ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
あんなにたくさんいた少女達はどこへ消えたのか?
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    午後4時半起床。くもり。のち霧。

    二日酔いである。いつもより早めに起きたのは理由があるのだけど、その詳細は明日の日記にて明かにされるはず。目下のピンちゃんの悩み──というほど深刻ではないけど、困っていることについて、若干説明してみたいのです。

    ・・・

    目が覚め、すぐにお弁当を用意し、いつもより30分は早めに会社へ。O宮さんと雑談したり、今日の仕事について話していると、いきなり衝撃の事実が! S井さんが腰痛でダウン。人員1欠である。ただでさえキチキチなのに──しかし、今日の主題は別なのでこの話は略。

    今の現場が始まってからピンちゃんは、このS井さんとT浪さんを車で拾ってから現場へ向かうのである。例えば、昨日の車内の会話を再現してみたい。

    T「計算してみたら、2月は結構な額になりそう」
    S「……」
    T「基本給が6200円で、毎日交通費が800円で、深夜手当てと、それと……17、8万円くらいかな」
    S「800円って、車のチャーター代でしょ。私やT波さんみたいに送り迎えしてもらってる人につく訳ないでしょ」
    T「えっ?」
    S「……ピンさんみたいに車で送り迎えしたり、私有車で仕事に行く人には手当てがつくけど、私たちみたいのは付かないの!」
    T「あらぁ、じゃあ計算しなおさないといけないわね」
    S「あのね、私たちは月25日働いて15500円なの。残業とか深夜手当てがついたって、滅多に20万円なんてないんだから」
    T「そうなの?」
    S「そりゃあ、今の現場みたいに毎日残業がつけばそれなりだけど、20万なんてまずないから」
    T「そう? がんばって30万円とかないの?」
    S「私たちは絶対無理」

    ・・・

    T「前の会社のひとに携帯で写真撮られたのよね」
    S「……」
    T「こういうのって、犯罪じゃないかしら」
    S「……」
    T「今はここで働いてるのかって」
    S「……」
    T「研修があったけど、もう辞める気だったからでなかったのよ」
    S「なんで、前の会社の人が写真を撮るの?」
    T「そうよねえ、悪いわよねえ、勝手に」
    S「撮った写真を悪用すれば問題だけど、なんで前の警備会社のひとが?」
    T「ほんと、悪いわよねえ、困っちゃう」
    S「そうじゃなくて……前の会社とトラブルがあればウチの会社が困るかもしれないから」
    T「研修のあと○○湯で打ち上げとかないのかしら?」
    S「……」
    T「前の会社じゃ打ち上げとかあったのよ」

    ・・・

    T「ここの会社はレベル高いわね。技術的に」
    S「……」
    T「馬鹿ばっかりじゃないわ」
    S「あのねT浪さん、あんまり、馬鹿とか言わないほうがいいからね」
    T「前の会社にいたとき、市内現場で自転車で行ったのよ。それでもバス代がついて美味しかったな」
    S「……」
    T「ここの会社は資格者も多いし、レベル高いわ」
    S「……」
    T「2級の資格取るのって何十万円もかかるっていうものね」
    P「何十万もかからないから」← ずーと無視していたのに、つい orz

    T「2級の資格って、簡単なんだってね」
    S,P「……」

    ・・・

    以上、くだくだしくは書かないけど、46歳のSさん(おしゃべり好きだけど仕事はまじめにする)と55歳のTさん(最近入ったおばさんで、仕事は全くできない)の会話なのです。ピンちゃんは終始無言(イライラして一言だけしゃべってしまった)。

    ホントはもっと酷い会話(笑)。というか、泣きたい。

    Sさんはおしゃべり好きだけど常識があるし仕事も頑張るからいいけれど、T浪さんの凄さは、ピンちゃんの文章力では表現しきれないレベル。30年前ならそれなりにちやほやされたのかもしれない外見だけど、毎日丹念に化粧して警備現場にくるのがキモイ。

    仕事上必要なことを説明するとき、ねっとりまとわりつくように接近してくるのもキモイ。女性が現場に入ったときは、トイレとかいろいろ気を使わないといけないから、なんとなく親切なひとみたいに勘違いされている気がする。

    誰か、助けて(涙)。

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    吹雪のあとに天使がノックした、のかと勘違いした
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      仕事が終わったのが朝の6時過ぎ。昨晩も1万円ほど稼いだから満足ではあるけど、人が足りなくてかなり厳しい仕事でした。帰宅してお風呂に浸かり、焼酎水割りを飲み始めるのも恒例の行事で日々変わりなし。かと思っていたら、玄関からピンポ〜ン♪である。

      ああ、平日の午前中なんて、どうせガス代の請求とか、宗教の勧誘とか碌なものじゃない。とは思いつつ、現に起きているのに居留守を使うのも後ろめたい。ピンちゃんだって普通の小市民なのである。玄関の魚眼レンズから覗いてみると、なかなかにめんこい女の子が立っているではないか。

      「は〜い、どちら様でしょうか?」
      「あの、ゴミ捨て場の横に止めてある車は、お宅のでしょうか?」
      「…はい、そうです」

      (急に明るい表情になり)
      「ああ、よかった。あの、除雪車が入っていて、どかして欲しいそうなんです」
      「すいません。ちょっと待ってください。すぐにどかせます」
      「はい」

      お風呂に入っていて良かったと思いながら、すぐに部屋着の上に外出してもおかしくない服装をはおり、オマケに整髪料のクリームを髪に塗ってからドアを開けてみると、正面に乳飲み子を抱っこしている30前後(だと思うけど、見た目は20代半ば)の控えめな感じの美人がいるではないですか。ピンちゃんを見るなりニッコリ微笑み、

      「すいません、お願いします」

      などといっている。歩道に違法駐車しているピンちゃんのほうが悪いのに。しかも、市の除雪車(小型ロータリーだった)が困っているのを見かねて教えてくれたに違いない。何と心根が素直で親切な女性なことか。ピンちゃん一発で惚れちまったぜ──というのは嘘で、ピンちゃんは一目惚れしないのです。たぶん、この女性は同じアパートに住んでいて、ピンちゃんの車が雪にはまったとき、とんでもなく親切に手伝ってくれた男性の奥さんだと思います。

      夫婦揃って親切かよ! 負けたよ、ピンちゃん負けた。もうね、この夫婦が実は殺人鬼だってピンちゃんは許す。すんごい理想のカップルみたいで、羨ましいなあ。

      ・・・

      ネットジャンキーなピンちゃんは前から知っていた話だけど、陳冠希(エディソン・チャン)さんのパソコンからニャンニャン写真(古い!)が流出した事件は大騒ぎになってますね。ようやく日本のテレビでも取り上げるようになってきました。

      陳冠希さんの謝罪会見の模様も見たけど、意外と、というか、非常に潔く認めていて清々しいくらいだった。香港芸能界は日本のそれより怖いところらしいから、引退を決心したのは仕方ないんでしょうね。稼ぎ頭のスターを傷物にされた「その筋」のひとから脅迫がなかったとは思えない。

      それにしても、何故こんなに迂闊なのかなあ。お金持ち専用でネット対策(パソコンスキル)をレクチャーする商売が成り立つような気がする今日この頃。ピンちゃんももう少しスキルアップして、そういう仕事を始めたいくらいです。

      というか、ブログに書き込む内容まで含めたブログやホームページ管理の需要って、あるんじゃないかなあ(有名芸能人の公式ホームページなら、実質的にそうなってそう)。今は個人で簡単にブログに意見を書けるから、芸能人が勝手に書いて炎上したりしてるけど。

      1件月10万円くらいなら、支払う芸能人(あるいは芸能事務所)は多いんじゃないかしら? 或いは、炎上しないためのティップなどを集めたサイトを作るのもいいかもしれない(既にありそうだ)。どなたかピンちゃんにそういう仕事を発注して下され。よろこんでやります。

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      | 日記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
      雪へ雪ふる戦いはこれからだという
      0
        ピンちゃんは確かに酔っている。午前8時頃帰宅して、朝風呂を浴びてからいつものように焼酎水割りを飲みながら、2ちゃんをやって、テレビを観ているのである。

        テレビでは、何でそこまで必死になるの、と不思議なくらい小朝が必死である。泰葉と別れた理由を必死で繕っている。日本人の中で、春風亭小朝と泰葉の離婚の真相をしりたい人間がどれだけいるだろう──今のピンちゃんには、ナンシー関さんが取り付いているのである(笑)。

        自由奔放な元妻を、今でも保護しているという側面があるのは嘘ではないのでしょう。

        ──というようなことを、ピンちゃんは温かごはんに卵とかつおぶしと納豆をぶっかけて、醤油でかきまぜて食べながら書いているのです。

        現在12:40。今日も午後から夜勤だからそろそろ寝ないといけないけれど、なんとかかっこよく、あるいは飄々と離婚して体面を保ったつもりでいたのに、天然系の元妻の言動でその虚構が崩れそうになったので、慌てて何やら言い訳していた小朝を眺めてから仕事に行くことになるとは!

        ・・・

        赤貧日記を書くとき酔っているのはいつものことだけど、今日は何故か攻撃的かもしれない。

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        | 日記 | 12:49 | comments(2) | trackbacks(0) |
        ピンちゃんは彼女を支持する
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          ひょっとしたら午前3時くらいに終わったりしないかな、終わったら嬉しいなと思いながら仕事を始めたのだけど、とんでもない。結局、昨晩の7時半から今朝の6時まで休憩ナッシング。稼ぎとしては1万円くらいだからいいけど。でもね、今夕こそ大嵐になって、もう1日心ゆくまで大酒を飲みたいぴんちゃんなのです。

          帰宅してからは所定の儀式として一風呂浴び、焼酎水割り。2ちゃんの酒スレに書くことなんだけど、またもやアクセス規制で書き込めない。

          ・・・

          ○「死ねとは言ってない」朝青龍、嵐のごとく
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000940-san-spo

          フジテレビで小倉さんがやっている朝の番組でこの騒動の映像をみたんだけど、ちょっとだけ朝青龍に同情してしまった。

          同情ついでに昔話を思い出したので、ついでにメモしておきたい。フジではなくて日テレの番組「ウィークエンダー」について。土曜日の深夜、漫画家の加藤芳郎さんが司会をしていた番組で、始まった頃ピンちゃんは間違いなく小学生低学年だった。

          にもかかわらず、ピンちゃんが最も好きで、興奮しながら盗み見していたのが「再現フイルム」のコーナーだったのである(笑)。今にして思えば、ほとんど日活ロマンポルノ並みの再現フイルムで、ピンちゃんが中学生か高校生だったとしても、興奮しながら盗み見したに違いない過激な内容だったと記憶している。

          ピンちゃんの記憶にある「再現フイルム」担当は、泉ピン子、すどうかずみ、そして最後の誰か。男性が担当した事もあるのかもしれないけれど、今となっては記憶は曖昧である。まったくもって曖昧な記憶で申し訳ないけれど、ひとりだけ、誰だかわからないけど今でもあることが記憶にある女性がいる。

          「再現フイルム」を担当していたのだけど、たまたま、被害者(加害者かもしれない)の女性が、その担当女史の知り合いだった。女史の胸中はいかばかりであったか。それまで、面白半分に、誰かが被害者になった事件をエロ再現してきた(当時のピンちゃんの印象)。若い女性である、葛藤はあったろう。

          それでも仕事だから続けてきたが、いざ知りあいの女性が当人となれば、心はさらに千路に乱れたのだろう。それまで自分がやってきたことにけじめをつけるため(だとピンちゃんは思った)、最後に知人の事件の再現フイルムを担当し、涙ながらにこれが最後と消えていった。

          ──以上、ピンちゃんの記憶のみに頼っているので、勘違いがあるかもしれない。記憶の通りなら、彼女はきちんと筋を通したと思う。

          ・・・

          ○「ライバル?カナダのデブ」、飛び込み界の女王の暴言に批判集まる―北京市
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000036-rcdc-cn

          あまりにすばらしい記事なので、紹介せずにはいられない。ええ、いられませんとも!

          2008年2月25日、華商報は中国の美人アスリート、「女王」郭晶晶(グオ・チンチン)が傍若無人な態度で総スカンを食っていると報じた。

          23日、飛び込みワールドカップ後の記者会見に応じた郭だが、気乗りしないのか、壇上で携帯電話をいじくったり、ネックレスのひもを直したりと内外の記者を前にやりたい放題。「五輪でのライバルは誰ですか?」との問いには、「ロシアのユリア・パハリナとカナダのデブ(ブライズ・ハートリー)」と答えるなど傍若無人な態度で記者たちをあ然とさせた。

          これ、本当かなあ(笑)。

          チンチンさんがどれくらい美人か検証していただくため、2葉ほど写真を載せます。上の写真なんて、日本の人気女優「天海祐希」さんに激似だと思うんだけど。実際、美人だとピンちゃんは思うし、スタイルもいい。

          肩幅が広いのは、水泳関係だから仕方ないと思うし。それでも再掲せずにはいられない。

          「五輪でのライバルは誰ですか?」
          ロシアのユリア・パハリナとカナダのデブ(ブライズ・ハートリー)

          再び問いたい。これって本当に言ったのかなあ?


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          | 日記 | 11:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
          さよなら三浦、また来て死角、死角はばれる、ばれれば有罪
          0
            今日の雲行きも微妙である。文字通り天候が悪いので、今日も中止になるかも。中止になればちょっと困るけど、また1日お腹いっぱい飲める。うーむ、どうしたものか。

            どうしたもこうしたもなく、連絡がなければ予定通り出勤、中止連絡があれば即飲みだすだけなのだ。しかーし、ひとつだけ問題がある。もしも、お弁当を用意した後中止連絡があると、すごい無駄なことをしてしまった気がして空しくなるのである。

            本来なら、年の頃なら三十路の入り口、色白で小またが切れ上がり、万事控えめでいながら賢くて、小説と映画とお酒と、何よりピンちゃんの事が大好きな良妻賢母、或いは愛人、或いは恋人が作ってくれてしかるべきお弁当である。

            それを、40代の独身半アル中のピンちゃんが、数百円浮かすために毎回仕事前にちまちまタッパーにごはんを詰めたりおかずを作ったりするのである。仕事があるなら作るけど、中止なら作りたくないのである。だから中止なら、さっさと連絡して欲しいのである。

            待ちきれなくて、こちらから会社に電話してみたら、事務のO坪さん。

            「お疲れ様です、ピンです」
            「あー、お疲れ様です。O宮課長電話中だわ」
            「あのー、今日の現場、中止かどうか知りたくて…」
            「ちょっと待って。くぁwせdrfh──やっぱり、中止だって」
            「中止ですか。じゃあ、明日はスライドって事で」
            「また後からかけ直すから」
            「はい」

            この後、いろいろあって、切削舗装自体は悪天候で中止だったのだけど、排雪作業に警備員が2名必要な由。結局、今日は仕事と相成りました。嬉しいような、悲しいような。半アル中の中年心は微妙なのです(笑)。

            ・・・

            ○近々“出所”する田代まさしに周囲は厳しくすべきだ
            http://news.livedoor.com/article/detail/3524041/

            田代まさしさんは2ちゃんでは「ネ申」として崇められていますが、こんなどうでもいい記事を取上げたのは、以下の部分が気になったからです。

            「芸能界復帰なんてとんでもない」と苦言を呈するのは、出版プロデューサーの高須基仁氏だ。

            「3年以上服役したといっても、田代が薬物依存を断ち切れたという保証はありません。
            それは薬物で何度も逮捕されている三田佳子の二男、出入所を繰り返した清水健太郎を見ても明らかです。まずは専門医がいる病院で治療に専念することをおすすめします」

            件の高須基仁氏って、三浦和義さんが万引きで逮捕されたときの身元引受人ではなかったかしら(笑)。

            JUGEMテーマ:日記・一般


            | 日記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
            神に宣誓しては神を欺き、つまるところ自分をも欺く
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              土曜の夜に帰宅してからというもの、部屋に閉じこもってお酒三昧。備蓄食材はそれなりにあるから、贅沢をいわなければ、あと1週間は篭れるはず。無理に篭る理由はないけど。

              ただ、土曜からの吹雪の後遺症で道路には雪が溜まっている。この状況で切削舗装は無理じゃないかしらん。半ば期待しながら布団の中でだらだらしていると会社から電話が来た。

              「ピン君、あのね、今日は中止だから」
              「ラッキーーーー1!!」
              「・・・ホントは4人出番なんだが、ピン君は土曜日働いてもらったし・・・」
              「いやー、気にしないで下さい、仕事は誰かに譲りますから」
              「ああ、明日はスライドだから、よろしく・・・」
              「はーい、了解で〜す!」

              仕事が中止でそんなに嬉しいか、自分? 1日中止になれば1万円の損失だというのに、我ながら能天気なものよ。

              ・・・

              突然の逮捕劇でピンちゃんが真っ先に思い出したのは、景山民夫氏のこと。「オレたちひょうきん族」の中でフルハム三浦としてプロレスをやっていたんだよなあ。対戦相手は、ジミー江古田、ジャーナル中江などなど(笑)。笑っちゃ悪いけど、当時のひょうきん族はそれこそ何でもあり、面白ければ何でもいいというエネルギーが充満していたっけ。

              ところでリングネームの「フルハム」とは、もちろん三浦和義氏が経営していた輸入雑貨店「フルハムロード」から採っているのだけど、いったいどんな道なんだろう。「ロス疑惑」で大騒ぎだった頃も、誰も解説したり言及していた記憶がない。単にどうでもいいネーミングだったんだろうか。

              困ったときのgoogle頼みで検索してみると、あっさりと解答を見つけてしまった。
              http://www5b.biglobe.ne.jp/~mizutani/ul-30.htm
              要するに、ロンドンの地名で「Fulham Road」というのが実在する由。ただし、読み方は「フラムロード」の方が現地の発音に近いそうな。またひとつ、どうでもいい知識を得てしまったピンちゃんなのである。

              日本中を興奮の渦に巻き込んだ「ロス疑惑」騒動だけど、三浦氏が有罪か否かということも気にはなるけど、マスコミの有り様もまた問題にされるべき騒動だったなと思ってます。当時の空気を知りたい方は、是非『コミック雑誌なんかいらない』を観ていただきたい。三浦氏ご本人も出演されておりますぞ(笑)。

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              | 日記 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
              【ピンちゃんと2ちゃんねる】 その2
              0
                ピンちゃんが2ちゃんねると出合ったのは、2ちゃんができたばっかりの頃だったから、1999年だったと思われます。ご多分に漏れず、ピンちゃんも「あめぞう難民」だったのです。興味のある方はwikipediaの「2ちゃんねるの歴史」を参照しながら読んでくれると、いっそう判りやすいと思います。

                まず「あめぞう」について。これは2ちゃんねるに先駆けて、1997年に開設された掲示板群で、2ちゃんねるの雛型といっていいと思います。ぴんちゃんが「あめぞう」をどこで知ったのか、今となっては思い出せないのだけど、それまで主流であったツリー型BBSと比べると、大変使い勝手がよかった記憶があります。

                あめぞうが閉鎖に追い込まれる悲しい経緯については、これまたwikipedia「あめぞう」の項に譲っておきます。要するに嵐の攻撃に耐え切れなくなった訳ですが、主催者あめぞう氏のスキル不足もあったのではないかと思います。

                ・・・

                ところで、2ちゃんねるでは嫌われている朝日新聞。なぜ、朝日新聞があそこまで嫌われているのかについて、少々歴史を遡ってみたいと思います。

                ことの発端は、1997年に起こった「神戸連続児童殺傷事件」。いわゆる「酒鬼薔薇事件」。当時未成年だった少年Aの顔写真・実名がどこかのサイトに記載されたのだけど、そのサイトのプロバイダに朝日新聞が圧力をかけたとされる事件があり、これにネットユーザーが猛反発したのです。

                当時の神戸界隈なら、口コミで犯人の実名は知れ渡っていたはずだけど、一般人は知るすべがなかった。それが、インターネットの発達により、個人が容易に情報発信できることになったことの弊害のひとつだっただろうと思われます。朝日新聞がいくら圧力をかけても、実名を書いたひとそのものを罰することはできない。

                だからプロバイダを脅して、そのサイトを削除させたのだろうけど、多勢に無勢。イタチごっこは続き、朝日新聞の評判は落ちていったのでした。ネット住人──特にネット黎明期のひとびとは、権威による圧力を嫌う傾向があって、朝日新聞は彼らの気分を害したのです。

                インターネットが発達しだした当初は、左側のひとは、むしろ歓迎していたと記憶しています。恐らく、それまで世に問えなかった自分達の主義主張をより広く発表する場ができたと思ったのでしょう。それは将にその通りではあったけれど、世の中には右寄りのひとも多くいて、自分達の気に入らない言論まで無制限に流通するとは想像できなかったのでしょう。

                ・・・

                1997年当時、既にネチケットという言葉は存在していて、インターネットを使用する際に守るべきエチケットを啓蒙しようという動きもあったのですが、猟奇的な殺人事件などが発生した場合、義憤に駆られ、或いは面白半分、或いはジャーナリストなどが確信的に、ネットに情報を流すということが普通になっていったのでした。

                【追記】2008.02.27
                上で「酒鬼薔薇事件」のwikipediaにリンクを張りました。その中に「少年Aは冤罪か」という項目があり、一部に冤罪説があったのは事実ですが、ピンちゃんはまったく荒唐無稽な妄想だと思っています。

                犯人が「酒鬼薔薇聖斗」名で神戸新聞社に送った挑発的な声明文が話題になり、その謎解きで一時大騒ぎしていました。そもそも何と読めばいいのかも最初はわからなかったのだけど、正解は「サカキバラセイト」「サカキバラ・生徒」で決着を見ました。逮捕された少年Aの担任(の姓)が「サカキバラ」先生なのです。

                これを書けば少年Aが特定されやすくなるのでwikipediaには記載されてませんが、非常に子供っぽい言葉遊びだったんでしょう。

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