ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
ミンダナオ島の雨季は雨ばかり
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    その昔通っていた小学校の100年記念祭で急遽編成されたブラスバンドの楽器を決める時肺活量があるということでバスにされてしまったピンちゃんですが皆様如何お過ごしでしょう。

    午前8時半起床。くもり。宿酔い。
    宿酔いだったけれども、がんばってバイトしました。偉い! ちょうどキリがいいからそろそろ帰ろうかと思っていたところにTちゃんから電話。風呂に行くから自宅にこいとの事。もちろん母がスタンバイ済。Tチャンの家に着くと、すかさず缶ビールが出てきたのでグビグビ。

    ピンちゃんの地元には温泉があります。水系も火山帯もわからないけど、周りにはみられない特徴のある泉質です。いや、泉質はわかりませんが、色が琥珀色です。いかにも温泉ってかんじで、効能抜群。と思わせるくらいで、真っ黒といってもいいくらいの色です。手に掬うと琥珀色であります。ピンちゃんにわかるのは、風呂からあがってから、体がポカポカしている時間が長いです。水道の水を暖めただけのお風呂とは明らかに違うので、何かいいことがあるはずです。あるはずです。自信はないけど。

    地元の温泉は湖のほとりにあります。この湖は、冬になるとスケートリンクになり、ピンちゃんが小学生の頃は、毎冬通っていました。確か、年間フリーパスが500円だったと記憶しています。飽きもせず、ピンポンゲームをしたものです。シラサギ釣りも出来ますぞ(笑)。

    スケートリンクにはひとつだけ悲しい記憶があります。同級生のお父さんが、ジープ後部に付けた清掃器でリンクを掃除していたときに氷が割れ、車ごと湖に落ちて亡くなられたのです。氷の下に落ちた時に見上げると、氷は白く、穴の部分は黒く見えるそうです。滅多にない事ではありますが、もしもの時は黒い部分を目指してくださいね。

    ではでは

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    | 日記 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
    わけいってもわけいっても青い山
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      おろろんおろろんと飲むほどに酔うほどに二日続けて山頭火の俳句をタイトルにしていますがあまり友達にはしたくないタイプですけど皆様如何お過ごしでしょう。

      午前8時10分起床。晴れ。

      いきなり「本棚拝見」第7回目?小松左京著「日本沈没〈下〉」読了。1983年12月15日初刷。定価380円。東北で震度6の地震が頻発した直後だけに複雑な思いで読みました。初めて読んだのがいつかは記憶なし。いつだったかな? 今回読み返してみてもとてもよくできている話です。小松先生以外には書けない話だと感動を新たにしました。昔は博物学というのがあったそうですが、ばらばらの知識も膨大になれば量から質への転換ということがあるのでしょう。南方熊楠が有名ですが、最近はその手の人物が少ないですね。昔の学者には何でも知っている博覧強記なひとがいたのに。作家では小松先生が最後のひとになるのかもしれません。

      日本沈没」は1973年(ピンちゃん7歳)の時の大ベストセラーです。400万部以上売れたそうですが、おそらく「窓際のトットちゃん」に抜かれるまでの最高記録だったと思われます。出版不況の現在では考えられない部数ですが、それにしても気の毒だと思うのは、当時の税率では、9割以上が税金としてお上に召し上げられたと知っているからです。今の感覚で言うと、10億の印税のうち9億円以上が税金だったのです。人間の嫉妬はしばしば国を誤らせるのではないかと本気で思ってしまいます。

      午後7時から「とくダネ発Goガイ!」を見ていたら、『口(くち)』という漢字に2画足して別の漢字を作りなさいという問題がでてきて、母が触発された模様。カレンダーの裏にどちらがたくさん漢字を書けるか競争することになってしまいました(笑)。で、思い出したのですが、高校生の頃まで時々この遊びを母としていました。サンズイの漢字とかニンベンの漢字とか、1時間以上勝負してピンちゃん完敗。読めても書けない(思い出せない)漢字が多すぎでした。ワープロは日本の文化を後退させているのではないかと疑ったりして。

      ではでは

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      | 日記 | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
      さて、どちらへ行かう風が吹く
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        蛍を肉眼で見たのははたして何年前だったのか思い出せないピンちゃんですが皆さんは思い出せますか?皆様如何おすごしでしょう。

        午前8時50分起床。快晴。にもかかわらず天下無敵の宿酔い。水差しに氷を放り込みガブガブ飲む。朝食は味噌汁だけ。バイトに行く途中にコンビニに寄り、オレンジジュースと苺ヨーグルト(練乳入り)購入。はーっ、苦しかった。

        今日はうれしい給料日。さっそく母に食費として2万円払いました。タバコ代も5100円渡したので、残りは5万円くらい。土日に散髪して(3ヶ月ぶりだ!)、できれば映画も観たいなあ。これでまた一歩社会復帰に近づいてしまった。うっしっしっ。

        テレビはあまり見ずに読書。晩酌ほんの少し。

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        | 日記 | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
        あの娘かわいやカンカン娘
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          午前10時半起床。快晴。

          札幌のMおじさん夫妻が突然来宅。当然宴会。今日は食事をせず軽いつまみだけで一日中飲酒。

          田原氏司会の「サンデープロジェクト」に土井たか子女史生出演。茶番ナリ。

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          | 日記 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
          弥勒菩薩の見つめる未来は薔薇色だろうか
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            午前10時起床。快晴。

            日本沈没〈上〉」読了。
            http://www.aist.go.jp/aist_j/dream_lab/chisitu/a/a1.html
            最近地震が多いので、不安な方は↑あたりからリンクをたどるとよいのではないでしょうか。ピンちゃんもまだよく読んでいませんけど。

            夜は「すいか」鑑賞。面白い。ちょい役のKYON^2がいい味出している(けれど、どうして小泉さんは肌が汚いのだろう。タバコの吸いすぎかな?)。女性4人の共同生活で、あんなにのほほんといくとは思えないけど、ドラマだから問題なし。

            女性の共同生活で思い出深いのは、昔読んだ氷室冴子さんのエッセイ。かなり怖いものがあったのですが、読んだ方いますか(タイトル失念)? 氷室さんの外見はのほほん系なのですが、性格はかなりハードみたいです。氷室さんの小説でお勧めは「多恵子ガール」「なぎさボーイ」です。ジュニア小説の傑作です。確かコバルト文庫だったと思います。三田さんの「いちご同盟」もなかなかよいです。ではでは。

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            | 日記 | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
            as riding on a back of silver dragon
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              昨晩は「コトー」を見ながら日記と修学旅行編を書いていたので粗筋くらいしかわからなかった上に文章も推敲しないでUPしたので内容が伝わったのか心配なピンちゃんですが皆様如何お過ごしでしょう。

              午前8時10分起床。快晴のちくもり。久しぶりに心地よい風に吹かれて気分よかったです。いよいよ北海道も夏本番かな。

              まあ、今日も「魔女の宅急便」を見ながら書いているのですが、さて、今日は何を書きましょう。忘れないうちにNHKの報道についてメモしておきます。

              7月22日の夜、7時のNHKニュースで突如として、トップ扱いで、あるニュースが流されました。朝銀が朝鮮総連に不正融資して、200億円ものお金が焦げ付いているという驚くべき内容でした。朝銀というのは、在日朝鮮人のための銀行で、それが経営破たんして公的資金1兆4千億円を投入し経営再建を図っていたはずでした。勿論初めから架空口座や不正融資があったのは予想されていたのですが、今回整理回収機構が調べて確実に焦げ付いている分が200億円ということらしいです。公的資金導入も、拉致事件が発覚した直後で日本世論は北朝鮮、在日朝鮮人に厳しい視線を投げかけていた時だったけれども、売国奴野中広務大先生が強引に決定したという経緯があったことを思い出してもらえました? この時もマスコミは及び腰であまり大きく報道されなかったから、ひょっとするとよく知らないかもしれませんが。

              さて、長々と書いて何を言いたいかというと、こんな大問題が民放のテレビニュースでは完全に黙殺されたのです。これ、日本の銀行が同じ事をしたら大問題になっていて、今ごろは蜂の巣を突いたような騒ぎになっているはずですが、マスコミが黙殺すればなかったも同然です。玄界灘で起きた韓国船による日本漁船への体当たり事件も、地元以外のマスコミはほとんど無視しています。7人の日本人が亡くなっているというのに。

              朝銀の不正融資についてはNHKが執念で22日の夜7時、9時、10時、12時に報道し、23日にも続報を流していたので、全国民のうち1/10くらいの人々には伝わっただろうからまだましですけど。民放各社の態度は不可解を通り越して、反日的といってもいいくらいです。現在のマスコミのスポンサーには朝鮮系企業(パチンコ、武富士等の金貸し)が多いのでこのような体たらくになるのでしょう。金正日の手に日本人の税金が流れているのに。ほんとに困ったもんだ。

              【追記】2008.08.14
              この頃のピンちゃんは平気で「売国奴」とか使ってますね(笑)。


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              | 日記 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
              赤貧日記・修学旅行編
              0
                寝台車の外は暗くなっていた。
                僕たち三人は、目立たないように教師がいる車両を通り抜け、6両先を目指していた。どういうつもりかは知らないが(いや、ほんとうは教師達の狙いは明確に理解していたのだけれど)、女子と男子は6両離れ、その間に教師用の車両があった。
                ナカジが先頭を歩き、僕の後ろには気の弱いサンちゃんが続いている。気づかれないかとビクビクしながら、僕達は無言のまま早足で歩いた。連結デッキのたびに呼吸を整え、慎重に進んでいった。自動ドアの開閉音が心臓に響いた。なかなか目指す車両に到着しない。何しろ1学年10クラスあるのだ。女子の車両だけで4,5両あったと思う。

                石田さんのことは高校に入学してすぐに好きになった。
                漫画『タッチ』の南ちゃんに似ていて人気者だった。クラスメートとしては話せたけれど、2年生になってからもそれ以上のことは何もなかった。だから、修学旅行に期待していた。具体的な計画があったわけではなかったのに、何かがおきるんじゃないかと期待していた。何もあるはずがないのに。
                修学旅行の日程は、あっという間に終わりに近づいていた。(このまま何も起こらずに終わってしまうのか?)石田さんとふたりで話がしたかった。教室と違う場所ならどこでもよかった。

                消灯までは時間があったから、ほとんどの女子が起きていた。車内には華やかな話し声が満ちている。驚いた事に先客の男子が何人かいて、名残りを惜しむように話をしている。
                中央に通路があり、進行方向と平行にベッドが両側に並んでいる。三段ベッドだった。石田さんはどこだろう? 通路にいた田村さんと話しながら、目は石田さんを探していた。

                ふと見ると、ナカジが梯子に足をかけ、一番上のベッドに上半身を入れて誰かと話をしている。カーテンがほとんど閉じていて中までは見えない。ナカジがしきりに腕を振り回している。興奮した時の癖だ。気が気ではなかった。悪い予感がした。上の空で話ながら、梯子を上り始めたナカジを眺めていた。

                ナカジが寝台に乗り込む時にカーテンがめくれ、一瞬だったけれど、石田さんは照れたように微笑んで僕を見ていた。どういう意味だったのかは今でもわからない。何事もなかったよう僕は田村さんを誘った。
                「中で話そう。とっておきの話があるから」
                「うん、そうしよう。ピンちゃんの話は面白いから」

                そう言って、田村さんは嬉しそうに笑ったのでした。

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                | 日記 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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