ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
納豆卵ご飯にみそ汁でいいのだ
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    午前6時10分起床。はれ。

    よし、今日も1日がんばるぞ。朝っぱらから元気いっぱいのピンちゃん。ここ何日か一滴もアルコールを飲んでないので、寝坊する気遣いが無い。しかも目覚めも爽やか。所持金は102円のままだけど、備蓄食料はそこそこあるから、給料日までは食いつなげるし、なんとかなるでしょう。

    問題はタバコ代なんだけど、これには秘策があるし。うっしっしっ。

    ・・・

    ○北極海の氷が観測史上最小に、WWFが各国政府に対策求める
    http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809160036.html

    この問題、全く気ならないわけじゃないけど、いまひとつ実感が無いですね。恐らく、世の中にありとあらゆる情報が氾濫していて、ピンちゃんの処理能力を完全に超えているからなんでしょう。科学的な問題に対する興味が8割くらいだった昔なら、もう少し情報を集めてじっくり考えていたのかもしれないけど、今や情報の洪水に飲み込まれているみたい。

    ○主婦の食スタイル 内食率は平日が9割、休日は8割
    http://news.ameba.jp/domestic/2008/09/17461.html

    平均するとピンちゃんの自炊率が上くらい。外食はほとんどしない。というか、できない。温暖化の問題より、よほど興味があったりして(笑)。

    ○無罪の産科医が勤務再開へ 10月中旬から民間病院で
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080916/trl0809162140013-n1.htm

    ふ〜む。この産婦人科医って、ピンちゃんと同年代だったのか。亡くなった方には申し訳ないけど、ピンちゃんはこのお医者さんのほうに同情的でした。

    ○<タイ邦人殺害>一宮出身の男逮捕 預金1千万円窃盗容疑
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000043-mai-soci

    ネットでも一部で大騒ぎでしたが、遂に逮捕されましたか。ネット情報によると、タイに身柄を移送されてタイの刑務所に入るのが最悪らしいけど、どうなるのでしょう。

    ○女子中学生にわいせつ北陸銀行支店長逮捕
    http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080916-409318.html

    どうでもよいことだけど、この支店長は5千円払ったんでしょうか? 記事を読む限り、約束したけど払っていないような。

    ○教授に暴行、京大助手停職10日
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080916/crm0809162220033-n1.htm

    悲しい事件ですね。助手ってことは、昔でいう技官でしょうか? 現在の不景気を考えれば、給料は悪くないと思うのだけど、ストレスが溜まっていたんでしょうね。学生に吐いたとされる暴言の中身にはちょっと興味があるけど。

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    月光に微笑む女
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      とあるブログにコメントして、何の気なしにタイトルを「船を出すのなら9月」と書いたところ、

      船を出すなら9月って、中島みゆきの歌なんですね。
      ちょっと調べたんですけど、難解ですね。
      どんな意味なんでしょ?

      唐突に質問されてしまったのだけど、改めて考えてみるとどんな意味なのかなんて、ピンちゃんだって判らない。そこで、ピンちゃんも一から考えてみることにしました。

      まず、彼女が上で「難解」といっている歌詞をご紹介しましょう。

      船を出すのなら九月 誰も見ていない星の九月
      人を捨てるなら九月 人は皆 冬の仕度で夢中だ

      あなたがいなくても 愛は愛は愛は
      愛は まるで星のようにある

      船を出すのなら九月 誰も皆 海を見飽きた頃の九月


      夢をとばすなら九月 たくさんの愛がやせる九月
      海へ逃げるなら九月 知らぬまに夜が誘いをのばしてる

      あなたがいなくても 愛は愛は愛は
      愛は どうせ砂のようにある

      人を捨てるなら九月 誰も皆 冬を見ている夜の九月
      船を出すのなら九月 誰も皆 海を見飽きた頃の九月

      ・・・

      みゆき様の歌には結構「海」が出てくるのだけど、当然のことながら暗く寂しい海が多い。寂しいというより怖いというほうが適切かもしれない。例えば「海よ」「海鳴り」「船を出すのなら9月」「砂の船」「強い風はいつも」などがある。

      みゆき様がイメージしている海について、ヒントになりそうなことをみゆき様自身がコメントしているのでご紹介しましょう。

      「ふるさとなんてどこにもない。でも、五つの時から十一まで住んだ岩内の”赤灯台”とそこから見た日本海の荒波は強烈に覚えているワ」

      岩内というのは、北海道の積丹半島の付け根にある小さな町です。ピンちゃんも小さい頃行ったことがあるけど、海岸線は文字通り岩が多く、ゴツゴツしていて、荒波が岩に砕け散る印象があります。

      さて、以上のような予備知識を持ってから、もう一度上の歌詞を読み直すと──予備知識があまり役に立たないことが判ります(笑)。

      ・・・

      下宿のジェニーちゃんピンちゃんが上の歌詞から受けたイメージは「失恋」「死」です。

      波一つ無い秋の日本海。誰も見ていない海へ漕ぎ出すのは誰なのだろう。恋に破れ死を選ぶ女性だろうか。もちろんそうに違いない。月明かりが彼女の横顔を照らしている。彼女は妖しく微笑んでいる。その視線の先に仄かに浮かぶ人影は身じろぎもしない。人影は船に静かに横たわっている。

      9月の海へ漕ぎ出す女は、いったい何を捨てに行くのだろう……




      ・・・

      みゆき様の歌詞は、メロディーにのせて歌うことを前提にして書かれているので、やはり正確なところは、実際に歌を聴いて自分で判断するしかないのではないか、という平凡な結論に至るのだけど、ピンちゃんが勝手に想像した解釈でもいいのなら、とても怖い歌詞なんじゃないかなあ、と。おー、テリブルテリブル。

      youtubeで探してみたのだけど、残念ながら「船を出すのなら9月」はなかったです。その代りといってはなんですが、雰囲気の似た曲「砂の船」はありました。実際に歌うみゆき様をあまり見たことのないひとはどうぞ。

      ○中島みゆき - 砂の舟


      註:このエントリーの前半は『魔女伝説 中島みゆき』を参考にしています。後半の解釈はピンちゃんの思い付きです(笑)。あと、月光に照らされ妖しく微笑んでいる絵は、赤蝮銀次郎氏の作です。モデルは下宿のジェニーちゃんの由。

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