ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
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抗がん剤治療:5コース1週目 介護サービス利用の巻
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    午前8時30分起床。曇り。湿度77%

    ここのところいつもだけど、身体が重い。起き上がるのがやや苦痛である。徐々に副作用が強くなってきているのかもしれない。

    次回の通院の時間に関しては、毎回抗がん剤を点滴してるときにいつも同じ看護師さんが教えに来てくれる。無口というほどではないけど口数は多くなく、太目で顔もあまり美人とは言えない。けれども、かもしだす雰囲気に何やら独特のものがあり、どんな人なのかなと気になっている。

    ・・・

    正午数分前に約束通り訪問介護のひとがドアのチャイムを鳴らした。前回ケアマネと一緒に来た男性である。ドア横に会社名がプリントされた車かなと思っていたらただの自家用車みたいのできた。どうやら会社で購入したばかりらしく、もうすぐ横にシールを貼るとか言っていた。

    なぜそんなことが気になるのかといえば、できれば目立たない車で来てほしかったからである。癌は伝染病ではないし、別に知られてもいいようなものだけど、急に仕事に行かなくなり1日中部屋にこもっているピンちゃんの事を、ご近所の人はどう思っているのかなと気にしているのである。

    外見が外見だし、気味悪く思われていたら嫌だなあ。コンビニの買い物以外まったく外出しなくなってしまったピンちゃんであるが、ひょっとするとこういう気持ちが関係しているのかもしれない。

    などと思いつつ、やはり車で病院の正門まで送ってもらえると楽である。金額で言えば、電車とバスを乗り継ぐのに比べて2倍くらいかかる。数日前から日時を予約しておかないといけないので面倒だしお金も余計にかかるけれども、雨の日や体調の悪い日、冬になってからの雪などを思えば、やはり介護認定してもらってよかったと思う。

    これも東京のおやじさんのアドバイスのおかげです。ありがとうございました。

    ・・・

    病院ではまず採血し分析。その後、診察室に呼ばれて北大若先生の簡単な問診。ピンちゃんが最近の体調について申告すると若先生はパソコンにそのままメモしている。それはいいけれど、それ以上若先生からの質問はないし、いつもそれで終わってしまう。最初のうちはあちらからいろいろ質問してくれたものだけど。

    ある程度病状が落ち着いたからだとは思うけど、あまりに受け身すぎるように感じてピンちゃんはやや不満である。なので、珍しくこちらから質問してみた。

    「あの、今日で5コース1週目ですけど、このまま抗がん剤治療は続くのでしょうか」
    「ん? ああ、治療の効果が弱くなればやめるか、別の治療を考えます」
    「そうですか、わかりました」

    ピンちゃんもそのうち抗がん剤が効かなくなっていくという若先生の説明はそうなんだろうなと思っている。何が不満かといえば、病状の現状判断についてである。ピンちゃんは1日でも長く自宅療養を続けたい。だから、最近身体がだるいことが多いのは、近く自宅療養ができなくなるサインではないかと気にしてるのである。若先生にもそのことを真剣に考えて欲しいのだ。

    にもかかわらず、若先生はピンちゃんの報告をメモするだけ。ピンちゃんが抗がん剤治療はもういやだと言い出せばあっさりやめる気満々である。ピンちゃんにはそう見える。ピンちゃんがここ2、3回、やや体がだるいと報告すると抗がん剤治療はやめたければやめてもいいよ、というニュアンスの態度を見せる。

    患者の希望を尊重すると言えば聞こえはいいが、1日でも長く普通の生活を続けるためにはどうすればいいのか積極的にアドバイスしようなどいう考えは微塵もなさそうである。

    ・・・

    朝食
    エネーボ
    ごはん+鮭フレーク
    即席みそ汁

    昼食
    ミルクコーヒー

    夕食
    エネーボ
    ミルクコーヒー
    苺ヨーグルト

    ・・・

    体重46.0 体温36.0 血圧90-60

    09:30 ボルタレン錠25mg カロナール細粒50% 酸化マグネシウム0.67g
    09:30 タケキャブ錠20mg
    19:30 ボルタレン錠25mg カロナール細粒50% 酸化マグネシウム0.67g
    20:30 MTパッチ貼り替え

    あら、うっかり昼の薬を飲み忘れてしまった。最近はこの手のポカが多い。ところで、ポカって日本語なのかしら。

    ・・・

    抗がん剤治療費:¥44400
    薬代:¥12660 ← エネーボ代含む

    〆て、57060円の出費也。薬代が2週間分なので高い。

    ・・・
    〇「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」にと?う立ち向かうべきなのか
    http://blog.tinect.jp/?p=42020

    かなり広範な分野で参考になりそうな体験と分析なのでご紹介したくなりました。文章も上手いし。ピンちゃんは文章が上手い人はとりあえず尊敬してしまうので。

    〇“蚊”に刺されやすいの、誰だ!?
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170803/k10011086201000.html

    そういえば、今年の夏はまだ蚊に刺されていないような気がするぞ。1日中部屋にいるから、日中は窓を開けるようにしてるのだけど、蚊は紛れ込んできていない。蠅は多少いて、妙に顔の周りに寄ってくるので閉口していました。

    上の記事には蚊に刺されやすいと言われてる俗説を検証してます。ピンちゃんはツイッターで見かけたのだけど、シャブ中は蚊に刺されないという話があるようです。ひょっとして、医療用麻薬を利用してるピンちゃんが蚊に刺されない理由はそれなのか?

    〇“アベノミクスは正しかった” GDP年率2.2%増、海外メディアが安倍首相の手腕を再評価
    http://newsphere.jp/economy/20170520-1/

    首相の手腕で最も重要な指標が経済であることは論を待たない。ところが、ピンちゃんは経済無能なので、経済について独自の論というものを持たない。というか、持てない。従って、誰が言ってることが正しいのかなと他人の説を読み比べたりするのだけど、さっぱりわからない。人によって180度いうことが違ったりする。

    経済はイデオロギーほど主観が入りやすい分野ではないはずなのに、それでも180度違う意見がまかり通るのは、やはり経済には変数が多すぎて複雑だからなのだろう。今のところピンちゃんはアベノミクスが大失敗だとは思っていない。まあまあ、頑張っているように見えるのだけど、実際はどうなのか。

    一つだけ付け加えたいのは、これは安倍政権に限らず一般論だけど、長期政権というのは経済に限らず、多くの分野でデメリットよりメリットのほうが多いと思う。

    〇「癌は細胞の先祖返り」新説は癌治療の常識を変えるか
    http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8106.php

    医学生物学サイドの研究者からすれば荒唐無稽な説に見えるだろうな。ピンちゃんは、こういうアプローチもありだろうなと思う。研究なんて、千に一つ、万に一つまぐれ当たりすればめっけものなのだし、何より話としても面白い。スケールが大きいのがよい。

    〇小川哲生教授インタビュー
    http://home.sato-gallery.com/JST/interview/Ogawa080812.pdf

    小川先生というのはピンちゃんと研究分野が近くて、上の文書に出てくるような内容は非常に懐かしい。ああ、なぜあの頃もっと頑張れなかったのだろうか。今更しょうがないけど、後悔の念がどこからともなく蘇ってくる。
    | 日記 | 00:00 | comments(5) | trackbacks(0) |
    コメント
    アドバイスがほしいのなら、アドバイスをくれと言えばよいでしょう。
    | 読者 | 2017/08/04 2:09 PM |
    読者さんへ
    前に一度、この嚥下障害はどうにかならないものかと思い、思い切ってリンパ節を外科的に切除することはできないのかと質問したことがあります。その時若先生は、そんなことすると死んじゃうよ、それでもいいなら外科の先生を紹介すると言いました。私としては嚥下障害がなくなればどんなにいいだろうと思い質問してみたのだけど、どうした訳かとんでもない答えが返ってきた。

    で、なぜそんなとんでもない答え方をしたのか考えましたが、たまたま若先生の虫の居所が悪かったのか、自分の治療方針にケチをつけられたと思い、つい脊髄反射的に口がすべってしまったのかもしれません。他人の心の中の事ですから、本当のところは分かりません。

    そもそも、あの発言自体、そんなにまずいことを言ったとは自覚していないかもしれませんし。ですが、近くにいた看護師さんも含め診察室の中の雰囲気はすごい気まずいものになりました。

    で、ブログに書いてあることにしても、全てをあらんかぎり詳細に書いてる訳ではなく、長くなり過ぎないようにあちこち省略したりもします。なので、状況が分からない人がブログだけ読めば、そんなことブログに書くくらいなら

    「アドバイスをくれと言えばよいでしょう」

    と思うかもしれませんが、私としては、どんな答が返ってくるのか分かりませんし、ひょっとすると来週あたりぽろりと何かアドバイスしてくれるかもしれません。

    つい最近の事ですが、こちらから催促した訳でもないのに、いきなり腫瘍マーカーの数値をパソコン画面に映し出して説明してくれたみたいなこともありましたからね。

    というようなことで、どうしたものかなあと思いながら様子を見ているところです。

    まあ、私はもともと引っ込み事案な性格で、ずばずば面と向かって何かをいうほうではないので、読んでいていらいらするかもしれませんが、私もそれなりに心の中で迷ったりはしているのです。
    | ピンちゃん | 2017/08/04 4:53 PM |
    若先生が何歳かしらないけど
    そういうサラリーマン医師はいますよね。
    経験不足か、未熟な医師にあたってしまったのは
    運命でしょうか。
    | はる | 2017/08/04 7:24 PM |
    こんばんは、東京のおやじです。私の大した事無い書き込みに感謝して頂いて恐縮です。がん患者はステージに応じて年齢に関係無く介護保険が使えると、告知の時にソーシャルワーカーも同席して説明するべきだと思っています。通院が精神的にも楽になって本当に良かった。日常生活の困り事はまずケアマネに相談してみて下さい。






    | 東京のおやじ | 2017/08/04 9:58 PM |
    ピンちゃんはあやまらなくていい。
    あやまるようなことはしていない。
    ピンちゃんのブログにけちをつけた、いちゃもんをつけた奴などを、
    相手にすることはない。
    ブログのコメント欄に、突然現れる批判者・非難者はつきものです。
    たいがいは、ちょっと読んだだけで、文句をぶつけてくる人。
    ブログの流れがわかってないから、言ってることがとんちんかん。
    匿名だからと言って、いきなり悪口を言うわがままぶりに僻事する。
    社会人としてあほだろ。
    | カルロス | 2017/08/04 11:15 PM |
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