたいだけど。何やらノーベル物理学賞を日本人が取ったときの雰囲気と似ているのが気になる。なにやら、日本からお金を引き出す策動の一環ではなければよいのだけど。

                ・・・

                この映画は、原作も読んでないし、なんで話題になったのか不思議に思っていたのだけど、ピンちゃんのおじさん「茂おっちゃん」が死んだ時、大騒ぎした訳です。誰だって、知り合いや近親者が死ぬことはあるだろうけど、ピンちゃんは「茂おっちゃん」がかわいそうでかわいそうで、大騒ぎしないわけにいかなかった。

                茂っちゃんのお葬式のときには、残念ながら「納棺夫」を呼べるような状況ではなかったのだけど、数年前、長男の「実おっちゃん」のときには札幌の「ベルコ」でお通夜と御葬式をできたから「納棺夫」が来て下さいました。

                ・・・

                ひとというのは、死んでからも髭が伸びたりするから、「納棺夫」の女性が丁寧に髭を剃ってくれて──「実(みのる)おっちゃん」の時の話だけど、ああ、なるほど、こういう職業のひともいるんだなと認識しました。昔はと言えば、ピンちゃんにとっては、父が死んだ昭和48年以降なのだけど、その頃は、納棺夫という職業はなかったような。

                本当はあったのかしら?

                ・・・

                原作は青木新門さんという方の『納棺夫日記』なんだそうです。ピンちゃんも、後で観たいなと思っています。

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