ピンちゃんの赤貧日記

明日は明日の風が吹く
広告が・・・
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    ピンの兄です。

    いつの間にか広告が入ることに気がつきました。
    ピンも嫌っていたようですが、確かに見る側にとってはとっても煩わしいですね。

    私もなんとはなしに読んだりしていますので、当面このままにして置こうと思っております。
    更新も必要な文言がありましたので、本文でのご案内とさせていただきます。
    | 雑文 | 00:30 | comments(20) | trackbacks(0) |
    【年頭の辞】今年こそ本気だす!
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      平成三十年一月一日というこの好き日を迎え、今年一年を如何に過ごすかなどについて覚書き程度の事ではあるが記しておきたい。

      というのも、みなさまご存知の通り昨年三月に末期の膵臓癌であることが発覚し、あとどれくらいの余命があるか不確かな状況である。幸い抗がん剤が体質に合っていたらしくかなりの効果が認められ現在の経過は良好である。

      一度はあきらめかけた命が予想外の長さになる可能性も出てきて、余生は物理の勉強をしながら過ごすことを決心した。

      ・・・

      思い起こせば1986年に理学部物理学科に入学し、紆余曲折はあったものの1995年に博士(理学)の学位をえることができた。それまでの低空飛行を想えば望外の幸福と言ってよい。そこから6年間ほど大学の助手として物理の研究教育に携われたことに至ってはほとんど奇跡に近い幸運であった。

      ただし、そこからがいけなかった。せっかく手にしたアカデミックポストをほとんど自分から捨てるようにして大学を離れ、福岡から生まれ故郷の北海道へ逃げるように舞い戻った。一度は環境系のベンチャー企業立ち上げに参加し再起を図ったものの、やはり実社会での会社勤めに馴染むことはできなかった。

      いつまでも年老いた母の厄介になっているわけにもいかず、なりふり構わず探した結果、むかし半年ほど経験があった警備員の職にありつくことができた。このときすでに40歳一歩手前の平成17年、秋も深まる頃だったと記憶している。もう後のなかった私は警備員という仕事に慣れるために必死で、楽しみは酒と映画と小説という生活を始めたのだった。

      世間的には底辺仕事の警備員であるが、やればそれなりの面白さもあり、あれよあれよという間に11年が過ぎていった。デスクワークよりは体を動かす仕事の方が性に合っていたのだろう。

      そして平成28年の2月、体に変調を感じたわたしは病院にいき、そこで慢性膵炎であることが発覚。2週間ほど入院したのち自宅療養しながら体力回復を図り、なんとか仕事にも復帰することができた。いままで触れないできたが、私は高校を卒業した18歳の頃からかなりの大酒のみで、ほぼ30年間途切れることなく鯨飲を続けてきた。従って慢性膵炎の原因は多量飲酒であったと思われる。

      自分でも驚くべきことに、30年も飲み続けてきた酒をぴたりとやめ、膵臓に負担をかけないよう脂質控え目な食生活を心がけ、月に1度病院に通い血液検査するという生活を1年ほど続けた。慢性膵炎はすい臓がんの危険因子であるから、内心かなり警戒していたのである。その一方で、毎月血液検査しているのだから主治医の先生にまかせておけばまずは大丈夫だろうと他人任せの面もあった。

      そして慢性膵炎から1年後、喉の異変に気づいたのである。正確には思い出せないが、平成28年の12月にはすでに兆候があったように思う。人生というものは偶然に左右される面が大きいと思うのだが、喉の調子が悪くなりはじめたころ諸処の事情が重なり警備員の仕事がきつくなり、体力的にも精神的にもハードな日々が続いた。

      幸い月に一度、通院のための休みだけは欠かさず取ることにしていた。そこで主治医のS田先生に食べ物が喉につかえると訴えたが最初のうちはあまり大事だとは判断してもらえなかった。毎月の血液検査の結果に異状はなかったのだ。私も癌だとは夢にも思っていなかったから、それ以上しつこく言うことはなかった。

      年が明け2017年。1月2月と徐々に症状は強く自覚的なものになっていった。思えばこの時にはすでに肝臓にもリンパ節にも転移していたのであろう。そして3月、CTスキャンの画像にて既に手遅れの状態で膵体部癌、多発性肝転移及び噴門部リンパ節転移が明らかになったのである。

      ・・・

      改めて文字にして書きおこすと、なぜあのときもっと注意深くなれなかったのかと後悔してしまうが、根拠なく自分は大丈夫だと心の底では思っていた。これについては今更なにをいってもはじまらない。問題はこれからのことである。

      これからといってもそれほど長い時間が残されているとは思えないので、何かしら自分で納得できることをと考えた結果が物理学への再チャレンジなのである。20代後半で理学博士の学位を取ったのだから一応のレベルには達したはずであるが、三流物理学者の末席にもぐり込んだところであえなく自滅してしまったので、研究業績と呼べるようなものは何もない。

      やや唐突ではあるが、今後の1年乃至2年ほどで何かしらの成果が残せればいいなと夢想しだした。勿論もっと短い場合も長い場合もあり得るが、それは誰にも分からないことだから今年1年をめどに考えることにする。物理と言っても範囲は広いからある程度狙いは絞らねばならない。ならば、やはり学位を取った時と同じく物性理論方面を考えるのが自然だろう。

      具体的なことに関してはこれからおいおい考えるとして、

      今年こそ本気を出すことをここに宣言する。


      平成三十年一月一日

      ピンちゃん

      | 雑文 | 00:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
      【祝】赤貧日記17周年突入!
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        さて、「ピンちゃんの赤貧日記」をさるさる日記上で始めたのが忘れもしない2001年9月22日(土)。時間は早朝の6時9分と記録されております。朝まで起きていて、発作的にテキストエディタで文章を書きあげアップしたんじゃなかったかしら。今ひとつその辺のことは憶えていない。

        はっきりと憶えているのは↓のエントリが一番最初に書いたもので、「ピンちゃんの赤貧日記 がオープンしました」というのは、さるさる日記側が勝手に用意してある定型文で、最初のエントリを更新すると自動的に挿入されるようになっていた。従って、ピンちゃんがほんとに最初に書いたのは下の文章なのである。
        http://sekihin.jugem.jp/?eid=8
        皆様始めまして恥ずかしいけど赤裸々に赤裸々に

        どのようなシステムかもよく分からないままに登録してしまいましたピンちゃんです。実は世の中のトレンドよろしく平成13年の9月いっぱいで目出度くリストラされることになり、もともと出不精な上これといった趣味も無い私いったいどのように生きていけばいいのかお先真っ暗な今日この頃です。そこで閃きました。暇つぶしに、もとい、生きていく糧を見つけるために日記を書いて皆様に公開しよう!なんと前向きな、なんとけなげな決意。われながら視界が曇ってディスプレイがよく見えなくなったのでございます。

        もとより文章修行などしたこともなく、素人の落書きに付き合わされる方々には多大な迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、しかししかし他にすることもない私皆様に喜んでいただけるよう無い頭絞ってがんばるつもりでございます。何とぞ何とぞお付き合いの程宜しく御願い申し立て祀ります。

        さて、タイトルを「ピンちゃんの赤貧日記」といたしましたのは、他でもないピンちゃんこと私がほんとうに嘘偽りなく赤貧洗うが如し状態にあるからです。現在のの所持金1606円です。昨日までは160円くらいしかなかったんですが、ヘビースモーカーな私めは、食事はしなくともタバコだけは切らせられないという体質ゆえ、BOOKOFFになけなしのコミック40冊ほど持ってゆき2000円ほどの不労所得を手にいたしました。で、一箱150円のエコー数箱に変えて25日の給料日を待っているしだいでございます。といいましても先にもふれたとおり今月いっぱいでリストラ無職ヒッキーな私めでございますから、給料なるものを頂けるのも今月が最後でございます。この先どうなるかはわかりませんが命ある限り(笑)この日記は続けていくつもりです。ではみなさんまた明日お会いしましょう。

        さよならさよならさよなら。

        所持金:1606円ナリ

        上の文章を投稿してから昨日で丸16年、今日から17年目に突入ということになります。35才だったピンちゃんも51才になったのだなと過ぎ去りし歳月が走馬灯のように脳裏を巡ってしまう今日この頃なのです。

        平凡ではあるけれど、16年間という月日は長いようであっという間でもあったのだけど、ちょっとだけどういう経緯で赤貧日記をはじめたのか改めて書いておきましょう。

        赤貧日記のはじめのほうを読めばある程度書いてあるけど、ちょうどこの頃は福岡にある某私立大学に勤めていて、ピンちゃんはとても鬱屈していた。28歳で物理学の博士号を取り29歳で某地方国立大学の助手にもぐり込めたから、実はかなり運がいい方で、前途は洋々としているはずだった。

        それが数年経ちすっかりと自信を失っていた。今考えれば単なる怠け者で、もっとやる気を出せば辞める必要なんて全然なかったのだけど、すっかり神経衰弱になっていたピンちゃんは、人も羨むアカデミックポストを簡単に投げ出してしまったのである。大学内もごたごたしていたし、ちょうどいいや、後の事は何とかなるだろうと気軽に考えていたのだ。

        2001年といえばバブルなんてとっくの昔に終わっていて、残り香すら消え失せていた時期である。それどころかバブル崩壊の後遺症が慢性化し、例え博士号を持っていようとも再就職は非常に厳しい時代だった。むしろ、博士号が足かせになったと言えるかもしれない。

        身分相応に中小の予備校でも探せばなにかあったかもしれないけれど、ピンちゃんは人にものを教えるのが嫌いだったのだ。それに、大学受験のための物理を教えるのは研究とはまた別の難しさもある。他人にものを教えるということそのものがとても僭越に思えたし、他人の人生に対して数パーセントでも責任を負うのが嫌だったのである。

        なので、どちらかといえば底辺の肉体労働のような仕事を探すことになり、いろいろあって北海道に逃げ帰り、、、

        まあ、2001年9月以降の事は赤貧日記に書いてある通りなので、興味のある方は最初から読んでいただくことにしよう。

        ・・・

        そんなこんなで16年経ってしまったけれど、一番強く心に残っていることは何だろうか。やはり一番は膵臓癌になったことなのは明らかだけど、それ以外で何かなかったかな。

        ──そう考えてみると、警備員の職を見つけて働き始めた頃の事が思い出される。実は筑波のKEKで学位を取ったあと半年くらい駐車場の警備員のアルバイトをしたことがあり、そのうすぼんやりした記憶から自分でもやれるかもしれないと申し込んでみたらあれよあれよという間に警備員の仕事が始まったのだった。

        始めた当初は右も左もわからないし、ピンちゃんは物覚えが悪い方だし、会社は信じられないくらい忙しい時期だから何しろ大変だった。忙しくてみなさん気が立ってるし、中には嫌な野郎もいて、いよいよ我慢しきれなかったらあいつを殴り倒してからやめてやろうなどと思いながらも、ピンちゃんも生きるために頑張って働いていたのだ。お酒はを飲んで寝坊しまくりだったけど。

        そうこうしてる間に警備員生活が10年も続き、会社の中では10年選手の中堅としてそれなりにでかい顔をするようになり、ようやく借金自転車操業生活から懐に余裕ができてきたと喜んでいるやさきに末期がんであることが発覚してしまったのだった。

        ふーむ、16年間のことを短くまとめようと思っても無理があるし、興味がある人はやはり赤貧日記を古い方から読んでもらうしかないのだろう。そういうわけで、とりあえず元気な間はつづきますので、これからも赤貧日記の事を宜しくお願いします。

        そんじゃーね
        | 雑文 | 00:00 | comments(5) | trackbacks(0) |
        退院&帰宅
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          ママンと兄貴が思ったより早く迎えに来てくれたので、8時半に無事退院。

          アパートに直行してそのまま三人で部屋の大掃除や買い物などで大わらわ。兄貴は娘さんが東京から戻ってくるということで昼過ぎに新千歳空港へ。ピンちゃんがママンを実家まで送り届け、所用を済ませ午後3時に帰宅したところです。

          今日の赤貧日記はいつもどおり1日遅れで明日更新する予定です。

          まずは無事の退院&帰宅のお知らせまで。
          | 雑文 | 00:00 | comments(7) | trackbacks(0) |
          【おしらせ】
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            明日の朝から北大病院に検査入院することになりました。何日くらいの入院になるのかわかりません。赤貧日記は携帯から更新できると思いますが、詳細は後程。ちなみに元気ですので心配ご無用です。

            時間がないので取り急ぎお知らせまで。

            ピンちゃん
            | 雑文 | 00:00 | comments(1) | trackbacks(0) |
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