ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
春の小川はサラサラいくよ
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    かなり体調がよくなりつつあってうれしい今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょう。

    午前1時。昨日の仕事が終わった後(もう少しでひとつ明細書が終わりそう)、嬉しくなって、夕方マック。その後、家庭教師。ようやく中1分野の数学終了。あと2ヶ月で中2分野を終れればギリギリ間に合うかもしれません。間に合えばいいけど。

    昔、ピンちゃんが修士の頃、高3の男の子の家庭教師をした事があるのですが、見事その男の子は不合格。ピンちゃん博士課程進学決定。「先生ばっかりいですね」とその男の子の母親に言われた事があります。だって…

    ということで、ほんとは家庭教師するのはピンちゃんには重荷なのですが、引き受けたからにはやるしかないです。目標は公立高校合格! 能力的には無理ではないと思うけど、例によって本人やる気あんまりなし。自分の人生なんだから自分でがんばりたまえ、としかいいようはないけど、また後で落ち込むのはいやなのでピンちゃんもがんばります。

    所持金:少ないよん
    | 日記 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
    半人前だけ残されて…
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      ちょっとまだ体調が辛いけどこの際だからいっきに書いているピンちゃんですが皆様如何お過ごしでしょう。

      午前2時40分。

      今日はIさんの命日です。Iさんはピンちゃんが高校生の時の同級生で、そして3年間思い続けたひとでもありました。外見を記せば、漫画「タッチ」の南ちゃんに似ていました。スタイルは今ひとつだったけど(心から残念に思います)、顔立ちと性格はほんとに南チャンに似ていてとても人気がありました。高校生の頃のピンちゃんは、軟弱テニス部所属で、成績も大した事なくて、しかも性格が引っ込み思案だったから自分の気持ちを打ち明けられませんでした。

      大学院生の頃、研究に行き詰まっていたピンちゃん、教授からの電話が怖くてアパートの電話は(部屋にいるときは)いつもモジュラージャック自体を引き抜いた状態にしていました。そして、時代に先駆けて(笑)ひきこもりに時々なってました。だから、Iさんが事故で亡くなった時、友達が連絡しようとしてもピンちゃんには繋がらなかったのです。

      そのとき連絡がついていれば、借金してでもIさんの葬式には出席したかったです。友人にあとで聞いた話では、その時のご両親の悲しみはみるに偲びなかったそうですから、やはり出席できなくてよかったのかもしれません。たぶんピンちゃんも堪えられなかったことでしょう。

      ピンちゃんの高校は3年間クラス替えがなくて、だからみんなすごく仲が良くて、高校を卒業してから数年間は頻繁にクラス会をやってました。ピンちゃんは故郷を後にして、それなりに紆余曲折があって、あまり参加できなかったけど、それでもたまに帰省してIさんにあえるのが楽しみでした。

      ピンちゃんがIさんを好きだったことは、クラス中が知ってたみたいです。ピンちゃんは隠していたつもりでしたけど。たぶん、Iさんも気付いていたと思います。あの頃の勇気のなさが(今でも同じだけど)悔やまれます。

      故人に対する一番のはなむけは、時々でもいいから、その故人のことを思い出して偲ぶことだと聞いたことがあります。だから、今日はIさんのことを思い出しています。ピンちゃんが初めて京都と東京に行った修学旅行のことでも思い出したいと思ってます。

      天国があるなら、きっと天国にいるはずのIさんの魂が安らかならんことを祈ります。できるなら、ピンちゃんのことをみまもっていてほしいです。
      | 日記 | 03:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
      過酸化マンガン水のみる夢
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        福岡は残暑が厳しくて体調悪くて日記もサボリがちな今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょう。

        午後10時。原田宗典著「おまえは世界の王様か!」購入。読了。これは原田氏が20歳の大学生だった頃、カードに綴った読書感想文にコメントをつけたものです。もっときちんと説明したいけど、まともな文章を書く気力なし。すまんこってす。

        上の文章を書いて、サルサルにうぷしてから気付いたのですが、No.2スペシャルだったのですね。気付きませんでした。

        今日もめまいを感じつつ仕事へ。ほんと、時々倒れるかと思いました。昨晩飲んだのが効いたみたいです。だったら飲むなと言われそうですが…

        潜水で25メートル泳げる人は結構いるでしょう。すごい人は50でもいけそう。でも、息を止めていられる時間には限界があります。

        ピンちゃんがお酒を飲まないで生きていられる期間ににも限界があります。日記をつける習慣がなかったピンちゃん、昔の事はいまいちわかりませんが、ここ10年で最長禁酒期間は、失業中の20日間です。これだけでも驚異的です。さすがに返すあてがないツケは極力避けたかったので、記録を更新できましたが。他は、2度ほど(どちらも1週間)入院した事があって、その時も、さすがに飲みませんでした。こう見えても、意外とルールは守るのです。そのルールの基準がすこし他の人と違う事があるようですけど(笑)。

        冒頭に書いた原田氏の本、とても面白かったです。一時期、椎名誠文体でエッセイを量産して、しかも、かなり売れていたらしかったけど、ピンちゃんあまり感心はしていませんでした。あからさまに椎名氏の文体の真似でしたし。原田氏は、エッセイより小説が面白いと思います。一時期鬱になられて――という噂を小耳にはさんで、心配してたのですが、少しは復帰されたのでしょうか? そうなら喜ばしい事です。氏が二十歳の頃読みまくっていたらしい小説の(上では感想文と書いたけど)批評はそうとう鋭いです。現在36歳のピンちゃんなんかより(当然ですが)、批評家としての才能も豊富に持ちあわせているみたい。原田氏が北杜夫さんを好きらしい事もわかりました。ピンちゃんも北杜夫氏が大好きなので、それも嬉しかったです。なんだか「らしいらしい」と書いてますが、まだ頭に靄がかかった状態なので許してたもれ。随所で共感できる若き日の原田氏の文学観に乾杯!

        所持金:めちゃ減ってきました
        | 日記 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
        深夜超鈍行
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          今汗がダラダラでてます。シャワー浴びたばかり。また、後ほど。

          え〜と、すでに29日ですけど補足など…

          8月27日
          27日夜、ほんとは午後7時から家庭教師の日だったのですが、仕事中(27日午後2時頃)にIちゃんの母君から携帯に連絡アリ。Iちゃん用事ができて今日の家庭教師はお休み。理由は不明ですが、家庭教師代は毎回手渡しなので、すこし痛い。

          で、体調も悪くて、まっすぐ帰ればいいものを、ピアノラウンジT。ほんとに体調悪くて女の子とお話する気力もなし。しかも、居酒屋、運送屋さん、ラーメン屋さん、で働いていた5ヶ月間は1度も行ってなかったのでほとんど知らないバイトの女の子ばかりですこしつまらないです。ピンちゃん、じつはかなり人見知りなのです(じつは、というかバレバレ?)。

          バーボンソーダを適当に飲んだ後、ショットバーL。この店は朝方までやっているので普段は最後にいく店なのですが、いろいろ悩んだ挙句いつもと違う行動をとる。

          まだ、具合悪いし。ということで、バーボンロック2杯。ここで帰ればいいものを、さらにスナックS。最近、店の女の子の制服がセクシーに替わって、お客さん変な方へ暴走。その先頭がピンちゃん(笑)。女の子の胸元覗き込むし。スケベ中年が板についてきた今日この頃です。

          お客さんのパチプロOさん、途中で酔ったらしくてやや店の雰囲気が変になったので、ピンちゃん退散。

          部屋に帰ってきてからシャワーを浴びて冒頭の文章に戻ります。

          所持金:?
          | 日記 | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ちょっとピンボケ
          0
            気力なし。
            | 日記 | 22:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
            生きることについて
            0
              昼頃起床。またもや薄暗いスナック(笑)。だるい体を引きずるように近くのそば屋で天ザル750円。

              部屋に帰る前にスーパーによって食料・アルコールなど購入。更にビデオ屋さんで「みんなーやってるか!」「愛の嵐」「チンピラ〜TWO PUNKS〜」。前2作鑑賞(註:チンピラのリンクは、ピンちゃんが観た映画かどうか不明)。「みんな~やってるか!」は予想通りつまらない。でもやはりたけしテイストのつまらなさ。不思議なもので駄作でもたけし映画はたけし映画なのでした。「愛の嵐」はかなりエッチな内容。原題は「THE NIGHT PORTER」。ナチス時代の看守?とユダヤ人少女の話。

              当然の如くその少女は看守に陵辱されたのですが、二人の間には特殊な環境下で特殊な心の交流もあったのです。時は流れて、いまは有名指揮者の妻となったその女性が、たまたま夫の演奏旅行先で泊まったホテルには、その看守がフロントで働いていて……。

              これ以上は控えますが、なんだか生きていくのが辛くなるような内容でした。映画は約20年前のもので、ピンちゃん粗筋は知っていました。正直に書くと、20年前に観て、そしていまいち内容が理解できず、その後、その内容をすっかり忘れたのなら良かったです。実際は、今回初めて観て、そして、今とてもつらい気持ちです。

              色々な解釈があると思いますが、ピンちゃんはもっとも陳腐な見方がいいと思っています。戦争中という不幸な出会いではあったけど、ふたりは本気で愛し合ったのです。だから一緒に死ねれば本望だったのです。

              今から「チンピラ」観ます。

              所持金:数万円ナリ
              | 日記 | 20:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
              鬼が来た
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                またもや間が開いてしまってすいませんけどここ数日ピンちゃんいまいち体調がよろしくないのですが皆様如何お過ごしでしょう。

                午前1時40分。伊集院静著「水のうつわ」再読。

                「男の人はどうして酒場へ行くの?」
                友人の女性から聞かれた事があった。なんと答えていいものやら……、と思った。
                「だって家で飲めば、お酒だって安くのめるでしょう」
                それはそうなのだが……。
                「酔いたいからお酒を飲むわけでしょう」
                それもそうなのだが……。
                「なら、どこで飲んでも同じじゃない」
                その女性は少し怒ったように頬をふくらませて言った。たぶん恋人か、好きな人が酒場へ行くのだろう。
                ――男はどうして酒場へ行くのか。

                神楽坂と題されたエッセイの一部に上のような文章があった。たしかに面と向かって聞かれたら、困るよなぁ。

                この女性が不満に思う気持ちも分からなくはないけど、それでも酒場へ行く男の気持ちもわかってほしい気がする。このへんに男と女のあいだに横たわる海より深い溝を感じるのはピンちゃんが大酒のみだからでしょうか? 女性の意見が聞きたいです。

                あと、このエッセイのなかの「日日是二日酔」が絶品です。ピンちゃんが激しい二日酔になった時の様子が、その時の精神的な状態も含めて、全て書かれています。多少、ピンちゃんが身につけた方法と違うところはあるけれど、その違いは些細な事です。人間失格くらいの二日酔から、人間に復帰して、また飲み始めるまでが(笑)、全てかかれています。ほんと、毎回後悔しているのに繰り返してしまいます。

                所持金:ちょっと待つナリ
                | 日記 | 01:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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