自称「北の湘南」の道南某都市での舗装も今日が最終日。いやー、長かった。疲れました。
いつから始めたのかピンちゃんもよく憶えていませんが、北の湘南でどういう事をしていたのか簡単に説明してみたいと思います。業界では「切削オーバーレイ」と呼ばれていますが、要するに、舗装道路を削って、新たに舗装しなおす工事です。
具体的なやり方はいくつかありますが、今回は、一度全工事区間を切削してから舗装するという工法でした。北海道の田舎とはいえ、メインストリートの工事だったので、なかなかに大変な仕事になりました。
車を運転される方なら片側交互通行を知っていると思います。例えば片側1車線の道路を舗装する場合、片側をパイロン(カラコンと呼んでいる)で囲って、交互に車を通すのだけど、街中だと交差点がからむので複雑になるのです。
メインの太い通りを工事していて途中に交差点があると、いわばわき道から右折左折したい車がくるけど、メインの通りは片側しか通れないから青信号でもわき道の車を止めておかないといけない事態になるのです。文章だけで意味がわかるかしら?
要するに行きたい方向へ曲がりたい車が行くに行けず(ピンちゃんたち警備員が止めるのだけど)、しかも車の多い時間帯だと10分以上待たせたりすることもあり、当然ドライバーの皆さんはイライラします。こちらも気が気ではないのだけど、どうしようもない。
こういう時、中には「いいかげんにしろ!」とか「バカ野郎!」とか怒鳴り散らすひともいるので、ピンちゃんたち警備員はひたすら低姿勢で謝ります。謝るのも仕事のうちなのでしょうがないけど、時々凹んだりします(涙)。
というような、結構きつい面もあった現場ですけど、残業がそこそこつくので、ピンちゃんも歯を食いしばって(嘘)がんばったのです(笑)。確か2ヶ月以上の長丁場だったので、いろいろありましたが、大きな事故もなく現場が終わるのは嬉しいものです。
あー、よかった。